東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

スイッチバックの駅、出雲坂根駅

2016-10-11 00:00:00 | 2016木次線・赤穂...
 宍道から備後落合まで木次線全区間通して運転されるのは1日3本のみ。「奥出雲おろち号」に乗車して、途中の亀嵩驛で途中下車。2本目の普通列車は宍道を11時19分に出て、81.9キロ先の備後落合駅に到着するのは14時34分。81キロの要所時間は3時間20分!?山陰から九州方面へは山口線、大阪方面なら伯備線経由のほうが速い。どちらも特急が走っており、陰陽連絡線の機能は果たしているが、中国山地を縦貫するような三江線、木次線、因美線経由で行く人はまずいない。
 キハ120はJR西日本発足後初めての新型ディーゼルカーで山地向けのエンジン出力を強化し、スピードアップを設計されたものなのに、ロングシート。たぶん、4人掛けボックスだとコストがかかるので、そのようにしているかも知れない。秘境路線のわりに車内のロングシートはほぼ埋まり、私の隣の席に座っているおばちゃまは地元の方かな??と思ったら・・・持ち運ぶできるような小さなノートを広げ、何か確認しているような様子だったので、チラ見。な、な、な、なんと

  宍道 1119
  落合 1434
      1438
  塩町 1548 
      1649
  府中 1821 
      1842 
  福山 1929 と記されているのに驚愕!!チラ見なんて本当はいけないんですが、大きな字で書いているので、この人たちも、私と全く同じ旅程!?と目を丸くしてしまいました。
 1人だけではなく、3人のおばちゃま達と汽車旅を楽しんでいる様子。ぱっと見たところ、70代くらいですが・・・。まず、おばちゃまが8時間も汽車に揺らされて旅行を楽しもうとは考えられないですっ!!もしかしたら、「オバ鉄」なのかも知れない!?
 若い男性の鉄道ファンを「鉄ちゃん」、若い女性なら「鉄子」、子どもなら「子鉄」、お母さんと一緒なら「ママ鉄」。今回は70代のおばちゃまなので「オバ鉄」。さらに歳を召された方なら「おばあ鉄」。おじさんは「オジ鉄」、80代を過ぎていれば「おじい鉄」!?私はどちらかといえば、「鉄ちゃん」に相応な年齢ではないので、「オジ鉄」か!?
 うじゃうじゃ一杯いるオジ鉄がオバ鉄に遭遇するとビックリするのは無理もない話です。鉄道ファンのおばちゃまなんて、全然聞いたことはないですしね・・・。

 車内放送があったらしく、出雲坂根駅に到着するなり、途中で下車される方がたくさん。何分停車するか、全然聞こえないので、時刻表で確認。腕時計を見ると、14時30分。時刻表に記載の発車時刻は14時52分。出雲横田駅で20分停車したばかりなのに、この駅も20分も停まるかよ!? 
 道理で81キロを3時間20分かけて走行しているわけだ。運転席前方の風景を眺めていると、25キロや30キロ制限の標識をよく見かける。木次線は山間を進む路線で落石や動物の線路横断とかよくある話。前方に異常物発見!!とすぐ停まれるような速度は25-30キロなんでしょうか。去年の中国山地を旅するときも、トコトコ・・・のんびりと走っていました。

 停車時間が20分もあるので、途中下車!!このあたりだと急こう配の島根県と広島県の県境付近。美味しい名水が湧き出ているところです。一口飲むと寿命が100年延びると言われているので、延命水と呼ばれているとのこと。

 木次線の歴史は100年だというのに、驛舎が新しく建て替えられていました。

 2010(平成22)年建立。

 この先は行き止まりになります。1段目は出雲坂根駅へ向かう線路、2段目は出雲坂根駅でスイッチバック。3段目はもう少し先で方向転換。三段式スイッチバックにより、隣の駅まで6.4キロの間に161mの高さを昇り降り。出雲坂根駅の標高は565m。隣の三井野原駅は726m。
 今の時代、1両のワンマンカーなので、運転士さんは両端の運転席に移動するだけで運行はできるが、国鉄時代の何両も連なった客車を牽引していた蒸気機関車はかなり大変だったかも??蒸気機関車の付け替えはできないので、機関車が後ろ向きで押したりしていたかもしれない。
コメント (3)
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出雲横田駅

2016-10-09 00:27:07 | 2016木次線・赤穂...

 木次線の中で主な主要駅である、出雲横田駅。時刻表を見ていると、出雲横田駅は1日9本発着しているのに、出雲横田から先は極端に減り、4本。ほとんど出雲横田駅で折り返す列車が多い。

 亀嵩驛もそうだけど、この駅も昭和9年開業当時からそのままの姿を保っています。出雲大社にちなんだ駅舎。

 1日9本発着する駅だというのに、乗車券発売窓口は朝7時から夕方の5時まで。オンラインで結ばれた指定席予約端末ではなく、POS端末。もし、マルスが設置されていたら、駅員さんのスキルによりますが、なかなか取りにくい難しい列車の予約でもラクチンかも!?今はなき、トワイライトエクスプレスやカシオペアとか・・・。まるで子どものころに1度は遊んだことのある、椅子取りゲーム。10時打ちを狙っていたのに瞬時に席を取られてしまい、がっかりするとか・・。

 私は旅先での入場券は収集しませんが・・・友人は必ず足跡として収集。友人が購入したものを拝借し、写真撮影。旅の思い出にアルバムを広げたときに日付と、購入した時刻も載っているので、正確な旅の記録になるということでした。なるほどですね。
 マルス端末と全く同じなんですが、マルスの場合は駅名が半角文字。発行会社の「西」とかは印字なし。マルスなら、端末の機種やメーカーを示す符号 が付く。MR(北海道、東海)、@(東日本)、M(四国)、F(西日本)、R(九州)、はMR32(白い端末)やMR52(黒い端末で最新型)という機種で日立製。A1やA2はOKI電気製。MV、VF、MKもOKI電気。001は、POS端末を示し、ほとんどNEC製品。駅により、乗車券の様式を統一するように日立製作所のフォーマットをOKIや日本電気も追随。

 あの~・・・JR西日本さんも、もっと柔軟な対応を!!通学定期券を所持する学生さんのみ立席での乗車を認めるといったような措置はできないのかね。部活動が終わって、帰宅しようと思ったら、金・土・日・祝日は普段のワンマンカーではなく、トロッコ列車です。指定席券520円と、乗車券が必要ですとは!!学生は収入もなく、少ないお小遣いから出しているわけなので、520円と別途乗車券が必要だったら、乗るのにためらい、次の汽車を待つのに15時53分。部活で疲れているので、14時27分で帰りたいと思う学生さんは多いはず。1時間半後の汽車は定期券で乗車できるから待っていろ!とは「時は金なり」。そのムダを排除するためになにかJRに働きかけが必要です。

 ずーっと昔、山口県の何もない田舎に住んでいたころの通学定期券の裏面を確認。
 1.自動改札機にあるところでは、自動改札機をご利用ください。 → 何もない田舎なので自動改札機なんて全然ない。機動改札隊員かワンマンカーの運転士さんに提示。
 2.特急料金等特別の料金を必要とする列車に乗車される場合は、特急券等のほか乗車券をお求めください。(別に指定した区間・列車では特急券等をお求めのうえご利用いただけます)
 と記載されているので、たぶん、指定席券を要す「おろち号」は定期乗車券では乗車不可なので、別途乗車券も必要だということ。木次線の活性化を図るため全国各地からの観光客を呼び込むのはよいことだと思うが、平日はワンマンカーなのに土日祝日は、指定席券を要す臨時列車。地域の通学生、しかも部活動帰りの足を奪っていることをJR西日本さんに認識してもらいたい。
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亀嵩驛(続き)

2016-10-07 00:00:00 | 2016木次線・赤穂...
 10月6日。今日もあつ~い1日でした。例年なら、秋らしくひんやりとした空気になるのに、最近は猛暑続き。7月になっても長袖を羽織りたくなるほど肌寒い日もあったし、季節がちょっとおかしくなっているようです。
 職場でも今日もクーラーが入りました。今日も長袖の人はあんまりいませんでした。やはりクールビズは10月31日までにすべきでは??

 亀嵩驛前の道路。周囲は民家が建ち並んでいて、新しく家が建ったりして、秘境駅ではないようです。

 奥出雲交通の路線バス。どうみてもワゴン。大型バスだと、乗客は数名程度だと空気を運んでいるようなものなので、バスといっても10人乗りのワゴンで運用。亀嵩驛前の蕎麦屋専用駐車場も完備。ぜひ、JR木次線で召し上がりにおいでくださいませ~。

 蕎麦屋の出入り口にあった、ステッカー。このマークは、山口県の何もない小さな漁村で両親が理美容を営んでいたときに、店内にこのマークがついていたのはおぼろけながら覚えている。じゃあ、もともとは蕎麦屋ではなく、理容店??と思い、ネットでいろいろ調べたところ、亀嵩驛に理容店という話題はなかった。最初から蕎麦屋。

 このSマークは、清潔・安全・安心マークで、理美容店だけではなく、クリーニング、麺類飲食店、一般飲食店でも適用。なるほど、ずーっと昔、両親が営業していた頃のマークを目にしているので、理美容店だけのマークかと思っていた。飲食店でもそのマークがあるとはいえ、あんまり見かけず。

 驛舎の待合室にあった自衛官募集相談員の札。「私、自衛官を志願して、小笠原・硫黄島での駐在隊員になりたいですっ!!」と言えば相談にのってくれるかどうか不明ですが・・・。硫黄島は太平洋戦争中、日米軍合わせて2万人が戦死。硫黄島は1968(昭和43)年6月26日、日本に返還。本土復帰するとともに硫黄島も東京都小笠原村に属するようになった。立派な滑走路も備えている自衛隊の硫黄島航空基地あり。400名の自衛隊が交代しながら駐屯している。就寝前に1杯のコップを英霊に捧げてからでないと、兵士さんが現れることもあるようです。

 木次線も100年。キハ120も国鉄らしさ雰囲気を出そうと首都圏色(朱色5号のみのタラコ色)でラッピングしたものも運行。ここは中国地方なのに、朱色のディーゼルカーを「首都圏色」と呼ばれるのは不思議なんですが、国鉄時代。国鉄が赤字になり、ディーゼルカーのカラーリングを簡素な朱色5号のみにしようと相模線、八高線、久留里線、木原線など、非電化区間の車両が順次塗り替えられたのがきっかけ。それで北海道から九州までディーゼルカーは朱色5号の首都圏色オンリーに。
 1987年、国鉄解体。JRに引き継ぐと、JR各社ごとのカラーリングに変更されましたが、JR西日本の本社は大阪なので、ディーゼルカーの塗色にカネをかけたくないのか、最近は国鉄色に戻している線区拡張中。わが山口県の何もない山陰本線も最近はほとんど首都圏色に変更されています。

 少し前までは、古めかしい筆記体で「かめだけ」の縦型駅名票があったのに、取り外されていますね・・・。

 丸太に焦がしたあとがたくさんあるのは何ででしょうかねぇ??焦がしたほうが腐らないからでしょうか。
 汽車を待っていたら、首都圏色ではなく、木次線カラーのキハ120 4がやってきました。残念。2両編成で、お客さんが乗っているのは前だけ。後ろは回送扱い。秘境路線だというのに、座席が全部埋まるほど満席。だったら、後ろの車両も回送扱いにせず解放すればいいのに~!!

 12時49分、出雲横田駅到着。20分間の停車なので、車両の切り離し。切り離された車両は12時59分、宍道に向けて発車。どこから工面するのかと考えてみれば、備後落合行きに連結して、途中で切り離し。運転士さんも同乗。あくまでも運転士なので、車掌さんのように検札や集札業務はなし。次の記事は出雲横田駅です。
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亀嵩驛

2016-10-05 00:00:00 | 2016木次線・赤穂...
 亀嵩驛に行ったのは9月4日。気が付けば今日は1ケ月目。7月末に出かけた小笠原旅行もまだまだ・・・季節が変わってもアップし続けていく予定です。9月4日の天気図は台風12号が鹿児島県の西側にあり、島根県はまだ影響が出ていない頃。「もしかしから、旅行は難しいかもしれない」と危うい状態で出発なので、間一髪。

 駅舎は昭和9(1934)年建築なので、往年の看板を再現。戦前の驛名票は今の左から右ではなく、逆。東京驛の駅名看板も「うやきうと 京東 TOKYO」。今はなき万世橋駅も「しばいせんま 橋世萬」といったような表示でした。

 昭和9年当時からそのままの出札窓口。行き先ごとに硬い切符がずらりと差し込まれ、「〇〇まで」と注文があると「〇〇円です」おのずと硬券をさっと取り出し、日付器にカチャッとスライドして窓口の受け皿にすっと差し出し。その場で小銭の収受。改札口に立っている駅員さんに硬券を差し出し、ハサミを入れてもらう。今は無人駅化となっている駅も、戦前だと、多くの駅員さんが駐在。

 秘境路線とはいえ、割と汽車はありますね・・・。11時01分はおろち号。おろち号が運転されていない日はワンマンカーとして運用。12時39分発まで、ここでしばらくまったり。

 三江線は残念ながら、平成30年4月1日で廃線になりますが、木次線は辛うじて生き残ります。それを見込んで、ラインカラー入りの駅名票をリニューアル。

 委託駅なので、駅舎の管理も徹底していますね・・・。

 夏の風物詩でもある「ほおずき」。9月だというのに、きれいに赤く実っています。春に植えて、5月頃に花を咲かせ、7月下旬から8月にかけて実を赤くする。だけど、俳句の世界(旧暦)で夏は5月から7月にかけて。8月からは秋になる。夏の季語かと今まで思っていましたが、厳密にいうと秋らしいです・・・。
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やっと亀嵩そばにありつけ

2016-10-03 00:26:24 | 2016木次線・赤穂...
 出雲おろち号に乗ったのは9月4日。今日は10月3日。もう1ケ月。小笠原から帰ってきて、2ケ月・・・。日ごろから多忙さに追われているうちに・・・あっという間に過ぎ去ってしまう。1ケ月なんてまだまだ先。平成30年なんてまだまだ先なんて、思っていたら、もう目の先の状態。

 亀嵩驛の開業は1934(昭和9)年。計算してみたら・・・82年の歴史を持つ駅。おそらく、駅舎としての基礎は昭和9年当時のままかと思います。

 駅舎の中にある、蕎麦屋「扇屋」さんの店内では、新聞で取り上げられた記事の切り抜きがたくさん。キハ52(今はもうJRでは全滅の形式、辛うじて生き残っているのは千葉県のいすみ鉄道)を迎える駅長さん。制帽をよく見たら、桐紋。

 内閣府でも使われている日本国の紋章。筑波大学附属聾学校のバッジもこの形。国立校だから、このような紋章。中学のときにこの紋章をしたゴールドのバッジを授与してもらったときは有難がったというのにわずか1ケ月で自らの意思で退校。根っから田舎人なので、大都会での生活に馴染めなかったかも知れない。大都市での生活を味わって、急遽田舎生活に逆戻り。今も日本一秘境の青ヶ島に憧れつつ・・・。なーにもないところだと、喧騒さも忘れさせてくれるし、いいところ尽くめ。
 日本国は桐の紋章。さて、JRでこのような紋章を使っているところはJR東海JR九州。東海と九州はなぜか、國鐡からの承継を大切にしているのか、制帽の紋章は国鉄様式。JR四国、JR北海道も旧制帽だと、桐の紋章がついていましたが、現在はJR四国、JR北海道オリジナルを採用。四国は瀬戸大橋、北海道はでかくJRマーク。JR九州の制服を細かく見ていると、ボタンは蒸気機関車の動輪をあしらったもの。JR西日本は日本国の桐は採用されていませんが、国鉄の動輪マークは相変わらず。まず、制帽。動輪に羽が生えたようなもの。JR西日本は飛行機のようにスピーティに送り届けるという目標もあるのか、駅員さんや車掌さんが身につけているマークはほとんど羽。JR各社ごとの制服を細かく見てはどのような由来なのか分析。

 友人が座席に座るなり、迷うことなく「割子そば」を注文。私もまねて、「割子そば」を注文。後で知りましたが、亀嵩驛そばで1番お勧めするメニューは「割子そば」。基本中の基本だそうです。3段式になっていて、1段目でいただいた「つゆ」を2段目に移して、いただくシステム。

 今まで「そば」を食した中で、亀嵩驛そばが最高に美味しかったでした!!

 開業当時は出札窓口だったところ。引き出しの中は、いろんな常備券が入っているかもしれない。(常備券とはマルスやPOSなどで操作して、裏面が磁気の印字された切符ではなく、印刷所であらかじめ行先ごとに印刷されたもので薄っぺらの紙切符)

 さらに嬉しいなこと。「たばこの煙のない飲食店登録証 -島根県-」食堂内部も禁煙、隣接する待合室も禁煙。たばこは、血管がつまりやすく脳こうそくや、心筋こうそくの原因になるし、ずっと吸い続けば肺がんで死亡リスクも高い。たばこはリラックスできる効果もありますが、体内に入ったニコチンの効果が出ている間のみ。ニコチンが体内から抜け出ると、またたばこを吸いたくなる衝動にからんでしまうので、その繰り返し。そんなリスクを一生背負いたくなければ、忍耐な努力を要す「たばこ断ち」。それを乗り越えれば、ずっと無煙な環境、食事も美味しくなるし、よいこと尽くめになるのは間違いなし!!
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長年も憧れだった亀嵩驛に下車!

2016-09-29 00:42:14 | 2016木次線・赤穂...

 亀嵩駅は1934(昭和9)年に開業。開業時からそのまま使われている昭和の雰囲気を漂わせるようなレトロな駅舎。たぶん、開業当時は駅長さんがいて、助役、出札掛、改札掛など駅員さんがたくさん駐在していたに違いない。時代の流れにより、無人駅化に伴い、駅長室を「扇屋」という蕎麦屋さんが入居。駅の近くに蕎麦製粉所があったので、今の駅長のお父さんが近所の方に昼ごはんとして蕎麦を振舞うようになったのが「扇屋」の始まりだということです。駅長兼出札掛兼店長兼駅周辺のメンテナンスなど1人で何役もこなしています。委託駅なので、出札のみで改札はやっておりません。昔ながらの料金式軟券を常備。POS端末が設置されていないため、管理駅の木次駅で料金式軟券を店主さんが一括で購入。売上の手数料は1割。例えば、240円区間を200枚購入すると4万8千円。10枚につき1枚のおまけがつくので、200枚だと20枚。4800円がお店の利益になります。長門二見駅も無人化になり、近距離乗車券の発売は駅前の二見饅頭屋さんが受託。各料金券を先に購入してから、お客さんが買われていくことで購入した分が戻ってくるわけですが・・・地元の人は直接車内で清算するので、なかなか売れない。2010(平成22)年で受託廃止。

 國鐵時代からそのまま使われている(?)駅名票。

 駅に着くなり、駅そば発売。すべてあらかじめ予約されたもので、パパパパッ!と引き渡し。

 秒殺で完売っ!!打ちたてそば1個500円(税込み)でした。

 改札ラッチ(改札掛の四角い領域)もまだ残っていました。最初から無人駅ではないと物語っています。クルマもまだ少なかった時代、鉄道最盛期。中国山地の各方面から交差するターミナル駅の備後落合駅も然り。駅前に旅館があるなど昔は賑わいを見せてくれたというのに、今は秘境のターミナル駅と化す。
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【動画】まもなく亀嵩驛でーす

2016-09-25 00:21:42 | 2016木次線・赤穂...

 今日はとても疲れたので、いつもよりは短めな記事です。奥出雲おろち号の車窓をお楽しみください。終点備後落合駅までではなく、亀嵩驛に下車する理由は、長年も憧れだった駅そばをいただくこと。事前に電話予約をして亀嵩驛ホームまでそば弁当を届けてくれますが・・・最大の目標は亀嵩驛舎の中で「そばを堪能」です。
 亀嵩驛に着くなり、現金を用意し、弁当の予約者がドアのところで殺到。亀嵩驛での停車駅は1分程度なので、その間に予約したお弁当の引き渡しを終えなくてはなりません。
 続きは真夏の小笠原も含め、この先もずーっと長いです。季節外れになってしまいますが、この先も長くおつきあい頂ければと思っています。!(^^)!
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奥出雲町の中心駅、出雲三成駅

2016-09-23 00:00:00 | 2016木次線・赤穂...
 島根県仁多(にた)郡奥出雲町。平成の大合併により、「郡(ぐん)」が消滅しているさなか、ここでもまだ「郡」がありました!!山口県は合併し過ぎて、いくつかの「村」が消滅。覚えていることは何もない秘境の「むつみ村」、「旭村」「福栄村」「佐々並村」・・・。厚狭郡も消滅し、山陽小野田市に。山口市や萩市などが広大な行政区域に変わってしまいました。
 おとなりの福岡県は現在も懐かしい「郡」健在。鹿児島線の折尾を博多方面に出ると、水巻駅。遠賀(おんが)郡水巻町。次の駅は遠賀川。国鉄時代は子供のころでした。駅名票を見て、遠賀川という漢字の読みは「おんががわ」。室木線の古めかしい旧型客車も発車待ち。室木線は1985(昭和60)年廃線。北九州は炭鉱の町だったころは線路が網の目のように張り巡らされていたのに、今の路線図を見るとかなり、スカスカ。国鉄時代の北海道もいろんな路線があったのに、今は次々と廃線に追いやられ、さらに、現存する路線まで廃線にする予定もあるそうです。たとえば、今は1日1本しかない札沼線末端の浦臼から新十津川間、留萌本線の留萌から増毛間、石勝線の新夕張から夕張間、根室本線の末端、釧路から根室間など。日高本線も線路が波に流されてから不通区間が鵡川から様似間の116キロ。札幌都市圏に人口が集中しており、全道の人口分布を見ていると、地方はかなり人口が減り続けていく一方でJRの利用客も減少・・・の状態なので、経営はかなり厳しい。
 ちなみに、留萌本線の留萌から増毛間は、2016(平成28)年12月4日が最終運行になり、12月5日から廃線となりました。高知県の予土線・半家(はげ)から増毛(ましげ)行きの育毛願望者向けの乗車券は2016年12月4日限り。逆に増毛から半家ゆきは縁起が悪い。

 マルス端末で「増毛」が印字されるのも、今年の12月4日まで。列車予約システムの中央装置からオンラインで全国のみどりの窓口の端末や指定席券売機に結ばれているため、乗車日を12月5日に指定して、乗車駅を「まし」を入力しても、候補の「増毛」が上がってこなくなってしまいます。寂しい限りです。半家(はげ)を健在させたまま、着駅をどの駅にするか組み合わせが難しい。
 すっかり本題からかなり脱線してしまいました・・・。

 出雲三成駅。みどりの窓口があってもおかしくないほど大きな駅。調べてみたら、24時間営業のポプラ仁多三成店併設。しかし、現在は2016年9月19日21時閉店。深夜2時や3時でも煌々と灯っていた明るい駅だったというのに、今は閉店後なので、真っ暗闇に!?「ポプラ」というコンビニエンスは・・・大手コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリマート、ミニストップ)に比べると、あまり見かけない。昔あったam/pmはファミリーマートに統合。サンクスもファミリーマートに移行中。ポプラはローソンと統合かな。
 簡易委託駅なので、POS端末設置。操作する人は受託を受けた地元の人か、売店の店員さんか、役場の職員か、どれかになりそうです。

 大きな駅なので、もしかしたら、奥出雲町の中心駅ではないかと調べてみたら、この駅の近くに奥出雲町役場。山陰本線に出雲市駅があって、ここは奥出雲町。その関係はまるで東京都多摩市と奥多摩町。

 出雲八代駅でアイスクリームの車内販売が降りていかれ、ここからまた別の業者さんが乗り込んできました。エビ・サケ・サバ・ウナギ・カニ・タコの6種類、贅沢な押し寿司の「笹寿司」。6個入りで1100円。「ハイ!私も買います!」と食べたくなってしまいますが、次の駅は亀嵩驛。これを食べて、亀嵩駅そば!?かなり食べてしまいますよね・・・。これはぐっと我慢して、亀嵩驛そばでおなかを満たすことにしましょう~!!

 もう少しで、亀嵩驛っ!!木次線は本当に何もない田舎をのんびりと走る路線・・・でした。
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木次線うまいもの特集~!(その2)

2016-09-20 00:06:35 | 2016木次線・赤穂...

 このアイスクリームは1個350円もしましたが、それなり相応なプレミアムがついています。甘さもちょうどよく、上品な味になっていました。


 木次線は中国山地を横断するような路線なので、トンネルも多い。トンネルの中は通年10~12度で保っているのか、夏場はかなり涼しく、冬は暖かいところになります。
 アイスクリームを食べながら、トンネルの中のひんやりとした風に当たるとちょっと肌寒いかな・・・。

 あれれ!?もうアイスの販売は終わり!?日登駅でアイスの販売員のおじさまが乗り込んできて、わずか2駅目の出雲八代で下車。距離は12.6キロだけど、山をのぼったりして速度はスローダウン。およそ30分くらい。1両の観光客に売りさばくのにちょうどよいかも知れません。

 出雲八代駅も古くて貫禄のある駅舎でした・・・。次は、出雲三成駅。
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木次線うまいもの特集~!

2016-09-19 00:35:45 | 2016木次線・赤穂...

 木次線のメイン駅、木次駅の隣は日登駅。古めかしい駅名看板が懐かしい。国鉄の駅名看板は全国どこに行っても統一、都道府県と市町村名入りだけど、こちらは木次線オリジナルのものだと思います。

 日登駅を過ぎたあたりに車内販売がありました。お酒はないのかな~と思ったら、アイスクリーム。

 島根県雲南市木次町東日登と書かれているので、純地産のものです。雲南(うんなん)市とは初めてきく自治体の名前だけど、平成の大合併で「大原郡大東町、加茂町、木次町、飯石郡三刀屋町、掛合町、吉田村の6町村が新設合併して誕生」。雲南市役所があるところは、やはり、みどりの窓口が置かれている木次駅でした。
 雲南市の面積は553平方キロメートル、人口3万9千人。市と名乗っていても、人口密度は69.9人/km2なので、少ないほうかな。(財政破綻した北海道夕張市は11.7人/km2、日本一秘境の自治体と言われている青ヶ島村は28.2人/km²)おおまかに1000人以上なら都会に属するでしょう。
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木次線唯一の直営駅、木次駅

2016-09-17 00:13:31 | 2016木次線・赤穂...
 木次(きすき)線は宍道から備後落合まで81.9キロ。
 始発の宍道駅と終点の備後落合駅を除き、全部で16駅。切符が買えるところはなんと10駅もありますっ!!POSとは、オンライン回線は結ばれていないが、パソコンのような端末でJR全線のどの区間からでも購入可能。木次駅は、木次線唯一の直営駅で全国の指定席券を瞬時に発券できるマルス端末も設置されています。

 加茂中駅(POS)
 出雲大東駅(POS)
 木次駅(直営 みどりの窓口あり)
 日登駅(常備券)
 下久野駅(商店で常備券)
 出雲矢代駅(常備券)
 出雲三成駅(POS)
 亀嵩駅(そば屋が常備券)
 出雲横田駅(POS)
 八川駅(常備券)

 経由欄を見ていると、「木次」ではなく、わざわざ「木次線」と印字されているのは、線名に同一駅がある場合は、○○線と表示するきまりがあるようです。他に、山口県の美祢線も美祢駅があるので、マルスの経由欄は「美祢線」、宇部線も宇部駅があるので「宇部線」、「小野田線」、「山口線」、他にも、可部線、津山線、宇野線、呉線、加古川線、福知山線、九州の鹿児島線、香椎線、笹栗線、佐世保線、長崎線、三角線・・・。

 ずっと昔、子どものころ。「小倉 → 長門二見 経由:鹿児島線・山陽・山陰」の印字を見て、鹿児島線は「線」が付いていて、山陽や山陰は「線」が省略される理由を調べたら、線名の中に同じ駅名がある場合は経由する駅と混同しないように「○○線」が付く原理。平成3年なので、今年でもう四半世紀前っ!!今と違って熱転写プリンターなので、永年保存ができそうなものなんです。今の感熱タイプは印字が消える恐れあり。

 木次線の中で1番大きな駅、みどりの窓口があって、木次鉄道部の乗務員区所もあります。ちなみに実家の長門鉄道部は長門市駅。JR西日本に鉄道部がついているのは何もない超閑古路線の活性化や効率化を狙って各路線や地域ごとに設定した、1つの組織。JR西日本は巨大な組織だけど、地域ごとに活性化させるために何々鉄道部とか小さな単位で組織を立ち上げ、運営は各地域ことに委ねておいたほうがやりやすいからでしょうか。

 木次駅は、直営なので、正社員の駅員さんが駐在。委託駅はメンテックなどの企業に業務委託。簡易委託駅は、駅前の商店などが受託を受け、駅のメンテナンスや出札。または地元の自治体が駅の中の駐在して出札など。ちなみに実家の滝部駅は下関市役所豊北支所の職員が駅員さんになっています。そもそも、滝部駅も無人化にする予定でしたが、地元の方が不良のたまり場とか荒れる心配もあって、無人駅化は反対。駅員さんを配備して欲しいという声もあったため、役所の方がJRから受託を受け、駅員として引き受けたようです。(月曜日のみ終日無人駅)

 宍道行きとすれ違い。

 木次線は全部で18駅!!と宣伝する看板。

 友人からいただいた、木次駅の旧駅名票。今は、下の青いライン山吹色のラインに変更っ!(2009年撮影のもの)
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【動画】木次線・出雲大東駅まで

2016-09-15 00:35:54 | 2016木次線・赤穂...

 撮影日は9月4日です。千葉のコメは4月上旬に田植えが始まって、8月下旬にはもう稲刈り完了。山口県の何もない田舎に住んでいたころは6月上旬に田植え、10月下旬に収穫。今の、田舎に引っ越ししてからやっと気づきました。千葉の田植えが早くて、収穫も早い。
 島根県は山口県に近いのか、稲はまだまだ青いところもあるし、黄金色になっているところはまもなく収穫。
 出雲大東駅までの風景を収録。
 出雲大東の次は、「南大東」駅。沖縄県の「南大東村」と全く同じ駅名。
 
 沖縄本島から400キロ離れた極東の北大東村、南大東村。

 青ヶ島より非常にアクセスが困難な場所なのかも知れない。

 青ヶ島行きは 羽田空港 7:30 - 八丈空港 8:25
        八丈空港 9:20 - 青ヶ島  9:40 (ヘリ)都心からわずか2時間10分で日本一人口の少ない秘境の青ヶ島へ到着!!

 北大東村は1島1村制で700名。南大東村は1430名。極東の地とはいえ、人口はますます多い。
 
 羽田空港 10:40 - 那覇空港 13:15 ANA469便
 那覇空港 13:45 - 北大東空港 15:45 (エアコミューター)
 ANAとエアコミューター正規運賃 8万円なり!!

 青ヶ島は何回も行けるけど、北大東島や南大東島は、非常に難しいかも!?
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奥出雲おろち号(その1)

2016-09-14 00:00:01 | 2016木次線・赤穂...

 奥出雲おろち号は出雲市駅が始発。先頭のDD15は出雲市から来て、そのまま。木次線は反対側だけど、付け替えはしない。つまり、後ろの機関車が押す形に・・・。

 あとでパンフレットを見てわかりましたが・・・全国のみどりの窓口で売り出される指定席は、1号車の1両のみ。全部で64席。ガラスがなく、大きく開放された窓なので、もしも雨が降ったりしたら大変。窓ガラス付きの2号車に移動してしのげるように、だそうです。マルス端末で「奥出雲おろち号」の2号車を指定しても、発券不可。えきねっとで事前予約を入れておき、10時打ちでどの席にするか任せっきりにしたら、真ん中のちょうどよい座席を指定してくれました。
 おろち号の「おろち」とは、日本の神話に出ている、伝説の生き物。蛇の姿をしたヤマタノオロチ(八岐大蛇、八俣遠呂智、八俣遠呂知)のことを指します。

 加茂中駅。ここでもラインカラーがイエローに更新っ!!やろうと思ったら、一刻も早くやる!!親方日の丸の國鐵時代とは大違い。

 1番前に目をやると・・・運転士さん付き。車掌さんは、おろち号オリジナルの制服着用。帽子はヨーロピアン風円筒形、ドゴール帽。JR各社の制帽を見ていると、JR九州だけはドゴール帽。後姿だけでJR九州かと間違われそうですが、JR西日本・木次鉄道部。

 運転席がついているのに、スハフ13 801 とはおかしい。運転席があるものは「ク」なので、スクハフ13の表示が正しいのでは??たぶん、DD15が押しているような形なので、前がよく見えない。先頭に運転士を配備し、ブレーキをかけたり、スピードをコントロールしていると思います。(思います、という表現なので、完璧に正しいとは言えず憶測)
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木次線のラインカラーは黄色

2016-09-13 00:33:04 | 2016木次線・赤穂...

 どう見ても、真新しい駅名票。JR西日本の標準駅名票はコーポレートカラーの青。木次線は黄色だとしたら、他の線区は??と調べてみたら、米子支社はラインカラーが導入されていました。
 
A 山陰線(米子~城崎温泉)・・・鳥取二十世紀梨の色
B 因美線・・・智頭杉の色
C 境線・・・日本海の海の色
D 山陰線(安来~益田)・・・日本海や宍道湖の夕日の色
E 木次線・・・沿線の紅葉の色 ※山吹色
F 三江線・・・江の川の色
V 伯備線・・・伯備線山並みの色

廃止が表明されている、三江線も、「F」が割り当てられ、駅名票も江の川色に変えたんですかねぇ・・・??変えたのなら、廃止はせず、ずっと存続させて欲しい。

 山陰本線ホームは「D」赤いライン採用。細かく見ていなかったため、宍道も赤ラインに変更されているすら気づきませんでした。
 木次線は黄色というより、山吹色。
 長門二見とか、実家のある山陰本線も変更!?と調べてみたら、山口県内の山陰本線はオリーブ色。駅名票1枚あたりの価格はいくらなのか、わかりませんが、JR西日本管内全駅の駅名票を付け替えるとしたら、莫大な費用がかかるのでは・・・??
 1987年4月1日、JR西日本発足。駅名票は国鉄時代のまま使われていましたが、1989年か1990年頃だったのか、長門二見駅もJRの青いラインが入った駅名票に変更。オリーブ色に変更されるのも2、3年後!?ラインカラーが変わっても、JRのロゴマークはコーボレートカラー(青)のままです。まもなく、JRも30年目なので、それくらいの改革があってもおかしくないかも知れません。西日本やりますね!!
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今年に入って、最初のディーゼル機関車

2016-09-11 00:01:02 | 2016木次線・赤穂...

 東京駅MV73(数少ない熱転写マルスの指定席券発売機)で発行されたもの。本当はJR西日本のe5489で予約するつもりだったのに、奥出雲おろち号はネット予約の対象外。JR東日本のえきねっとで事前予約を試みてみたら、JR東日本は、他社の臨時快速でも予約を受け付ける柔軟な対応。
 つまり、奥出雲おろち号は、JR西日本の商品なのに、自社のe5489は受け付けてくれない。JR東日本のえきねっとはJR全線の快速でもどんな列車でも受付可能なので、受け付けてくれる。
 ついに・・・・JR北海道の予約システムも、JR東日本えきねっとのシステムを導入する予定になりました!!実はJR全社(JR四国はJR西日本のe5489システム)までネット予約会員を登録していて、1番不便だと思ったのはJR北海道の列車予約システム。取り扱い内容は、JR北海道内の特急と北海道&東北新幹線のみ。予約しておいて、発券できる場所は道内のみどりの窓口に限られていました。JR北海道としては自社でのネット予約システムは管理やメンテナンスなど非常にコストがかかるのが目に見えているのか、JR東日本に連携を求めた結果、2016年12月1日からJR北海道内のみどりの窓口や券売機でも、JR東日本のえきねっとで予約したものを受けられます。もちろん、道内の特急列車も、JR東日本のえきねっとシステムを通して予約して、道内の窓口で発券。こう書いていると、JR北海道とJR東日本はもはや兄弟関係になりつつになっています。JR四国の特急の予約もJR西日本のe5489システム、四国内の自動改札機も西日本のイコカシステム採用。JRの色が似ているだけでも兄弟。北海道東日本四国西日本

 今年で木次線も100年目。1916年に開通。クルマもなかった時代なので、人や物資の移動は鉄道に頼っていた時代。自分の好きなようにどこでも乗っていけるクルマが便利過ぎるなのか、今は木次線としての存続が危うくなっています。三江線も、もともとは陰陽連絡線として急行「江の川」号運転。江津と広島を急行でおよそ4時間で結ばれていた。ところが、今の時刻表を見ていると、江津から広島は1日かかり。山口線経由の特急「おき」に乗って、新山口で新幹線に乗りかえれば速い。

 木次線を存続させるために、多くの観光客を呼び込もうも臨時列車の「奥出雲おろち号」が土日中心に運転。

 こういう機関車に乗るのは1年ぶり。去年の9月は最初で最後の乗車、カシオペア号の先頭車、DD51 1100。DD51はかつての山陰本線でも腐るほど多量活躍。私が子供のころの山陰本線はほとんどDD51牽引の客車。つまり、DD51機関車を普段の下駄代わりに使っていたようなもの。通学に使っていて、行くときのDD51は1104号機、帰りは1121号機・・・とか、DD51の製造番号まで今も頭にインプット。ディーゼルカーのキハもしかり。
 DE15 2558。DE10に比べると、DE15はあんまり馴染みがない。雪を押しのけるラッセル車として開発されたもので、用途は客車をけん引するものではない。DE10やDE15は、構内で客車の入れ替え用なので、運転席は前向いて座るものではなく、後ろの様子が見えるように横向き仕様なので、窓がこのようになっています。

 製造年月日の文字がつぶれていて見えませんが、調べてみたら、1971(昭和46)年製造。今年で45年目。機関車を操縦するのに、機関車操縦免許が必要になります。JRの運転士なら、どんな車両で運転できるとは限りません。自分の持っている動力車操縦者免許証で運転。機関車の客車が減少しているので、機関車操縦免許を持っている人はかなり減っているのではと思います。

 1号車は窓なしの吹き付けトロッコ列車。

 12系客車を改造されたもので、1号車はスハフ13 801。窓が付いていて、冷房付きは2号車のスハフ12 801。
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