2月17日月曜日。本日の「あおがしま丸」は海上状況不良のため、東京待機となりました。次回就航予定は未定です。
家山駅で「給水のため、数分間停車します。何時何分に発車します」という車内放送。スマホが音声を文字に変換してくれますが、何分に発車するかスマホのwebサイトで確認。発車時刻が判明したので、途中下車。
大井川鉄道線内は下車前途無効とは記載がないので、数分間の停車中でも改札を出られます。
1930(昭和5)年製造とはいえ、メーターとかたくさん取り付けられていて、判読が難しそう。
蒸気機関車と後ろの客車を離して、単独で給水場まで向かいます。
けたたましい汽笛を鳴らしながら、シュッポ ポッポ・・・。蒸気機関車最盛期の戦前なら、線路近くの民家はこの音がうるさくてたまらない、蒸気機関車から出てくる煤煙の粉が降ってきて、大変だったかも知れない。
線路の向こう側に渡って、給水シーンを観察します。
蒸気の熱で機関車を動かすわけなので、水はどうしても不可欠。今だったら、電化区間なら架線から電気を取り入れるだけで動かせる。非電化区間でも軽油のディーゼルが原動力。蒸気機関車は、石炭と水、両方が必要です。石炭や給水塔を全国各地に置かれていたに違いない。ちなみに山口県の山陰本線は長門市駅構内の長門機関区が給水塔設置。
今度は改札を出て、家山駅ウォッチング。
甲斐大島駅。時刻表では通過ですが、時間調整のため運転停車。ここでも全く海がないのに、旧国名の甲斐を冠して「大島」。伊豆諸島の大島も「伊豆」を冠していれば、東京都の大島。伊豆半島は静岡県、伊豆諸島は東京都になっている理由は江戸時代から江戸とのつながりが強かったため、東京府に編入。
小さな無人駅の甲斐大島駅舎。
身延線は富士川に沿うような路線なので、川の風景が見られます。
川の幅がとても広いです。
内船駅停車。大島や船が付く駅名はまるで「海」を連想してしまいそうです。
内船駅は特急停車駅なので、有人駅かなと思いましたが、調べてみたら無人駅でした。ここでもまだまだ山梨県内ですが、次の停車駅は富士宮なので、しばらくしたら、山梨県と静岡県の県境越えになります。
あおのがはら駅停車。
漢字にすると、「青野ケ原」。青ヶ島ファンの方がこの駅名を見たら、遠い青ヶ島に思いを馳せるかも知れません。青ヶ島に近い駅名は、福島県の磐越西線、安子ケ島(あこがしま)駅。Akogashima の kを取ってしまえば、アオガシマになります。
次は河合西駅。
粟生(あお)駅に接近。この電車は・・・!?と調べたら神戸電鉄。加古川をまわって神戸に行くよりも、この電車に乗替えれば神戸へのシートカットになります。
「あお」と書いて、漢字は「粟生」。神戸鉄道および北条鉄道への乗換駅です。北条鉄道はJR東日本の東北エリアで活躍したキハ40が活躍中です。粟生駅を出ると、次は小野町駅です。
柏矢町駅停車。
駅名看板。ローマ字表記だけではなく、中国語、ハングルも併記。
次は穂高駅です。
2025(令和7)年3月より、東京近郊区間が穂高駅までさらに拡大します。穂高駅から福島県のいわき駅まで466.8キロもあるのに、東京近郊区間なのできっぷの有効期限は1日限り、途中下車も出来なくなってしまいます。東京から東海道新幹線で滋賀県の米原駅までの445.9キロとほぼ同じなのに、「東京近郊区間」とはちょっと場違いな気がしますが・・・。
東京近郊区間とは、わかりやすく言いますと、SuicaなどのIC乗車券が利用できる範囲を一括りにして、どんなルートで乗ってきても最短距離の運賃で1日限り、途中下車はできない仕組みです。
東京近郊区間内でも100キロ以上の途中下車ができて、きっぷの有効期限を長くするには、東京から品川などの新幹線経由に組み込めば、東京近郊区間は解除されます。
穂高駅舎。近くの神社を模しているようです。次は有明駅です。
2024(令和6)年12月22日。この日の静岡は爽やかな冬晴れでした。静岡県だから、名物の茶畑が続きます。
スハフ42 3旧型客車とは、もともと東京から九州への蒸気機関車が牽引する特急「かもめ」や「さくら」の普通車で運用していた影響なのか、シートはふわふわタイプでした。
大井川鉄道、12月の風景です。
家山駅に停車しました。車内放送では、蒸気機関車に給水するので、数分間停車するという内容でした。蒸気機関車最盛期の東海道本線・山陽本線では、蒸気機関車がぶっ通しで東京から下関まで。戦前の昭和17(1942)年に開通した関門トンネルは蒸気機関車を通せないので、電気機関車が牽引。東海道本線が全線電化されたのは1956(昭和31)年でした。
波高島(はだかじま)駅。ここはドア扱い無しの運転停車。海のない山梨県だというのに、海を連想してしまいそうな駅名。波が高い島といえば、アオガシマ!?現在も三宝港に高い波なので、欠航続きなんですけど・・・。
こちらは波高島駅の駅舎。次は身延駅です。
山梨県南巨摩(みなみこま)郡身延町の中心駅なので、まわりは民家や飲食店、民宿など・・・。
身延線は、山梨県の甲州から東海道新幹線の静岡駅へショートカットとなる路線です。身延駅は身延線の中心駅なので、直営駅で「みどりの窓口」はあります。何々線の中心駅は直営駅で「みどりの窓口」は必須なのに、山口県美祢線の美祢駅はみどりの窓口は撤退し、無人駅化。
小海線の小海駅も以前はみどりの窓口はあったのに、現在はなくなっています。身延駅を出ると、次は内船駅に停まります。
2月11日火曜日。本日就航予定の「あおがしま丸」は海上状況不良のため、欠航となりました。次回就航予定は2月12日、とのことです。
絶海の孤島、青ヶ島は2月3日に就航してから、ずっと船は来ていません・・・。
クモハ103-3557ですが、3000番台は改造を施しているので、もとの製造番号はもっと少ない数字です。
これも今の時代にふさわしく、リニューアル。何も手を加えていないオリジナルだったら、もっと古めかしいはずです。
西脇市を出ると、次は「滝」駅。
次の駅も「滝野」駅。
こちらは山口県の山陰本線、「滝部」駅。今から35年前、 1990(平成2)年8月より新しく改札スタンパー導入。新品だからインクの乗りがよいです。
次は社町駅です。地球儀を模した駅舎が珍しいです。次は・・・あおのがはら駅。
一日市場駅停車。他に、千葉県の総武本線にも「八日市場」という駅名があります。ようかいちばを「妖怪千葉」とも変換できてしまいます。今乗っている電車はJRのE127系ですが、向かいは国鉄末期にデビューした211系です。
次は中萱駅です。
かや葺き屋敷の「萱」という字が使われていますが、周辺はかや葺き屋敷は見られず。
次は南豊科駅。
安曇野市の中心駅、豊科駅停車。特急停車駅です。かつては「みどりの窓口」はありましたが、2023(令和5)年10月からリモートの「話せる券売機」に変りました。次は柏矢町駅です。