この写真を白黒にすると、昭和2、30年代の雰囲気になりそうです。看板の広告も現在の情報に基づいて掲載されていますが、レトロっぽい。
再び改札に入って・・・
給水中の機関車前を横切って・・・
ホームへ。しばらくしたら、再び蒸気機関車がバックで接近し、連結。
日本国有鉄道の銘板が付いています。今の趣味の原点は、これです。子どもの頃から山口県のなにもない日本海側の長門二見駅から汽車通学。下関行きの汽車に乗ると、必ず右側は日本海のブルーライン。その眺めが爽快なので、いつも海側の座席。今も指定席を予約するときはいつも海側です。
子どもの頃はこの雰囲気の汽車に何度も通学していた頃が懐かしい。
昭和20年代に製造された客車。その頃の日本人は小柄なので、4人掛けボックスに4人が座ってもきつくはなかったらしいです。
床は木製で防腐剤のニス塗が施され、あの特有のある油のにおいがします。これこそが、国鉄のにおい。
後ろに行ってみました。先頭はSL蒸気機関車のC10 8だけど、後ろは電気機関車のE101がぶらさがっています。つまり、川根温泉笹間渡行きの原動力は石炭による蒸気だけど、帰りの金谷行きは電気です。
1949(昭和24)年、廣島縣の三菱重工三原工場で製造。計算してみたら、御年76の老兵です。
2月28日金曜日。本日の「あおがしま丸」は八重根漁港から条件付き出航が決定されました。なお、東京からの「たちばな丸」は、底土港発着です。底土港から八重根漁港までおよそ5キロ離れています。タクシーでおよそ10分くらいです。
こちらは、在来線の富士駅です。
東海道新幹線の「新富士駅」はおよそ2キロ離れています。旅客営業規則157条の選択乗車、(23)(24)項に富士駅と、新富士駅が同一駅と見なされています。東海道新幹線経由の乗車券で新富士駅に途中下車して、2キロ先の富士駅から再び乗り続けることはできます。2キロも離れているのに同一駅なんて、と不思議な気分ですが・・・他にも、
新横浜と横浜 (新幹線経由でも、在来線の横浜駅の自動改札機は通れました)
岐阜羽島と岐阜
新神戸と神戸 (新幹線経由の【神】神戸市内の乗車券で新神戸駅の有人通路で在来線に乗り継ぐと伝えれば回収されません)
東広島と西条
新岩国と岩国 などがあります。
今回は新幹線を使わずに、ひたすら各駅停車で上京。
真新しい315系が来たのか!?と思いましたが、315系は行き先表示はLED化されているはずだけど、こちらは昔ながらの回転方向幕が使われています。新しそうに見えても、平成の中期に製造されたものです。
前の駅は、「厄神」(まるで厄病神の駅)だけど、次は、「神野(かんの)」。
野原を開拓して、神社に寄進した土地に因み、地名となったそうです。それがそのまま駅名に。
次は、日岡駅です。隣の駅は、終点、加古川。
谷川駅から続いていた加古川線はここで終了します。
103系といっても、比較的新しい時期に製造されたので見た目は201系っぽいです。
国鉄時代、東京山手線も103系でした。国鉄時代末期に205系デビュー、2000年・・・今年は2025年なので、なんと25年前にE231系デビュー。2017(平成29)年に今の新しいE235系が出ると、E231系は引退してしまいました。103系が現役で活躍しているのは、今のところJR西日本とJR九州の筑肥線かな。
青ヶ島行き「あおがしま丸」の次回就航予定は、2月28日金曜日です。昨日(25日)は八重根発着、かなり時化ていたのか、八丈島に帰還した時刻は17時35分でした。
まもなく北細野駅です。
変哲のない駅名票です。
次は、信濃松川駅です。細野駅からは、「北安曇郡松川村」に入りました。なになに村は過疎地ゆえ、「みどりの窓口」はないだろうと思いましたが・・・。
この駅は「村」でも、みどりの窓口のある駅です!!
最近、JR東日本管内で都会の駅でさえ「みどりの窓口」がない駅が急増中だというのに、田舎の村に端末が置かれているなんて贅沢です。
うちの最寄り駅でも、指定席券売機だと発券にさまざまな制約が付くので、対面販売用の端末をよこせよな~。
「村」の駅らしく、ロッジ風の信濃松川駅舎。駅の中に、指定席予約装置の端末(OKI電気のME4)あり。
次は、安曇沓掛駅です。改札口はこちらです。駅名票の下にきっぷの回収ポストが置かれています。屋根もないので、「青空改札口」のようです。
次は、信濃常盤(しなのときわ)駅です。常磐(じょうばん)線も同じ漢字ですが、「ときわ」とも読めます。
こちらは信濃常盤駅舎。大糸線の歴史はとても古く、大正時代に開業されています。駅舎が新しくなっているのは、最近建て替えたのであろう。
次は、南大町駅です。信濃常盤駅からは長野県大町市に入りました。
2月25日火曜日。本日の代船「あおがしま丸」は条件付きで出航が決定されました。途中の海上状況が悪化すると引き返す可能性がありますとのことです。無事に入港できれば、10日ぶりになります。島民たちが送料無料のネット通販にポチッとした注文商品が山積みになっている可能性はありそうです。船が順調に動いていれば、ネットでポチッとすると最短で翌々日青ヶ島到着。欠航続きとなると、船が動く日にたまっていた分をどかっと搭載になりそうです。
わが家のジローさんふてニャンを見守ってくれる人がいなければ、家を空けるのはちょっと難しい。見守ってくれる人が在宅する間は、久しぶりに鉄分補充。
直前の予約なので、ためていたANAマイレージの無料航空券の枠を押さえるのは、ちょっとハードルが高い。
第1候補 JR九州と日田彦山線 BRTひこぼしライン
第2候補 冬でも暖かい沖縄本島
第3候補 JR北海道 根室から鉄路で東京へ
第4候補 JR四国としまなみ海道で本州へ
九州各地の空港どこでも、マイレージの枠は満員。那覇空港行きも、最終便は空席はありましたが、できるだけ早いうちに到着したい。これも満員。北海道各地も、満員。
JR四国は久しぶりなので、高松、松山、高知、徳島各空港の空席状況は・・・
この便しかないです。まるで、空きが出ていれば抑えるダーツの旅。
クレジットカードの会員特典により、無料ラウンジでコーヒーを飲みながらしばらく休憩。
北海道の紋別も調べましたが、マイレージの無料枠は満席で取れず。
地方空港行きなので、飛行機は沖止め。バスラウンジから出発です。
2月24日月曜日。本日就航予定の「あおがしま丸」は海上状況不良のため、欠航となりました。次回就航予定は、2月25日火曜日です。
2月23日。本日のあおがしま丸は臨時便を予定していましたが、海上状況不良のため、欠航となりました。次回就航予定は、2月24日(月)です。
2月21日(金) 海上状況不良のため、欠航
2月22日(土) 同じく海上状況不良のため、欠航
2月23日(日) 欠航が続いたため、臨時就航予定。東京発八丈島行きの「たちばな丸」は条件付き出航
給水中のC10 8。東海道本線や山陽本線の長距離特急列車の牽引機として活躍していたC62は大型なので、途中で何度も給水しなくて済むように給水タンクも大型。こちらは近郊用なので、C62に比べるとちょっと小さめです。
家山駅前の様子です。なんだか昭和にタイムスリップしたかような雰囲気。
家山駅は1929(昭和4)年建設。まわりの民家も昭和時代に建てられた佇まいです。
1929(昭和4)年建設時から現役の改札ラッチ。「この先有料」の注意書きに、機関車トーマス入線時は大変混雑しますので、撮影のための立ち入りはご遠慮ください。入場券の発売はいたしませんという注意書きです。始発から機関車トーマスにご乗車のうえ、構内で撮影を・・・。
改札口脇にあるものはきっぷ売り場。
SL指定席券用の端末が置かれていました。きっぷはすべて硬券のようです。家山から東京都区内ゆき 経由 金谷・東海道・静岡・新幹線の昔ながらの硬いきっぷで新幹線に乗れます。経由が新幹線と指定されていても、静岡から東京まで新幹線、在来線どちらも同じ線として営業キロ等の計算をする特例により、在来線経由でも乗れます。ただし、来年(2026)年からはJR東日本が運賃の値上げ、JR東海はしないことになっており、東京~熱海が新幹線経由と在来線経由で運賃の金額が異なることになるため、同一路線扱いを終了することになっています。
【山】東京山手線内 → 熱海 経由:東海道 のきっぷは、全区間JR東日本の路線ですが、在来線及び新幹線に乗車可能。
【山】東京山手線内 → 熱海 経由:新幹線 のきっぷは、在来線の電車には乗れません。もし、在来線に乗車した場合は通算加算方式により精算になります。
山陽新幹線の新下関から博多間は、新幹線経由と在来線経由、運賃が異なるJR西日本とJR九州の路線になっているため、新幹線経由で在来線に乗った場合は、通算加算方式で精算。在来線経由のきっぷで新幹線に乗った場合は差額の返金はありません。
芝川駅通過。静岡県富士宮市内に入りました。
しばらくしたら、富士宮市街に入ります。
ここからは富士山が見えるはずなのですが、雲がかかっていて見えません。撮影日は2024(令和6)年8月2日、もう半年以上前のものになってしまいました。
富士宮駅停車。富士山登山おぼしきの外国人の親子3人が指定席に乗車。しかも、私の席の前に着席。あの・・・特急券お持ちなんですか?と聞きたくなってしまいますが、私はJRの社員ではないので、黙って見守るしか。
ほどなくして、車掌さんお出まし。指定席予約状況の携行端末では予約が入っていないのにお客さんなので、検札開始。乗車券はあるが、特急券をお持ちの様子ではなかったので翻訳アプリの入っているスマートフォンを取り出して、やりとり。目的地は静岡。特急券が必要だとは思わなかったとのこと。
「次の富士駅で東海道線の各駅停車にお乗り替えください」←→(Please change to the Tokaido Line local train at the next Fuji station)と案内。最近のJR東海さんは外国人や、聴覚に障がいを持っている方などの案内に、翻訳アプリや音声を文字化にするスマートフォンを車掌さんやみどりの窓口に配備しているようです。JR東海以外のJR他社ではどうなっているのかは不明。
まもなく富士駅です。
車掌さんの持っている翻訳アプリのおかげで外国人も通じたのが、下車する準備。
次は、小野町駅停車。「小野」の付く駅名は比較的多いほうです。まずは、山口県山陽本線の小野田駅、中央本線の辰野支線にある小野駅、同じ駅名が滋賀県の湖西線にもあります。きっぷの印字面は辰野支線の小野駅は(中)小野駅、こちらは(湖)小野駅で区別。福島県の磐越西線の小野新町駅、神奈川県の鶴見線にも、鶴見小野駅。
次は市場駅です。これも「市場」の付く駅名は、妖怪千葉駅。いや、八日市場駅。千葉の総武本線にあります。長野県の大糸線も一日市場駅。
今乗っている路線名は、加古川線なので、この見える川も「加古川」です。上流から線路沿いとはいえ、車窓からはあまり川は見えませんが、このあたりだと川のそばを走行。
まもなく終点なので、下流でしょう。
厄神駅停車。この駅名、珍しいと思います。「厄」は災難、不幸に遭遇するという意味になります。この厄に神がついていれば、不幸をもたらす神様、すなわち「厄病神」ってことになります。どのような経緯でこの駅名をつけられたのか、知りたいです。次は、厄病神の真逆になる、「神野(かんの)」駅です。
有明駅。東京都江東区のゆりかもめ線にも同じ駅名があります。九州も九州新幹線開業前の博多から西鹿児島間の特急「有明」号もありました。
次は、安曇追分駅です。追分といえば、北海道の室蘭本線と石勝線が交差する追分駅があります。あとは、秋田県の奥羽本線と男鹿線の分岐駅、追分駅。
大正時代、信濃鉄道が建設した駅舎なので、貫禄のある駅舎です。
次は、細野駅です。貫禄のある駅舎が続いているのに、この駅だけ簡素な駅舎なので、あとから開業した請願駅かと思いましたが、信濃鉄道として開業しているので、大正時代から存続しているのです。ただ、駅舎は当時からあったようには思えませんが・・・。