東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

和歌山駅発行ではなく、海EX予約(3- )

2015-04-11 00:11:45 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 本当はJR四国高松駅の「みどり券売機」に東海のEXカードを差し込み、発券してもらう予定でした。どんな様式の切符が出てくるか検証してみたがったのに、地震の影響により大幅に到着遅れ。高松駅に下車せずそのまま琴平へ。
 あとで調べてみると、高松駅の「EX・e5489専用受け取り機」の地紋は、JR西日本の「W」。四国エリアなのに、「S」ではなく「W」が出てきます。
 和歌山駅の「みどり券売機」で試してみた結果・・・地紋はJR西日本の「W」だが、発行駅の記載はない。JR東海自社完結の特急券を他社で発券させておきながら、(3- )印字。乗車変更に制約はありますと書かれてあるので、JR西日本で発券しても、決済に使うカードがJR東海だから、変更が生じても東海の窓口でしか対応できないかも知れない。特急料金は普通に買うよりも、千円前後の割引料金適用なので、お得です。EXカードで予約して、東海道・山陽新幹線に乗るのに特急料金はかなり割り引いてくれるので、頻繁に利用される方は持っていても損はなさそうです。
 JR東日本のえきねっとを通して、東日本管内の指定席券発売機で発券なら「えきねっと割」として距離に応じて割り引いてくれるサービスはありましたが、3月の北陸新幹線開通に伴い、他社のJR西日本にも直通することから「えきねっと割」廃止。その代り、えきねっとで予約してもJR西日本の北陸新幹線停車駅なら受け取り可能になりました。どんな様式で出てくるか、検証は・・・近いうちにやってみます。
 たぶん、西日本の「W」に、他社も絡んでいれば(2-タ)(※1)が出てくるかも知れない。えきねっとは、かなり変な駅から変な駅行きとか、自分で好きな経由を指定して、乗車券予約。乗車券は原則として当駅発、指定席券と一緒でなければ他駅発のものは発券しない(※2)というJR西日本のみどりの券売機でえきねっとで操作した乗車券を簡単に発券できてしまいます。
 (※1)
 1は北海道、2は東日本、3は東海、4は西日本、5は四国、6は九州の発行会社識別数字。タは他社と絡んでいれば印字。タがないときは自社線完結
 (※2)旅客営業規則第20条
  駅において発売する乗車券類は、その駅から有効なものに限つて発売する。ただし、次の各号に掲げる場合は、他駅から有効な乗車券類を発売することがある。
 (1)指定券と同時に使用する普通乗車券を発売する場合。
 (3)駅員無配置駅から有効となる普通乗車券、定期乗車券又は普通回数乗車券を、その駅員無配置駅に隣接する駅員配置駅において発売する場合。
 JR西日本は上記のルール厳守、JR東日本はどんな駅から発券できるので少し緩やか。
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和歌山駅

2015-04-09 00:38:32 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 今夜のホテルは東口側。西口のほうが大きく、表玄関のようでした。

 JR西日本エリアなので、スマートイコカにチャージ!!東海と四国を除く4社の中で1番ポイントを稼ぎやすく、恩恵が大きいのはJR東日本のスイカ。ビューカードでチャージすると、3倍のポイントも付加、しかもsuicaポイントも付きます。たまったら、無料でチャージ。
 東日本1枚だけで十分なのに、ポイントの恩恵があまりない北海道(キタカ)、西日本(イコカ)、九州(スゴカ)も使うのは全国のJRを私が乗っ取った!!という、うぬぼれな性格なのか!?
 東海のトイカは現金専用なので、ポイント制度などは一切ありません。東京と大阪の大動脈、東海道新幹線でがっぽり儲かっているため、在来線向けのトイカなんて東日本みたいにいろんなサービスを付けようとかは思わないみたい。

 表玄関の駅舎。県庁所在地なので、大阪、京都、神戸と同じく多くの人が行き交っている大都会かと思いました。実際は違いました・・・。県庁所在地の駅にしては、ちょっと暗いです。まだまだ続きはあります。
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和歌山駅(その1)

2015-04-04 23:42:43 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 JR西日本の和歌山駅。

 故郷の長門二見も同じくJR西日本。民営化された1987年から1992年あたりまで5年間お世話になりました。1993年からJR東日本なので、東のほうが長ーくなってしまいました。JR西日本の「青」を見ると、懐かしくなってしまいます。
 首都圏から手軽に行ける、JR西日本は北陸新幹線。東と西の境界駅は上越妙高駅ですが・・・長野駅は全車停車なので、ここで東と西の乗務員交代が行われます。長野~上越妙高間の59.5キロは東日本だけど、実質的に運転士、車掌とともに西日本が越境乗務。
 今はなくなってしまった、大阪から札幌間の寝台特急トワイライトエクスプレスも、大阪から西日本の車掌さんが青森で北海道に引き継ぐまで越境乗務。青森まで長時間勤務だけど、いろんな出逢いや変わりゆく車窓の風景を楽しめそう。

 105系は103系の後継モデル。どちらも國鐵。昔はエアコンなんてなかったので、扇風機。JNR(国鉄)にJR西日本のプレートで上書き。車内に扇風機が付かなくなったのは201系(昭和54)年から。古いものはあとからエアコンを取り付けたため天井にダクト部財(空気を送る管)とか取り付けていますが、201系は最初から埋め込み式のエアコンなので、車内はすっきり。

 阪和線のライバルは南海線。競合に負けないように新型電車。大阪環状線はいまだに国鉄103系や201系が使われている理由は競合相手がいないため。ようやく車体の老朽化に伴い、大阪環状線も来年(2016年度)から新型323系導入。JR西日本は東日本に比べると使えるものは最後まで大切に使い切る傾向が見られます。廣島支社も國鐵王國だと揶揄されましたが、ようやく新型電車導入。山口県はまだまだずっと先になりそうです。

 通路に猫の足跡が!!そう、全国的に有名になった和歌山電鉄のたま駅長さん。JRと共同なので、このような通路でも足跡が見られます。
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南海フェリーで「たま駅長」へショートカット

2015-04-01 00:39:31 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 関西の大手私鉄の南海電気鉄道会社が、和歌山と四国を結ぶフェリーも就航していることすら知りませんでした。私はJRだけ詳しいけど、友人はJRと民鉄両方詳しいです。和歌山へフェリーでショートカット!というプランを考えてくれたのも友人です。

 牟岐線で徳島駅に着き、すぐタクシーで徳島港へ。出航ギリギリなので、椅子席は全部埋まってしまいました。この日は、いつもより肩こりがひどく、この椅子に座りたがったのに!とチッ!!「肩こりがひどくてね・・・」とは友人に言えず、ずっと我慢していました。症状が悪くなり、雑魚寝の座敷から起き上がれないほど硬直。和歌山港に着くまでこの状態。「ひどい肩こり」とやっと打ち明けました。(笑)

 11月24日 16時40分頃。友人撮影。今だったら、まだまだ明るい時間帯ですが・・・。

 切符も、南海電鉄地紋になっていました。

 和歌山港到着~!!桟橋から南海の和歌山港駅まで直結。切符を買おうとしたら、交通系ICカードが使えるのは自動改札機にタッチするだけ。券売機は使えず。

 運賃表をろくに見ず、和歌山市から和歌山駅までそんなに離れていないから140円区間のはずだと連絡切符を購入。


 和歌山市駅で、JR紀勢本線に乗り換え。

 紀勢本線は紀伊と伊勢を結ぶ幹線で、起点はJR東海の亀山駅(三重県)、和歌山県に入って最初の新宮(しんぐう)駅からJR西日本。和歌山から和歌山市間も紀勢本線だが、実質的に両区間のみ1時間に1本のワンマン電車。

 105系は103系より少し新しい。山口県の宇部線、広島の可部線なども活躍中。


 ようこそわかやまのポスター。制帽の羽根はJR西日本のトレードマーク。鷹のように羽ばたいて目的地へ早く着けるという意味もあります。京阪神圏の新快速や山陽・北陸新幹線なら理解できますが・・・山陰本線のキハは、まどろっこいですよぉぉぉ。(下関まで35キロなのに、要所時間は1時間以上)

 JR西日本の「青」を見るのも、久しぶり。

 和歌山駅の改札を出ようとしたら、ピンポーン!扉が閉まりました。運賃が足りないと。自動精算機で清算。徳島港を16時30分に出て、和歌山に着いたのは19時5分。船でショートカットしていなければ、高徳線、土讃線、瀬戸大橋線で岡山、新幹線で新大阪、阪和線で和歌山というふうに運賃も高額、遠回りになるところでした。
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日和佐 → 徳島

2015-03-26 01:32:31 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 きき 駅。同じ文字が2文字なんて珍しい。そういえば、山口県の山陰本線も「飯井(いい)」駅あり。ローマ字にすると「ii」。日本一短い駅はここだけだろう。

 きき を漢字にしたら、木岐。ここから飯井までの乗車券を買うとしたら・・・
 「木 岐 → 飯 井 経由:牟岐線・高徳・予讃・本四備讃・宇野線・山陽・美祢線・山陰 5日間有効(601.9km) ¥9,550」でした。

 ここも珍しい。「ゆき」の駅名を見ただけで、女性の名前を連想。しかし、漢字にすると名前とはかけ離れています。

 珍しい駅ばかり続きますな。阿波福井駅。本家は福井なので、こちらは阿波を冠しています。
 「阿波福井 → 福 井 経由:牟岐線・高徳・予讃・本四備讃・宇野線・岡山・新幹線・新大阪・東海道・湖西・北陸 4日間有効(552.6キロ) ¥9,010」

 あなん 駅。徳島県阿南市の中心駅です。それでも「みどりの窓口」撤去。

 そのあたりから徳島都市圏に入ったのか、車内はにぎやかになりました。

 阿波中島駅。

 いきなり文化の森駅。撮り忘れてしまいましたが、途中に「中田駅」がありました。さて、読み方は・・・??
 答えは「ちゅうでん」。最初は「なかだ」かと思い、漢字の上に「ちゅうでん」と書かれてあり、難読駅だなと思いました。

 終点、徳島駅。16:06に到着して、車で10分程度のフェリ―乗り場で16:30発和歌山行きに乗船しなければならない。

 県庁所在地の駅はほとんど自動改札機。県庁所在地駅で自動改札機がないのは・・・四国の徳島駅、松山駅。高松や高知は設置。九州は・・・宮のみ。(2015年秋以降、宮崎都市圏にも設置予定)。山口駅、松江駅、鳥取駅、福井駅。(金沢駅、富山駅は北陸新幹線開通に伴い設置)

 「あのー、すいません。切符を記念にもらいたいですが・・・」
 「佐古までだけど、ここで降りられると使用済のスタンプを押させていただきます。よろしいでしょうか」
 「はい」

 フェリーの出発時刻がせまっているので、タクシー乗り場へ。
 「5キロ先の、和歌山行きフェリー乗り場までお願いしますっ!!16時30分発なので、よろしく」と運ちゃんに伝えました。
 わざわざ5キロ先と伝えたのは、ちゃんと距離を測ったんだからな!とボッタクリ防止のため。(笑)ほとんどは善良なドライバーだけど、旅人は地理に疎いからと遠回りを目論む運ちゃんが少なからずいる。JR四国の旅は完了。南海フェリー、今度はJR西日本エリアに入ります。
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牟岐 → 日和佐

2015-03-24 00:00:12 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 ホーム側から見た牟岐駅舎。牟岐線の中心駅です。みどりの窓口なし、乗車券発行機のPOS設置。オンライン回線がないので、最寄りのみどりの窓口に電話して指定席を確保できたら、POS端末に列車名、座席番号を打ち込み、「中継」という形で発券するっぽいです。昔は紙による補充券でした。売上金の計算も手作業からPOS自動化になったでしょうか。

 「あああっ!!キハ40が!!」と私が茫然すると、友人が慌てて撮ってくれました。ありがとう。子供のころ山陰本線のキハ40や47によく乗っていたことを話しているので、「あああっ!」だけでも融通をきかせてもらいました!!(笑)
 今乗っている新型車両ではなく、この汽車に乗りたがったのに!!残念。何でも新しいものにかぶりつく私だけど、キハ40や47は例外。

 キハ20、キハ23、キハ25、キハ26、キハ45、ロングシートのキハ30。DD51がけん引する客車はオハ33、スハ42など編成がちぐはぐな古くてボロい汽車ばっかりだというのに、真新しいキハ40や47が初めて来たのは、1983(昭和58)年か1984(昭和59)年。工場から出たばかりなので、新しいにおいがプンプン。古くてボロ汽車ばかりで乗り飽きた頃なので、ものすごーく斬新な印象でした。あれからも30年か・・・。あっという間です。キハ20は昭和30年代、23や45は昭和40年代に製造されたもので、すでに全廃。昭和50年代に出たキハ40、47は現在もバリバリ現役。

 これは??自宅の天文台が珍しく、テレビのナニコレ!?に出ていたかな。

 日和佐駅。平成20(2008)年の連続テレビ小説のロケ地でした。

 ここでも立派な駅なのに、みどりの窓口はありません。オンライン回線機能なしのPOS端末ばかりです。徳島までの道のりは長い。早く和歌山電鉄のたま駅長や、にたま駅長の話を書きたいのに・・・。
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海部 → 牟岐 わずか11.6キロの旅

2015-03-21 00:33:53 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 海部から徳島ではなく、途中の牟岐で乗り換え。時刻表の路線図を見ていると、牟岐線は全線「みどりの窓口」なしっ!!終点の徳島駅はもちろん、ありますが・・・。昔は、牟岐・阿南・南小松島にみどりのマークがあったのは覚えているのに、指定席券の発券実績があまりないからとマルス端末を撤去!?新しい時刻表が来るたびに、山口県の長門市駅や美祢駅に「みどり」のマークをつい確認してしまいます。利用者も減少し、汽車の本数も減らされ、マルス端末も撤去させられてもおかしくない状況に置かれているところです。現在も、相変わらずマルス端末は設置。駅員さんの操作スキルが高ければ、トワイライトの10時打ちでも席を抑えられそうな。事前に入力して、電話で時報を聞きながら10時0分0秒の時報と同時に「発信」のボタンを連打するなど熟練していなければ、難しい。

 海部を出て、最初の停車駅。阿波海南駅。「海」が付く駅とはいえ、海は見えません・・・。

 次は、浅川駅。

 浅川を出て・・・

 鯖瀬。

 鯖を読む。年齢をごまかすってことですね。今もアンケートなどで実際の年齢よりマイナス5くらいで記入。

 ん?となりの駅はもう終点。わずか11.6キロで乗り替えとは、牟岐から4編成かも知れない??



 同じホームで徳島行きが待機。2両編成でした。海部から2両なので、同じ車両でそのまま徳島に行けばいいのに、ここで乗り換える意味がよくわかりません。牟岐から増編成なら、利用客が増えることを見込んでの乗り換えだということは理解できますが・・・。
 (山口県の山陰本線は、下関から小串まで2両編成(または4編成)、利用客が減少する小串から長門市は1両(4両の半分、2両)というパターンが多いです)
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海部駅

2015-03-19 00:00:49 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 甲浦からここまで8.5キロは阿佐海岸鉄道、ここからはJR四国の牟岐線。1枚の通し切符でも実質的に海部で打ち切って両社の運賃です。
 
 左は阿佐海岸鉄道、右はJRのホーム。先っちょを見ると、阿佐海岸鉄道のレールもJRに直結。時刻を調べてみたら、朝の2本だけ、阿佐海岸鉄道の車両がJR牟岐まで相互乗り入れ。甲浦までJRの車両が入るのも2本だけ。両社の車両を乗り入れることにより、使用料の支払いも相殺。

 2両編成の牟岐行ディーゼルカーが入線。徳島までだったらいいのに、何で途中の牟岐駅で乗り替えなんですかねぇ??牟岐から利用客も増えるので、4両編成かな??


 国鉄タイプのキハ40やキハ47だったら、懐かしくって嬉しいのに新型の1500形でした。土讃線の坪尻も1000形。万が一、四国の経営が行き詰まったときに西日本の青と合併しても違和感がないような配色(スカイブルー)をしたのに、四国のほうが次々と新型車両を整備。ただし・・・自動改札だけは、西日本の力をお借りしているのか、名称はSHIKOKU icoca。裏面の発行会社識別は「JW(西日本)」。

 海部駅から見下ろせる風景。

 それでも駅員無配置の無人駅でした。

 足腰の弱い高齢者が鉄道離れになってしまう原因です。1日数本しかないローカル線の高架駅にちゃんと乗降機を設け、バリアフリー化を推進すべきですっ!!高齢者、車いす利用者に優しい駅に生まれ変わってほしい。車いすの方でも、歩ける方と同じように地方ローカルでも自力で旅行できるような日本になって欲しいと願っています。
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わずか8.5キロの阿佐海岸鉄道

2015-03-16 01:08:00 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 甲浦駅全景。

 2014年はなぜか終着駅訪問の多い年でした。男鹿(秋田県)、大前(群馬県)、様似(北海道)、奈半利(高知県)、そして、今回の甲浦。鳴門線の鳴門も計画していましたが、最終目的地の和歌山到着が大幅に遅くなるので、断念。

 本当は高知までつながる予定があったようです。


 途切れた先を見ると、丘になっていました。もし、工事を続けるとしたら、丘を削って貫通させるつもりだったでしょうか・・・。

 ワンマンカー側面のプレート。よく見たら、阿佐海岸鉄道の後ろに「高千穂鉄道」がうっすら見えます。宮崎県のずっと奥、熊本県の阿蘇に届きそうなところに緑豊かな高千穂。延岡から高千穂を経て豊肥本線の立野まで結ぶ路線として國鐡が計画。延岡から高千穂まで国鉄高千穂線、1987年(昭和62)年4月1日、JR九州に継承。一方、高森線はJR九州に継承する前に第三セクターに転換。JR九州も、赤字ローカル線を整理。網の目のように張り巡らした筑豊の路線を次々と廃線および第三セクター化に転換。高千穂線も1989(平成元年)「高千穂鉄道」に転換。第三セクター化に伴い、汽車をJR九州から買い取るわけではないので、高千穂鉄道が自社の新製車両を発注。ところが・・・2005(平成17)年9月6日の台風14号による暴風雨でいくつかの鉄橋が流される甚大な被害に見舞われる。復旧するのに莫大な費用もかかるし、沿線の人口減により将来の見通しもないことから2006(平成18)年、廃線。ディーゼルカーは宮崎県から四国の阿佐海岸鉄道に譲渡し、第2の人生を歩んでいます。

 切符売りも一生懸命です・・。

 別々購入するのが面倒なので、甲浦からJR通しで買ってしまいました。

 甲浦駅発車っ!!いきなりトンネルです。

 中間駅の宍喰駅。甲浦駅は高知県だけど、ここからは徳島県。

 海岸鐡道にふさわしく、一部だけ海岸沿いを走行。

 もう海部駅に着いてしまいました。8.5キロなんて短すぎる。ここは日本一短い私鉄ではないかと調べてみたら、和歌山県の紀州鉄道でした。わずか2.7キロなんですっ!!「紀州鉄道」は全国に展開する名の知られているホテルも連携しているのでかなり有名です。
 次の記事はJR海部駅。
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甲浦駅(その1)

2015-03-11 00:29:21 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 室戸岬から甲浦駅ぬ向かうバスも、海岸沿いを走行。どこかの離島を彷彿させるような風景。青ヶ島村役場前の道路は、かなり高いところから海を見下ろせますが、ここはちょっと低め。

 バスの始発は安芸(あき)なので、ここまで2850円なり。普通の路線バスにしては2時間以上の長距離です。

 甲浦駅。駅舎の中に改札口はありませんっ!!四方に塞がれた建物。ちょっとおかしいな~と思ったら・・・駅舎の中に入らなくても、右側の階段を登ってホームヘ。国鉄阿佐線として建設された、くろしお鉄道はほとんど高架。甲浦までつながる予定もあったので、ここでも高架になっていました。

 汽車の本数は1日15往復。阿佐海岸鉄道は海部までわずか8.5キロ。運転士さんも、甲浦・宍喰(ししくい)・海部のみ。JR牟岐線が甲浦までにすればいいのに、わざわざ海部で分断する理由はわたしもよくわかりませんが、歴史を紐解いてみると、国鉄が牟岐線は海部まで、海部から阿佐線として計画していた。ところが、莫大な赤字により建設中にも関わらず凍結。地元の出資により、工事が完了している御免から奈半利までは土佐くろしお鉄道。海部から甲浦まで延びている工事途中の高架線は地元の阿佐海岸鉄道が買い取り、第三セクターとして運行。

 お土産店。

 駅ノートもありました。千葉から訪ねた方もいらっしゃいました。駅スタンプを盗む悪い輩もいるとは・・・。

 盗まれても、新しく調達するとか、阿佐海岸鉄道さんも大変だったのでは・・・。

 高架のホームから見える甲浦駅舎。

 海部行きの1両ワンマンカーが待機。

 甲浦からのJR連絡切符です。琴平駅みどりの窓口で「甲浦駅からでも発券できますか?できないときは海部からでお願いします」と確認してみると、社線の甲浦からでも発券できました。JRの連絡切符は、自社(JR)から社線(私鉄)へは発券できますが、逆に社線発JR駅行きは発券できないはずです。もともと國鐵阿佐線だから、例外かも。
 佐古ってどこなんだよ?って聞かれそうですが・・・徳島駅の1つ隣の駅です。徳島までだったら、「経由:海部・牟岐線」のみ。佐古を入れると、「高徳」も付き、運賃は同額。蔵本までだったら、「経由:海部・牟岐線・高徳・徳島線」になりますが・・・運賃がワンランクアップになるので、とりあえず佐古まで。甲浦駅の続きはまだまだあります。
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室戸岬で高知駅弁「かつおたたき」

2015-03-09 01:53:09 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 中岡慎太郎氏の生誕地は高知県安芸郡北川村。ここは室戸市。北川村ってどこなんだ?と地図で確認してみると、ちょうど室戸市の真上、北にありました。北川村より観光客が多く訪ねるこの地に大きな銅像が建っています。中岡氏はかの有名な坂本龍馬の相棒、江戸幕府の倒幕および明治維新に大きな影響を与えた人物です。

 海辺で見つけた、可愛らしいお花。

 バス停の向かいに室戸ジオパークインフォメーションセンターがありました。

 テーブルもありますね・・・。
 「ここで昼食にしてもいいですか?」とカウンターの係員にお願いしてみました。「はい、どうぞ~」と快諾。

 お弁当を広げたところ・・・温かいお茶まで用意してくださいました。「本当にありがとうございます」高知県庁に「おもてなし課」があるほど、おもてなし文化はすでに浸透しているようです。

 保冷剤もついているので、購入後2時間でも大丈夫でした。本場のかつおたたきは、ン何年ぶり。しばらくしたら、甲浦駅行きのバス。今度の記事は甲浦から徳島まで汽車ルポです。
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室戸岬

2015-03-07 00:11:39 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 3月6日(金曜日)。条件付貨物便の「あおがしま丸」は無事に着岸。「条件付」が出たとき、着岸できたかどうかこれも統計をとっていますが、「条件付」で欠航になったのは年間2~3回。97~8%の確率で着岸に成功しています。「条件付」が出ても、それほど心配するほどではないかな。
 3月7日(土曜日)。波高3メートルの予想ですが、風は北東からで南西に位置する三宝港は風で波立つことはないでしょう。たぶん、条件付出航で無事着岸の予想に賭けます。外れてしまったら、すいません・・・。

 ここは室戸岬。どこかの島を思い出すな~と思ったら、リアス海岸の式根島でした!!式根島は新島村の一部なので、住居表示は「新島村」になっています。式根島村として独立したとしても、人口はおよそ600名なので、人口の少ない自治体ナンバーワンに含まれません。ちなみに日本一は青ヶ島村の168名(平成27年2月1日現在)、2番目は利島村と御蔵島村。どちらも350名程度。日本一人口の少ない自治体1位から3位にランキングするところは日本の首都、東京都。絶海の孤島、辺境なところなのに、ゆうパックは都内と同じ運賃なので、かなり恩恵も大きいです。(たとえば、檜原村から青ヶ島村や小笠原村宛てでも、同一県内扱い)

 台風情報などでよく「室戸岬」が出てくるので、一度耳にしたことはあるかと思います。

 海とは反対側の山。灯台が見えます。

 灯台をクローズアップ。

 左は民宿、右は展望台。

 「室戸荘」。目の前が海だし、近くの室戸漁港で鮮魚の水揚げが行われているので、たぶん、この宿もお魚がたくさん食卓に出るかも知れません。岬ぎりぎり建っていますので、全国の「岬」マニア御用達のお宿かな・・・??次の記事は・・・室戸岬でランチ。
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奈半利駅から室戸岬へ(その2)

2015-03-05 00:44:16 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 奈半利駅売店で購入した本搾り(クレープフルーツ)を光風明媚な風景を眺めながら2缶も空けてしまったので、自分のカメラは特に出すことはなくぼんやりしてしまいました。写真は、友人が撮ってきたものを拝借しました。
 奈半利を出ておよそ1時間。バスは室戸市内に入りました。高知市、海岸沿いの室戸岬経由、徳島市に至る国道55号線です。

 左下に140.キロと書いてあるので、たぶん、徳島から140.8キロ地点かも。

 バスの中から室戸郵便局。思っていたよりも大きな局舎。平成19(2007)年に民営化された直後は「安芸支店室戸集配センター」。平成24(2010)年の再改革では、「室戸郵便局」に改めました。「集配センター」は小さな郵便局が集配を兼ねているところだというのに、もともと集配センターなんて見えない。(現在は集配センターという呼称はなくなり、親の郵便局名に( )で表示)

 まもなく、室戸岬。室戸市の中心地から少し離れたところです。

 室戸岬郵便局前通過。11月24日は勤労感謝の日の振替休日なので、お休みです。どんな風景印なのか気になるところ。

 バスは室戸岬に停車。時間は11時半頃。北海道のえりも岬はお土産店やラーメンなどの飲食店、見学できる「風の館」など観光スポットがたくさんあるのに、ここはあまりないです。友人お薦めの高知駅弁「かつおたたき」を用意してよかった。表面のみをあぶっただけの「なまもの」なので、購入してすぐ召し上がるようになっていますが、季節は初冬なので保冷剤付きで2時間くらいは大丈夫です。次の記事は、室戸岬周辺観光。
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奈半利駅から室戸岬へ(その1)

2015-03-02 00:30:29 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 本来なら、甲浦(かんのうら)駅まで結ぶ予定だったのに、ここで中断。甲浦駅~海部駅までのわずか8.5キロだけど、第三セクターの阿佐海岸鉄道が経営。「阿佐」の文字からわかるとおり、「阿波(徳島)」と「土佐(高知)」の1文字を取り、県境超えの鉄道。甲浦は高知県、となりの宍喰(ししくい)は徳島県。海部はJR四国の牟岐線に接続。この端末区間は、國鐵時代に阿佐線として建設中に途中で放棄。国鉄線牟岐線は海部まで延伸。海部から先も工事が終わっているのになかなか開通に至らないため、地元の出資により阿佐海岸鉄道として1988(昭和63)年開業。

 奈半利駅改札口。無人駅ですが、自動券売機設置。

 高架駅なので、階段で下へ降ります。くろしお鉄道はすべて高架駅。エレベーターがついていないので、お年寄りの方はちょっと大変かも・・・。

 奈半利駅の1階部分。お弁当や、地元で採れた野菜などを販売。雰囲気は地域の特産品を販売する「道の駅」に少し似ていました。

 未完区間の國鐵阿佐線の代行、高知東部交通バスがやってきました。甲浦駅行きです。北海道の広尾線も廃止後は十勝バスが広尾線の後継ぎとして運行。ここは、鉄道が通るはずだったのに未完。地元の足を確保するため、高知東部バスが運行。

 バスは光風明媚な海岸沿いを走行。この2ヶ月前も、日高本線の海岸沿い、えりも岬の海岸沿い・・・。

 季節は初冬。(今さらアップするなんて季節外れなんですが、撮影したのは2014年11月)夏だったら、泳ぎたくなってしまう海。

 高知県警のパトカーがやってきましたっ!!高知駅から長旅、ここでもまだまだ高知でした。高知駅から室戸岬まで鉄道とバスで2時間半かかります。
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高知~奈半利 その3

2015-02-27 00:40:02 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 国鉄阿佐線の敷設工事中、ほとんど高架橋を架けられていたのに、途中で凍結。長い間放置されていましたが、2002(平成14)年、第三セクターの土佐くろしお鉄道が全線開通。沿線の住民にとって長い間「悲願の鉄道」だったかも知れません。レール規格もよく、ディーゼルとは思えないほど高速走行。
 全駅にやなせたかし氏の描いたマスコットキャラクターが描かれてあるなど、アイディア満載の鉄道会社です。


 ほとんど海岸沿いを走行するため、塩害防止のためアルミ製の車両が使われています。今回乗車した車両は「くろしお鉄道」所有のもので、JR四国に相互乗り入れもします。JR四国も、くろしお鉄道に相互乗り入れし、車両使用料を相殺しています。首都圏も私鉄と地下鉄の相互乗り入れ、JRも6社ごと分割し、JR他社線に乗り入れるなら、他社も自社に乗り入れてもらう。その理由は、乗り入れされる側が車両使用料を支払わなければなりませんので、お互いに使用料の支払いを極力押さえるため、両社直通により相殺するようになっています。
 JR九州も国鉄時代の名残で山陽本線の新山口(小郡)まで交直流どちらも使える411系直通。西日本が九州に乗りいれるのは山陰本線のディーセルカーが小倉まで乗り入れるしかない。損得計算すると、九州が損するので、現在は下関でスパッと線引き。同じJRグループなんだから、お互い融通しあえばよろしい。

 ひらがな文字だけの「のいち」。

 JRだと、全国のJR線営業キロや運賃を収録しているハンディタイプのPOSを操作して、感熱紙のレシートっぽいのが出ますが、くろしお鉄道は昔ながらの手書き車内補充券でした。

 和食と書いて、「わじき」。

球場前。プロ野球のキャンプ地だということはテレビで知っていましたが、どこの球団だったのか・・・。「どこの球団?広島?」と友人に聞いたら「阪神」。沖縄や宮とか冬でも暖かいところをキャンプにしているので、ここでも暖かいかな??

 安田駅。偶然にも、土讃線の秘境駅・新改駅に安田団長さんが調査にいらしていました。1日違いで会えず残念。


 ずーっと海岸沿いだったのに、終点に近づくとご覧とおり。

 終点なので、有人駅かと思ったら無人駅。車掌さんが乗車券を回収していたので、「すみません、記念にもらってよいですか?」とリクエストすると、切符に斜め線を記入。


 奈半利駅。立派な高架駅です。

駅前にあった郵便ポスト。取集めは「安芸(あき)」郵便局でした。球場前のとなりの「安芸」駅は、JRのマルス端末設置。宿毛線の、中村駅、宿毛駅も、「みどりの窓口」があります。宿毛線は、岡山から特急南風が乗り入れるので、指定席券発券の需要があるからでしょう。
 
コメント
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