東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

餘部から城崎温泉へ

2017-01-14 00:26:13 | 2016木次線・赤穂...

 餘部駅を十分に探検したあとは、城崎温泉へ。餘部駅周辺でも民宿がありますが・・・昨日はビジネスホテル、今日は温泉宿でのんびりと過ごしたい。
 無人駅からなので、日本海の反対側、、瀬戸内海側の播州赤穂駅で発行してもらった切符です。さすがにJR西日本。マルス端末は全国のどの区間からでも瞬時に発券できるとはいえ、極端に遠いところを発駅としては発券しない。別途乗車券が必要なら、もとの乗車券を提示し、ぜーんぶつながっているようなら発券が認められている。香住から鎧までは路線バスと説明。鎧から餘部まで、餘部から城崎温泉といったように発券。
 定期券も同じように、自宅の最寄りの駅か、勤務先最寄りの駅が発売駅になります。マルス端末は全国どこからでも定期券は瞬時に出せますが・・・定期券を拾得物として駅に届け出たら・・・発行された駅に連絡が入り、申込書に記載の個人情報を見て所持者に連絡する仕組み。自宅最寄りの駅または勤務先最寄りの駅なら、すぐ本人に接触しやすい。もし、最北端の稚内駅で発行された首都圏の定期券を拾得物として届け出た場合は極端に遠いところの稚内駅まで照会、ということになる。
 「北」(JR北海道)または「九」(JR九州)の「北」「K」の地紋が入っている磁気定期券を首都圏で使ってみたいと思えば、発券は可能。でも、駅長裁量によるでしょう。


 鎧から餘部へ、旧鉄橋からの眺め、餘部から帰りの汽車という構成になっています。ほとんどトンネル区間のため、景色を楽しめられるのはほんの数秒です・・・。
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餘部駅(その2)

2017-01-08 00:18:05 | 2016木次線・赤穂...

 天空の駅、餘部駅ホームからジグザグ道で下へ降りるようになっていました。ジグザグ道といえば・・・青ヶ島の都道236号線。1番すごいところは空中ベンチのある都道上手というところ。ずっと昔・・・どういう状況なのかわからないまま、あの道を無理やりクルマで突入(今考えてみるとアホなことをしでかしたな)。緩やかなS字ではなく、かなりV字に近い。どうみてもハンドルを切っても切っても曲がり切れるわけではないです。もし、やっとの思いで空中ベンチのところまでクルマで上がったとしても、Uターンできる場所がないですよ。もともと都道上手は最短距離で集落までつながっていましたが、途中で崩落があり、道がなくなっています。大千代港行きは、行き止まりになっている場所で小回りの利く軽自動車ならUターンできるスペースあり。
 V字にさしかかったところでこれ以上無理にして進むと危険だなと思って、バックしてもとのところに戻して、徒歩で上がったのが正解です。「クルマ進入禁止」の標識があれば・・・。餘部駅のジグザグ道だというのに、どういうわけなのかアオガシマ!?(笑)

 下から見た、壮観な旧鉄橋。現在は空中公園になっているため、転落防止のネットをあとから取り付けたもの。現役時代はそんなものはなかった。汽車やディーゼル機関車はあらかじめ敷かれてある線路以外を踏み外すはずがない。運転士さんも運転台のハンドル「力行(リキコウ)」でスピードをコントロール。道路だと、ハンドルとアクセス操作を誤ってしまうと事故ってしまいますが、鉄路の場合は違う方向に進むことはまずない。
 台風が温帯低気圧に変わり、大雨をもたらす雨雲が山陰地方に接近という予報だというのに見事に晴れてくれました!!(2016年9月5日の話です・・・)

 新しく付け替えた鉄橋の真下に「道の駅あまるべ」があります。鉄道、クルマ両方でもアクセスしやすい。
 鉄道利用者でも楽に下へ降りられるように、高さ41mのエレベーター設置工事が2016年10月3日開始。今年9月の完成を目指しているとのこと。費用は香美町役場負担。何もない秘境駅だというのにエレベーターとは!!

 明治遺産を永年保存するため定期的な塗装は欠かせません。2012(平成24)年施工が最後。

 明治45(1912)年完成を示す、プレートはありませんでしたが・・・土木遺産票はありました。

 天の駅開設記念 平成25(2013)年5月。その4年後の9月(2017)年には、なんとエレベーター設置!!1日の利用客50名前後の小さな駅だというのに~!!
 このあたりでは餘部を「余部」の字を使っているみたいですが・・・姫路市内にある姫新線の余部(よべ)駅あり。混同を避けるため、ここでは旧字体の「餘部」になっています。
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餘部駅(その1)

2017-01-05 00:24:27 | 2016木次線・赤穂...

 やっと餘部駅に着きました!!明治の貴重な土木遺産(明治45年完成)がまだ現役だったころ、餘部に行きたい!と考えていましたが、なかなか叶えず。
 1986(昭和61)年12月28日。DD51 1187号機のけん引する回送列車が強風に煽られ、鉄橋真下のカニ加工工場に転落する事故がありました。6人が亡くなり、6人が重傷。DD51機関車は重量85トンもあり、吹き飛ばされることはなく橋の上で取り残され、後ろの軽量客車が強風に持って行かれた。1187号機は事故が起きても、寝台特急「出雲」号や「お召列車」のけん引機として活躍していましたが、今から10年前の2007(平成19)年に廃車。岡山県にある津山駅構内の扇形車庫で保存展示中。
 子どものころ何度も飽きるほどDD51に乗ったのに、定期列車は青森と札幌を結ぶ急行「はまなす」号が最後。最後まで定期列車で活躍していたのはJR北海道。今はすべて新型のDF200なので、再び古めかしいDD51に乗れる機会はもうないかも・・・。

 転落事故が起き、鉄橋の付け替えを検討しつつも、2006(平成18)年に着工、2010(平成22)年に完成。明治遺産を残して欲しいという地元の要請もあり、一部だけ残して天空公園に生まれ変わりました。
 まず、使われなくなった線路を歩き・・・

 途中で線路がコンクリートで埋められた歩道を歩きます。


 今から30年前、あの高さから誰も乗っていない回送列車の客車が転落。真下にあるカニ工場の従業員も全員、工場から出ていれば、難は逃れたはずです・・・。

 鉄橋の付け替えに伴い、駅ホームも新しくなっていました。まだ続く・・・
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餘部駅を語る前におさらいを・・・

2016-12-29 00:09:40 | 2016木次線・赤穂...
 国鉄ディーゼルカーのキハ47 1(1977年製造なので、車両年齢39歳)が餘部駅に到着し、ワンマンカーなので面倒でも、運転席から席を立ち、ドア付近で乗車券(または運賃)徴収。本来なら、運転士さんは運転に専念し、乗車券回収や運賃徴収は車掌さんの業務。運転士さんは何々駅から何々駅までの運賃は何円とかは把握しきれていないので、乗客のモラルに委ねるしかないです。

 「あの・・・記念にもらってもいいですか?」
 鎧駅で乗るときに運転士さんは私たちの姿や顔を覚えているはずなので、たった1駅区間のみのキセルではないと信じてくれているはず。「はい、どうぞ!!」
 鎧駅は無人駅なので入鋏記録もなく、無傷な状態だけど・・・厳密に言えば、 9/5 179Dウテシ (シャチハタの判子)とか何かしら乗車した証明が欲しい。
 179Dとは列車番号 ウテシ(運転士の鉄道業界用語)。ちなみにレチは列車長すなわち車掌。

 餘部鉄橋を着工したのは明治42(1909)年。今のような重機がない時代で、完璧な手作業による工法で完成したのは3年後の明治45(1912)年。100年近く現役でしたが・・・老朽化に伴い、2010(平成22)年に今のようなコンクリート鉄橋に付け替え。明治の遺産をいつまでも残してほしいと地元住民の要望により、明治時代にできた鉄橋は解体せず、その傍らに新しくできたコンクリートの鉄橋。
 餘部駅ができたのは1959(昭和34)年。47年間も、餘部住民が鐵道を利用するのに鉄橋伝いで1.8キロ先の鎧駅まで歩いていた。ここに新しく駅を出来て欲しいと國鐡に要望を出し、ようやく餘部駅設置。姫新線にも「余部(よべ)」駅があるので、それを区別するため、旧字体を採用。余(新)=餘(旧)。全国のマルス端末でも旧字体を収録。ちゃんと「餘部」と印字されています。
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最若番車のキハ47 1で餘部へ

2016-12-26 00:18:54 | 2016木次線・赤穂...
 1番!!は若い番号。同じキハ47系でも改造され、3000番台や8000番台は老けている番号と分類されますが・・・キハ47 1はキハ47を製造されてから1番目なので、実質的には最古参になります。(1番は1977(昭和52年)製造)、ラストナンバーの1134番は1982(昭和57)年製造)。
 國鐵の強靭なエンジンなのか、40年近く経ってもバリバリの現役。小湊鐡道も最も古いキハ20は1961(昭和36)年製造。55年経っても今でも現役。昭和36年の運転士さんが30代~40代だとしたら、今は80代~90代の御高齢者に・・・。昭和36年に製造された車両を平成世代の若い運転士さんが動かしているでしょう。

 子どものころ、キハ47によく乗っていましたが、当時の最若番車は22番。今も下関寄りの山陰本線で活躍中。22番より若い番号は見たことがないので、1番は初乗車。

 鎧から餘部までわずか1.8キロ、初乗り運賃の140円区間。鎧からクルマで餘部に行くとしたら、かなり遠回り(およそ4~5キロ)。汽車のほうがずっとトンネルで貫通しており、遠回りすることはなく、直線で最短距離。

 餘部集落。

 こんなに高いところに鉄橋があるんですね。まるで三江線の宇津井駅みたい。(116段の階段、地上20mの天空の駅)
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キハ47マニア垂涎のナンバーワン

2016-12-22 00:48:53 | 2016木次線・赤穂...

 鎧駅の空中ベンチ。これを見ると、青ヶ島を思い出してしまいます。

 ごめんなさい。私はかなり不細工なので、顔出しNGです。青ヶ島は理容や美容に関する店は1軒もないのに、島民の皆さんはとってもお洒落。垢ぬけていてイケメンや美人ばかりなんです。鎧駅は青ヶ島から遠く離れた兵庫県の日本海側だというのに、海を見下ろせる場所にベンチなんて共通点を持っています。

 青ヶ島は昔から男性が多くて女性が少ない。日本一の辺境な島に若くて美人な女性をおびき寄せ、島のイケメンな男性と結婚できるようにと恋の成就を願って当時の青ヶ島青年団が空中ベンチを設置したとか・・・。

 鎧駅は高台にあるとはいえ、ちょっとした土地でもしっかり活用されています。駅前農園。

 浜坂行きの汽車が来ました。

 ん!?ん??

 な、な、な、なんと キハ47が1番に製造された車両じゃないですかっ!?

 キハ47 1ですよ!ナンバーワンの車両っ!! 
 キハ47 は国鉄のディーセルカー。当時は全国共通の「日本国有鉄道」なので、新型のディーセルカーが出ると、北海道から九州まで同じ仕様のもの。ただ、違いがあるのは北海道に配属されたキハ40は防寒のため二重窓。本州から九州まで全く同じ。

 鎧駅は無人駅なので、空き時間が出来た播州赤穂駅できっぷを調達。西日本なので4。自社完結なので、(4- )印字。他社の「タ」が付きません。鉄道はそういった暗号めいたものばかりだけど、鉄道業界の業務連絡に使う略号の意味を知っている私はちょっと異端人なのかも??
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鎧駅(その3)

2016-12-18 00:05:14 | 2016木次線・赤穂...
<<2017年3月31日まで あと104日>>

 今の職場を早く出て行きたいと思うようになったのは150日前。今はもう50日を過ぎました。あと104日の辛抱です。っていうか、本当は自分にとって天職だったのは確か。
 鎧駅の続きです。鎧駅だけの話を書くだけで話題はたくさん。

 駅から見下ろせる風景なんですが・・・どう見ても、この土地はすごいですよね??断崖絶壁の比較的平らなところに家が建っている。

 このあたりだと急な坂道が多く、道幅も狭い。クルマの通行に支障が出ないか!?小回りがきく軽自動車がほとんどですね。

 台風が温帯低気圧に変わり、山陰地方は大雨をもたらすでしょう・・・という予報に反して、晴れてきましたよ!!

 な、な、な、な、なんと!!!!山の斜面にへばりつくように家が建っているところだというのに、下水道整備ですかっ!!?
 うちのところは、かなり田舎に住んでいるため、下水道空白地帯。そのため、浄化槽を使っていて、下水道使用料を支払う代わりの業者さんに年に何度かメンテナンスに来てもらっています。下水道使用料のほうが安くて、浄化槽のメンテナンスや汲み取り料金は高いのは確かだけど、田舎に住んでいる以上仕方がありません・・・。

 これは、ずーっと昔。鎧駅も有人駅で貨物取扱駅でした。鎧港で水揚げしたばかりの鮮魚を貨物で運んでもらうため、ホームへの輸送装置。今はもう使われなくなり、その跡地になっています。

 エメラルドグリーン!?もっと濃い色の深緑色!?泳ぎたくなるほど、海水がきれ~!!なのは確か。夏になると、海水浴としてオープンしているかどうか不明。海水浴客を見守るライフセーバーがいなければ、自己責任になってしまいます。 
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鎧駅(その2)

2016-12-15 00:00:00 | 2016木次線・赤穂...

 鎧駅は豊岡駅管理の無人駅なので、15分以上の遅れが出ると、表示されるそうです。管理駅がマイクに向かって話せば、遠く離れた無人駅のスピーカーから流れるという方法もありますが、絶対に100%伝わっているとは限らない。放送をうっかり聞き流した方、耳が遠い方など。何か視覚的にわかるようなものがあれば安心。JR西日本のこういうサービスは嬉しいです。もし、これがなくても、スマホで列車の運行情報を調べられますが、全員スマホを持っているとは限らない。

 駅舎の中にあった時刻表と運賃表。
 ここは兵庫県美方郡加美町だけど、鳥取県境まではすぐそこ。鳥取県の県都、鳥取駅からここまで760円なんて近すぎる。
 ちなみに管理駅の豊岡駅まで670円。
 福知山支社と米子支社の境界は居組駅だけど、実際は浜坂駅で運転系統が分割されます。
 古めかしい昭和の時計は電波時計?と確認したら、クォーツ式。

 鎧駅をお掃除するのは、鎧自治体の皆さま。お手洗いもピカピカきれいに保っています。

 列車の空白地帯にバスが来るようなダイヤになっています。

 鎧港への近道、地下道を通って、反対側のホームヘ。

 海水が透き通るほど、美しい入り江っ!

 今日は9月5日。その頃は「晩夏」。泳ごうと思えば泳げる季節ですが・・・何も準備はしてないので、見るだけにします。鎧の話はまだまだ続きます。
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鎧駅(その1)

2016-12-12 00:00:00 | 2016木次線・赤穂...
<<2017年3月31日まであと110日(キロ)>>

 あと110日の忍耐。100日記念は、12月22日。23日になれば、100を切ってしまい、2ケタ台になりますっ!!九州旅行のときに見つけた「鉄客商売 JR九州大躍進の極意」の本を購入。JR九州が株式上場にこぎつけるまでのあらゆる努力や、新しいことに開発していく話など。私もこのように真似ようと思っても、規則は規則!そう簡単に変えられない!と頑として新しい提案や、このようにしたいと説明をしてもを受け入れようとしない。自分は何でも正しい。間違っていることはしていない。自分の信念を貫き、人の意見を踏みにじるようなことばかりするから。早く新しいところに行って、和気あいあいとした雰囲気で仕事をやっていきたい。今日もまた服装や容姿について文句を言われました。「この服装で出先機関ではなく本拠地のビル(いわゆる本社)で仕事ができるか、考えてみてください」ビジネス系のシャツにネクタイをつけていて、お客さんの前に出るときは革靴に履き替えているのに、何か!?お客さんからは見えない事務室内ではサンダルなので、それを不快に思い、こう言っているかも知れない。

 韓国ではなんでも「100日」の付く日に記念日が多い。ずーっと昔韓国を旅行したとき、「ペギル(100日目)」の言葉をよく聞きました。
 ネットで調べてみたら・・・この記事が載っていました。
 韓国人と100日


 鎧駅は無人駅なので、そのままホームへ通り抜けます。

 餘部方面のホーム。線路は高台にあり、民家が建ち並んでいるところは、下のほうにあります。

 もともと昔はすれ違いのため、ホームとホームの間に複線設けていたようですが、現在は片方だけ撤去されています。
 片方のホームは使われていないのに、地下道でつながっています。高台の下で暮らしている方々たちの通路になっています。

 漢字1文字の駅なので、ど真ん中に「鎧」。
 よーく見たら・・・間違えているところが1ケ所あります。すぐわかった方は洞察力の強い方です。
 
 答えは・・・・

 このホームは餘部方面だけではなく、香住方面の上下、使われているので、両方とも ←  → をつけるべきのところを餘部方面だけ →をつけているのは誤り。
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香美町営バスで鎧駅へ・・・

2016-12-08 00:00:00 | 2016木次線・赤穂...
<<2017年3月31日まで あと114日(キロ)>>

 来年3月31日になれば、青ヶ島に到着するバーチャルリアリティの船は、ただいま、御蔵島と八丈島のちょうど真ん中を航海中。3月31日に青ヶ島到着。今の職場を去って新しい新天地へ・・・と思ったら、リセットして東京まで365日、あの人と一緒とは絶対にないない!!自分の信念を貫くタイプだから、相談しても自分が必ず陥落する羽目になる。バーチャルの船が八丈島を出たあたり(1月20日頃)から本格的に身辺整理。今はまだ余裕あり。


 鎧駅に連れてくれる町民バスはこのバスだと信じて、待ってみました。行先が「回送」のまま。発車時刻の数分前になっても、運ちゃんはいっこうに現れてきません。田舎だから、時間にアバウトなのかなぁ??
 やっと運ちゃんがバス事務所の運転手休憩室から出てきて、バスに乗り込む。「鎧駅に行きたいんですが・・・」と聞くと、「このバスじゃないよ、しばらく待てば別のバスが来る」

 時刻表に書かれたとおりの時間にワゴンがやってきました!!

 座席は9~10人乗り。乗客は私と友人だけの貸切状態。このワゴンバスに揺らされて・・・15分後。

 鎧駅に着きました!!心配していた雨は上がっていて、曇っています。

 駅前の様子。

 鎧駅は秘境駅だと言われていますが・・・駅前1等地に立派な戸建ての家が密着。鎧駅の話は長くなりますが、今日はこの辺で・・・。
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やっと・・・日本海側の香住駅(山陰本線)

2016-12-04 00:00:00 | 2016木次線・赤穂...
<<2017年3月31日まであと118日(キロ)>> 


 姫路駅を13時25分に出発した「はまかぜ3号」は、終点香住駅に15時33分到着。まもなくラストラン。時刻表で確認すると、大阪が始発で12時22分。大阪からわずか3時間で日本海側の秘境に行けてしまいます。(香住の隣は、秘境駅の「鎧(よろい)」)

 久しぶりに見る、日本海。この海は私の生まれ育った何もない小さな漁村につながっています。

 播州赤穂駅や姫路を出たときに、スマホでリアルタイムで配信される雨雲レーダーアプリをいじって、鎧駅周辺の天気はどうなのかと過剰に心配していたのがウソみたいに晴れてきました!!その頃、台風が山陰地方に接近する予報が出ていたのに、対馬あたりで温帯低気圧に変化。そのため、山陰地方でも雨雲の影響があるかも知れないと自分なりに解析していたのですが、晴れてきたので助かったーっ!!

 姫路から2時間特急に揺らされて、やっと終点の香住駅っ!!

 この汽車にお乗り換え・・・ではなく、終点香住から鳥取方面の接続がとても悪い。この汽車は反対方向の豊岡行き。
 
 特急はまかぜ3号 香住15:33 終点到着 鳥取方面の乗り換えは16:50。
 
 15:33の前に、15:27発の浜坂行きが発車。JR西日本福知山支社よ、そのダイヤをどうかしろ!と文句を言いたいくらいですが・・・香美(かみ)町役場が救いの手を差し伸べてくれました。香美町民バスが香住駅に特急停車するのに合わせ、鎧駅行きの路線バスも設定。


 香美町の名産は「カニ」です。今の季節ならもっと美味しくなっているかも!?

 有人改札通路で。特急券と、経路外の別途乗車券「和田山 → 香住」に乗車記念印を押してもらい、お持ち帰り~!
 後ろの汽車はキハ47 13。若番の仲間入りですが、それに近い キハ47 11は廣島支社で活躍中。
 特急の始発なので、もちろん、みどりの窓口あり。マルス端末は日立のMR32(旧型)。

 旧型券売機なので、「オレンジカード」のマークにホッ。JR東日本は最新型でもオレンジカードの読み取り装置は付いているが、東日本以外は新型券売機にオレンジカードなしの仕様が多い。日本國有鐵道が「オレンジカードに有効期限を設けない」と公約しているので、そのとおりにしてもらわないと困りますっ!(JNR(国鉄)のマークがついているカードがいまだに在庫あり。なかなか出番がない)

 香住駅は、カニのオブジェがたくさん。ホームにもあるし・・・。

 駅前1等地のはずだけど・・・日本海側の小さな町を思い出せるほどの風景。
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新型のキハ189は速かった

2016-12-02 00:19:39 | 2016木次線・赤穂...
 國鐵時代最盛期の昭和50年代に製造されたディーゼル特急のキハ181や183は製造されてから40年経過されており、置き換え用として2010(平成22)年に189系デビュー。JR北海道も國鐡のキハ183やキハ40を多量抱えており、故障も多い。JR北海道発足後製造された新型車両のみで運用となると、ダイヤは維持できなくなり、今年の3月に実施されたダイヤ改正ではローカル線が大幅に減便。1日あたりの利用者500名以下の路線は次のとおり。沿線自治体と協議中にようでまだはっきりしていませんが、それらの路線を廃止したいという方針も出ているようです。

・留萌線 留萌~増毛 (平成28年12月4日で廃線) 増毛駅は廃線後、観光拠点地として存続する方針。

・札沼線 北海道医療大学~新十津川  47.6キロ
・石勝線 新夕張~夕張(支線)    16.1キロ 
・根室線 富良野~新得        41.5キロ(平成28年の台風被害により、復旧不能)ぽっぽやのロケ駅、幾寅駅も含む。  
・留萌線 深川~留萌         50.1キロ
・宗谷線 名寄~稚内        183.1キロ
・根室線 釧路~根室        135.4キロ
・根室線 滝川~富良野        54.6キロ 
              (合計 478.3キロ)


 検札も終わったことだし、流れる車窓の景色をながめながら姫路駅で購入した駅弁を堪能。
 左は、山陽-九州新幹線開業5周年記念 紅白祝い寿司。これは友人がセレクト。
 右は、これから旬になる、マツタケ幕ノ内弁当。欲張りな私がセレクト。

 うわー、美味しそうじゃん!?

 マツタケの香りもバッチリ!!

 生野駅停車。播但線のラインカラーはパープル(紫)系。木次線はイエロー(黄)。

 189系は新型のため、かなりスピードは飛ばしています。秘境な風景を楽しむ時間もなく・・・。

 今度は竹田駅停車。漢字を見ただけでなかなか読めないけど、兵庫県朝来市内。朝来と書いて、「あさご」。中学のときから日本地図になじみ、米粒のような辺境な地、小さな青ヶ島を見つけては、いつかは行きたいっ!と強い願望を持っていたり、なかなか読めない自治体の市町村の読みを調べたりしていたので、朝来の文字を見ただけで「あさご」!と認識。竹田城跡の雲海がとても有名なところです。首都圏色(朱色)のキハ47が懐かしい。

 キハ47の栄光ある若番は豊岡に配属されており、キハ47 2。製造されてから1両目のキハ47 1もこのあたり。1977(昭和52)年製造なので、来年でもう40年目。子供のころ、山陰本線の古くてボロキハ20に乗り飽きた頃、ピカピカのキハ47が来ました!!真新しくって、気持ちがいい~と思っていたのも・・・ずーっと昔になりました。

 福知山支社の電車はグリーン一色。廣島と岡山支社はイエロー一色、金沢支社はブルー一色。本社がJR西日本の大阪なので、塗色にカネをかけない合理的な経営。
 江原(えばら)駅停車。
 友人が「ここは焼肉のたれ、エバラの発祥地。だから、駅名もエバラ」
 私も完璧に信じてしまい、ここは焼肉たれのメーカー、本拠地でもあるかと思ったら・・・
 「本当に信じてしまったの!?冗談だよ」

 当初予定では、ここで下車して宿へ。再び、城崎温泉から鎧や餘部を考えていましたが、友人のアドバイスにより、時間を無駄にせず効率よく回れるようにするには、そのまま終点香住まで乗る。香住からの先は路線バス・・・。なるほどですね。まだまだ続きはあります。
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姫路駅での乗り換えはスピード

2016-11-29 00:23:18 | 2016木次線・赤穂...

 友人が取集している、入場券。播州赤穂駅。播州赤穂駅@1発行。日立製作所製でフレームが白色なので、MR32型。JR西日本管内で駅名にFが入っていれば、最新型の黒い端末、日立のMR52型。

 姫路までの223系。

 乗り換え時間はとても短い。目移りしてしまいそうだけど、見た目で美味しそうなものを迷わず駅弁購入っ!!

 特急「はまかぜ」号。少し前まではボロ國鐵のキハ183系でしたが、今はすっかり真新しい、JR西日本のキハ189系。

 特急なので、もちろん特急券は必要。JR西日本のe5489でJR東日本の東京駅で発券。地紋はJR-E(東)ですが、発行会社識別は(4- )なので、西日本。

 若い女性の車掌さんが検札に来ました。「特急券は香住まで・・・あれ!?東京都区内行きですよね??」(はまかぜに乗って東京なんて、思いっきり経路外じゃん!?)と言いたげな表情。

 (ご安心ください。経路外の乗車券も用意しています)と車掌さんに念力を送る。この切符を見て、納得。「ありがとうございます」。
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播州赤穂駅(乗り換えタイム 1時間)

2016-11-25 00:01:30 | 2016木次線・赤穂...
 播州赤穂駅11時31分着。姫路発香住行きの特急「はまかぜ3号」は姫路13時25分発。播州赤穂駅は播州の素麺や赤穂の塩で知られているメジャーなところ。ところが・・・特急の終点、山陰本線・香住(かすみ)という所は赤穂と同じく兵庫県にありますが、日本海側に面した美方郡香美町。「カスミ駅」といきなり言われても、地元でなければ、あまり知らないかと思います。カニが名産地になっています。
 山陰本線の宍道駅からスタートし、木次線と福塩線で中国山地を超えて瀬戸内海側へ。今回もまた日本海の山陰本線に逆戻りっ!!
 岡山県内の赤穂線は岡山支社、兵庫県内は近畿統括本部(旧神戸支社)の管轄、寒河(そうご)駅が両社の境界駅。便宜上、播州赤穂駅で運行系統が分かれています。
 岡山方面はボロ國鐡車両(115系)、姫路方面は本社に近いから、まあまあ新しいほうの223系。「まあまあ」と格付けした理由は225系が最新型。223系は旧バージョン。221系は平成元年、JR西日本初の新型が京阪神圏の新快速として活躍。今は京都口の山陰本線に追いやられています。ずっと昔の青春18きっぷで東京から山口へ帰る途中、米原から姫路間の新快速に何度も221系にお世話になりました。今は3代目の225系に引き継がれています。最も新しいのは広島の227系。山口県の山陽本線に来るのはいつになるのやら?(山口県内の山陽本線は古い國鐵115系または117系)

 乗り換え時間はおよそ1時間。行動派の友人は赤穂城跡まで行くとのこと。あそこに行くのに片道2キロじゃん!?往復4キロか・・・。うちなーんちゅ(沖縄人)みたいにどんなに近くてもクルマなので、往復4キロ徒歩となるとナンギー。(沖縄の方言で「気が重たくて面倒くさいという意味」)。
 「じゃあ、私はここで待ってるから・・・・」

 ここでJR西日本のe5489で予約しておいた特急券調達!!熱転写タイプの旧型MV30型。切符にインクリボンで印字されるので、永年保存が効くタイプ。MV50型は感熱タイプ。集めておいても、感熱の薬剤が劣化し、色あせてしまったり、印字された文字が消えてしまう懸念もある。感熱タイプのマルス端末やMV50は避けるようにしていますが、JR東日本で熱転写MV30型を見つけるのは希少になってしまいました。

 近距離切符の自動券売機。オレンジカードは非対応。國鐵が1985(昭和60)年に「オレンジカードは無期限で全国のオレンジカード対応券売機でご利用になれます」という公約はどこに行ったんでしょうか。JRの前身、「JNR」のロゴマークがついている国鉄のオレンジカード多量在庫有り。今はIC系交通カードを優先に使うため、オレンジカードの出番はない。国鉄のマークが入っているカードでももちろん切符は買えますが、実質的に国鉄の収入なので、JRの収益はゼロ。

 みどりの窓口も営業時間短縮のお知らせ。5時半から23時までだけど、現在は6時半から20時まで。朝からぶっ通しではなく、交替制になっていると思いますが、営業時間が長くなるほど人件費もかかるので、20時までが妥当。

 赤穂線でイコカが使えるのは播州赤穂から近畿圏と、長船(おさふね)から岡山圏。同じ赤穂線であっても、両エリアをまたがってのご利用はできません。

 台風の接近に伴い、計画予定通りにならないかもと切符の購入は差し控えていましたが、当日になって、計画通りに行けそうなので、播州赤穂駅のみどりの窓口で未購入分を追加。かなり変な区間だというのに、駅員さんは慣れた手つきでまマルス端末をたたき、あっという間に数枚も発券!!まとめて一括でプリンタから吐き出すとぶ厚い切符が・・・。私のリクエスト通りになっているかどうか、1枚ずつ丁寧に説明。・・・・「以上で全部になります」「ありがとうございます!!」
 2階のコンコースにベンチがあったので、ここでまったりしながらスマホでこれから行く所の天気予報や雨雲予想をいじりながら一喜一憂。前から行きたがっていた、あの秘境駅に雨が降ったら大変。どうにか晴れて欲しい。
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赤穂線車内

2016-11-23 00:32:09 | 2016木次線・赤穂...
<<2017年3月31日まで あと129日(キロ)>>

 秘境駅や超ローカル線なら話題たくさんなのに、赤穂線は秘境駅もなく、山陽本線と山陽新幹線と並行しているだけにあって光風明媚な風景が続くわけではない。岡山を出ると、年賀状の干支に関係ある駅名から縁起のよい駅名の組み合わせにぴったりな、大富(おおどみ)駅。大富も縁起が良さそう。干支の駅名から縁起の良い駅名行きシリーズは2010年からスタート。2010年は幾寅(北海道)、2011年は卯之町(愛媛県)、2012年は辰野(長野県)、2013年は蛇田(宮城県)、2014年は美馬牛(北海道)、2015年は羊(ひつじ)。JR全線全駅に「羊」の付く駅名がない。吉祥寺(東京都)でこじつけるつもりでしたが・・・「ネ」が付くからダメ!!「あさからめでたいのう」と読める、厚狭→目出、目出→居能。いずれも、故郷の山口県、小野田線。2016年は猿橋(山梨県)、来年の2017年は秘密ですが・・・私の好きな鳥さんです(笑)あの駅だ!とすぐわかった方は、すごい!!着駅は、漢字で縁起のよい駅ばかりセレクト。もちろん、時刻表の巻頭ページにある、全国の駅名を見て、これだ!と決めます。2010年は初めてだということもあり、幾寅から北日ノ出。初日の出をイメージ。2011年は卯之町から喜多山。喜びが多く山ほどありますように。2012年は辰野から真幸(まさき)。辰年は真の幸せへ、と願いをこめて。2013年は蛇田から福生(ふっさ)。蛇がたくさんいる田んぼから福が生えてきますように願いをこめて。2014年は美馬牛から福吉。ビバウシのビバはイタリア語でviva、喜びを表す バンザイ!。2015年は「あさからめでたいのう」。2016年は猿橋から大楽毛(おたのしけ)。申年は楽しい1年でありますようにと願いを込めて。

 9月号で紹介されていた、秋の行楽列車のご紹介。オレンジ色のJR東海は飯田線の秘境駅号。乗車したのは、いつ頃だったかな~?2012(平成24)年の11月23日でした。ちょうど、今日で4年前。本当に早いな~。
 ブルーのJR西日本は花嫁のれん号。ちょうど、去年の今日。11月22日。今年は・・・!?ナシ。3月31日まであと129日(キロ)が0キロに達すれば大丈夫なはず!?

 イコカ(IC系交通カード)で無人駅やワンマン運転時はどうすんだろう!?と思ったら、これで謎が解けました。無札乗車を防ぐため、イコカを運転士さんに提示して、下車駅の改札機にタッチしてください。とのこと。しかし~。無人駅で入場するときにタッチせず、電車に乗って、イコカを運転士さんに見せるようにして、下車駅にタッチせず、だとしたら、キセルところが完璧な無賃乗車。運転士さんに見せるだけではなく、イコカの利用履歴を読み取れるような携行型のリーダーにタッチして、乗車駅の入場記録が確認取れていれば、下車を認めるとか。あるいは、ワンマン車内にバスのようにIC系交通カードで清算できるようなシステムがあれば。
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