朝7時頃東京駅到着。エキナカで朝食・・・と思いましたが、どこも混んでいて入店待ちがちらほら。ここで食事していたら、予約変更しておいた新幹線に間に合わなくなってしまうので駅弁購入。
8時8分発のやまびこ・つばさ127号。仙台行きのE2系と山形行きのE3系は福島で分離されます。郡山までならどちらも乗れるんですけど、
こっちのほうが普通車であっても座席は2&2なので、E2系に比べるとゆったりしている。
11月3日はよく晴れていて爽やかなお天気でした。
東京駅弁の唐揚げ弁当。
国鉄時代にさかのぼると地方の主要駅なら駅弁はあったのに、現在はコンビニで手軽に購入できるようになっているのか駅弁を取りやめるところが増えてしまい、残念。山口県の長門市、東萩なども昭和時代なら駅弁はありました。昭和を知らない世代が増えてしまい、まさしく「昭和は遠くになりけり」。令和4年を昭和に換算すると、昭和97年。来年はもう98年になってしまいます。
日立製作所で製造された磁気情報の入っている、名刺サイズのきっぷは1984(昭和59)年。そのときに定められた漢字フォントは現在も引き継がれています。様式は方向を示す「▶」から「→」、カタカナ文字の微少なフォント変更もありましたが、それ以外はほとんど昭和時代から38年も変わらず。
只見線の只見から会津川口間のいくつかあった橋梁が2011(平成23)年7月の新潟福島集中豪雨により、流失。11年間の歳月をかけ、今年の10月1日に全線復旧しました。先月は西九州新幹線、今月も只見線の不通区間に乗車してしまえば、「JR全線完乗」を保持する形になるので、西九州新幹線の旅の前に只見線の話が出たので、11月3日から旅行と計画。
全国旅行支援制度が発表される前に予約しておいたホテルが割引適用され、チェックインのときに証明書を提示すれば宿代が40%も割り引かれるだけではなく、1人あたりホテルの所在する都道府県しか使える平日3000円のクーポン券がもらえ、かなり恩恵を受けられました。
旅行の前日。友人からメッセージ着信。確認してみたら、「只見線が大変なことになっています。平日でも山手線並みのラッシュアワー。3日は祝日なので、余計に混みそう・・・」「なにーっ!?」とスマホのツイッターで確認するとホームでは長蛇の列、しかも車内では都会でよく見かけるラッシュアワーそのもの。いったい、どういうことなんでしょうか。帰宅してからパソコンを開き、予定より2本早い新幹線に予約変更。
えきねっと会員は発車前かつきっぷを発券する前なら、JR東日本およびJR北海道管内の特急や新幹線の予約を何度も好きなように変更が可能です。
予定より早い新幹線に変更してしまったので、朝早くからバタバタ出発。アクアラインの入口前にある木更津バスターミナルの駐車場に車を停めて、東京駅へ。木更津バスターミナルは不良のたまり場ではないので、コインパーキングであっても安心。自宅近くのJR駅は以前までは地下の市営駐車場があって、管理人が駐在。安心して車を預けられるんですけれども、2021(令和3)年3月末をもって施設の老朽化に伴い閉鎖。周辺のコインパーキングはちょっと不安。新しく買い替えたばかりなのに傷をつけられたら、たまったもんじゃない。
東京駅前の開発はめまぐるしく変化するので、東京駅八重洲地下に新しくバスターミナルが出来ているのに驚愕。今までは東京駅前だというのに、田舎でよく見かけるバス停みたいな雰囲気だったのに、急激に立派なターミナルに変わってしまいました。今年の9月17日からオープンとのこと。
新しく変わったのはよかったものの、案内表示がちょっと物足りない感じがして、東京駅八重洲口までの道しるべがちょっとわかりづらい。何度も利用していたら、だいたいの道順は理解できると思うんですけど、初めての方はちょっと戸惑うかも。
東京駅八重洲口のJR東海窓口では朝早くから数人並んでいる様子だったので、私の番になるまで少し待ち時間あり。あらかじめ事前に準備をしておいてよかった。出発当日の朝、時間に余裕があれば、変な経路のきっぷを何度も発券をお願いすることはできますが、発車時間がせまっているさなかでは事前に用意しておくと安心。
子どもの頃、何度も利用していた、山口県の何もない田舎の滝部駅で発行。「みどりの窓口」ではないので、POS端末設置。
「東京都区内から(信)黑井まで
経由 東京 新幹線 郡山
郡山 磐越西線 会津若松
会津若松 只見線 小出
小出 上越線 越後川口
越後川口 飯山線 十日町
十日町 ほくほく線 犀潟
犀潟 信越1 (信)黑井」
しかし・・・東京から新幹線で郡山となっているけど、「東北」しか出せないんだけど??
東北新幹線と、東北本線どちらも同じなので、「東北」のままで大丈夫。
十日町の次は、ほくほく線だけど、出てこないね・・・。
→私鉄への連絡運輸は発売できる駅が限られており、遠く離れた駅での発券は難しい。
すいません、着駅を十日町に変更して、再度入力をお願いします。
それで新規入力。
「トウカマチ」と入力するも、反応なし。あれ?トオカマチか?」
「トオカマチ」に変えて入力してみたら「十日町」と変換。
連絡運輸の発券は取りやめにして、JR線のみにしたら無事に発券!!
滝部駅は田舎の駅ゆえ、私みたいに変なリクエストをする客は皆無なので、駅員さんも興味津々で他の乗車券も次々と発券。
簡易委託駅なので、売上げの一部は手数料として収入が入るので、売上げに協力。
なーにもない田舎の小さな駅で発券してくれたきっぷを遠く離れた場所で大活躍。
当初予定では、会津若松駅に12時30分に着く電車に合わせた新幹線だけど、1本前の11時21分に着く電車に合わせるべく、「つばさ127号」に変更。会津若松駅の只見線発車時刻は13時5分だけど、2両編成しかないため、早く来て並ばないと座れないと友人からツイッターなどのSNS(ソーシャルメディア)の情報が出ていると知らせてもらったため、急遽予定変更。
只見線全線開業してから1ケ月。JR東日本は只見線の状況は十分把握しているはずなので、飯山線(長野総合車両所)からディーゼルカーを臨時に借り入れるなりにして2両ではなく4両編成とか増結するとかそうして欲しい。
撮影日:2013(平成25)年5月6日の只見駅。当時、只見から先の不通区間の先から撮影。
只見線の大部分は福島県内にあり、2011(平成23)年3月11日の東日本大震災。原発のある浜通り(太平洋側沿岸)から遠く離れた会津地方だったため、災害は免れたものの、その年の7月26日から30日にかけて激甚災害の新潟福島集中豪雨により、只見から会津川口間の鉄橋が流失するなど、追い打ちをかけてしまいました。
浜通り側の常磐線が全線復旧したのは2020(令和2)年3月。あれから2年後の2022(令和4)年10月1日、只見線が11年ぶりに全線復旧。
只見から会津川口までは代行タクシーだった頃、只見線全線乗り通したのは2回目。私の知っている只見線は、とても閑散しており、混んでいるイメージは全然なかったのですが・・・
あの只見線が山手線のラッシュアワーに匹敵するほど大混雑っぷりに大驚愕。