東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

高知~奈半利 その2

2015-02-24 00:05:03 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 高知発8時30分発奈半利行きは土讃線からそのまま土佐くろしお鉄道に直通する快速。
 もともと、くろしお鉄道も國鐵阿佐西線としてレールを敷設するところが・・・國鐵再建法により工事は凍結。岩手県の海岸沿いの三陸鉄道も、もともとは國鐵久慈線、宮古線、盛線として敷設工事中、工事凍結。北海道の日高本線も様似から広尾までレールを敷く予定はあったのに、途中で取りやめています。国鉄の事業を地元の企業が引き取ったため、地元出資の第三セクターとして経営。
 相次ぐ新幹線開業、並行する在来線はJRから第三セクターに継承しているところが多い。

 1.北海道新幹線開通後の、江差線(木古内~函館間)は「道南いさりび鉄道」。

 2.東北新幹線開通後の、東北本線(盛岡~青森間)は「いわて銀河鉄道」(岩手県内)「青い森鉄道」(青森県内)。

 3.北陸新幹線開通後の、北陸本線の直江津駅 - 市振駅間(新潟県内のJR西日本)と、信越本線の直江津-妙高高原駅(新潟県内のJR東日本)は、「えちごトキめき鉄道」。
石川県内の金沢-倶利伽羅(くりから)間の北陸本線も「IRいしかわ」に移管。

 4.九州新幹線開通後の、鹿児島本線の川内(せんだい)-八代間は「肥薩おれんじ鉄道」に移管。
 
 震災で現在も不通の釜石から宮古間(海岸沿いの山田線)はJR東日本負担で線路や駅などの設備を原状回復し、開通後の経営は三陸鉄道に移管するかどうか検討中だそうです。

 
 
 くろしお鉄道は、ほとんど高架区間を走行。高規格のレールなので、ディーゼルとは思えないほど高速走行。海岸沿いの風景は北海道の日高本線を思い出してしまいます、
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高知~奈半利(なはり)その1

2015-02-21 00:01:13 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 四国2日目の11月24日。今回泊まったホテルは空調もよく、とても快適。朝までぐっすり眠れました。ホテルで朝食。焼きたてのパンがメイン。もう少し欲を言えば、野菜サラダもあれば・・・。

 高知駅まで400mだというのに、路面電車の停留所が2ヶ所も。わざわざ乗らなくても歩いて行ける距離なので、徒歩で駅へ。昨夜は御免から路面電車のとさでんでここに来たため、高知駅の全貌は見えず。
 えーっ、この駅が高知駅っ!?前回来たのは、何年前でしたっけ?1999年なので、15年ぶり。昔の駅舎は覚えていて、高架駅ではないはず。

 言わずと知れた、明治維新の立役者たちです。巨体銅像がどーんと置かれてありました。
 予定ではお昼頃、室戸岬。友人いわく、「ランチは高知駅名物のかつおたたきを調達しておいたほうがよい」とのこと。

 高知駅は自動改札機設置。しかし、ICカード非対応。

 券売機コーナー。左側に「みどりの券売機」設置。JR西日本とJR東海と同じく、乗車券は原則として高知駅発のみ発券。JR東日本みたいに全国の変な駅から変な駅までの自由自在な発券は不可。JR九州は、全国の変な駅から変な駅まで購入できるが、乗車日の指定は不可。購入した日から有効。制約がつかないのはJR東日本なので、毎年、年賀状のネタに干支に因んた駅や、縁起のよい駅同士の組み合わせなど発券。

 琴平駅で購入した、高知から奈半利ゆき。御免から「くろしお鉄道」なので、厳密に言うと「社線連絡きっぷ」になります。
 全国のマルス端末に私鉄も収録しているので、JR・私鉄両社が取り決めた連絡運輸範囲内なら、着駅が私鉄の駅でも1枚にまとめて購入可能。

 高知を出ると、いきなり難読駅の「薊野(あぞうの)」駅停車。JR四国の駅名様式は漢字の真上に読み方が振ってあるので、ぱっと見ただけでもわかりやすい。

 となりの駅も、土佐一宮。房総にも「上総一ノ宮(かずさいちのみや)」、東海道線の愛知県内に「尾張一宮(おわりいちのみや)」があり、読み方は「とさいちのみや」かと思ったら、「いっく」なんて、これもかなり難読駅。奈半利までの旅はまだまだ長いです。今日はこの辺で。
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屋台餃子

2015-02-18 00:06:01 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 ホテルのフロントマンに「この近くに美味しくてお勧めのところありますか?」と聞いてみました。さっと地図を取り出し、「ひろめ市場は高知県の美味しいところを集約しているところです」と場所を教えてもらいました。しかし、ここから少し遠い。1キロ先かな。長旅で疲れているので、「1番近いところはありますか?」「すぐそこでしたら、この和食処です」教えてもらったとおりに行ってみたら・・・「今日はお休みさせていただきます」と張り紙が・・・。
 「ここにしようと思っていたけど、仕方がない。適当に見つけましょう」

 「この餃子屋さんはどうかな?」

 メニューは・・・??これだけ!?

 カウンター席に案内されましたが、横並びのカウンターだと手話が見えない。首を振り向かなければならず、ちょっと不便。
 「カウンターじゃなくて、テーブル席にしてくれない?」と店員さんにお願いして、席を変えてもらいました。
 たまたま空席がありましたが、出入口に着席待ちのリストや椅子が置かれてあったので、行列ができるほど美味しいお店だとうかがわせます。

 まず、1番お勧めの焼き餃子。

 水餃子も注文。暖かいスープにつけていただきます。

 シャキシャキピーマン。野菜類はこれしかないので、あっと言う間に平らげてはまたおかわり。気が付けば3皿。ごま油、ブラックペッパー、韓国海苔で和えたものだけど、なかなか止まらなくなるほど美味しいです。

 めんま。

 チャーシュー。


 〆めに、ご飯類か、ラーメン迷いましたが、やはりラーメンを注文。水餃子についていたスープと全く同じ味でした。ここは高知県なので、カツオダシたっぷりのあっさり系でした。ごちそうさまでーす!!
 ホテルへ戻る前にコンビニに立ち寄り、おつまみと缶ハイボール購入。長旅の疲れもあってか、今日は早めに就寝。明日(11月24日)も、高知から土讃線とくろしお鉄道で奈半利、室戸岬、海部から牟岐線で徳島へ。徳島から南海フェリーで和歌山というスケジュール。
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とさでん交通は動く博物館!?

2015-02-16 00:04:57 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 後免駅前に路面電車があるかと思ったら・・・駅前の様子は家が建ち並ぶだけの住宅街になっていました。「みどりの窓口」に戻り、「路面電車の乗り場を探していますが・・・」と聞いてみました。
 若い女性駅員さんが「御免町」という隣の駅から出ていますが、ここの最寄りは「後免中町」が1番近いです。出口を出まして、国道195号線に差し掛かります。右折すると、スーパーが見えます。ずっと歩いて突き当り。そうすると路面電車のレールが見えます。見えたら、左側あたりです」と地図を交えながら筆談で丁寧に教えてくださいました。「ここから歩いて、どのくらいですか?」「えっと・・6、7分くらいです」初めてでもわかりやすく、教えてくださってありがとうございますっ!!

 友人の「とさでんは全国各地で活躍していた路面電車をここで第2の人生を歩んでいるので、いろんな種類が見られる」と話していたとおり。
 この電車は、なんと1958(昭和33)年製造。平成も27年になり、古い電車にこのような数字(24や28など)が入ると、よく見ないと昭和なのか見分けができなくなってしまいます。


 古い電車に揺らされながら、高知最大の繁華街、はりまや橋到着~!!
 今夜の宿は、「蓮池町通」という停留所からすぐそこ。1つ隣です。はりまや橋で運賃を支払うともに乗継券をもらい、乗換えようとしたら、友人いわく「となりまで、あっという間だよ。歩いて行ったほうが早いかな」とボソッ。

 高知駅の反対側、桟橋車庫前行きです。

 しばらく待っていたら、高知駅前行きがやってきました!!なんと!!昭和25(1950)年、山口県の日立製作所製造。東京の都電で活躍し、この地にやってきましたと自己紹介付き。

 1分も経たないうちに、「蓮池町通」停車。「えっ!?もう降りるの!?」とビックリ!!降りてみたら、さっき乗ったばかりの「はりまや橋」が見えるではありませんかっ!!後で調べてみたら、わずか200m。

 昨日はゆりかごのような乗り心地のサンライズ瀬戸のB個室、今夜の宿は、繁華街の真ん中にあるビジネス系ホテル。部屋に荷物を置いて、夕食へGO!!この日の朝ごはんは・・・琴平で讃岐うどん、ランチは琴平駅売店で調達したサンドイッチなどの軽食を坪尻駅で。特急「南風号」の車内販売はなかったので、道理でお腹が減ってしまいました。
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ごめん駅(後免駅)

2015-02-10 00:24:00 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 高知行きの汽車がいったん、止まり、バックしながら新改駅に入線。下車客はもちろんゼロ。乗車客は私たちだけ。
 2月10日の高知県日没時刻は17時45分。私たちが探検した11月23日は17時00分。今だったら、完璧に真っ暗ということではないかと思います。
 土佐山田駅で長時間停車。学校帰りの生徒たちが次々と乗車し、車内が少しにぎやかになりました。すると、友人が「そのまままっすぐ終点まで乗るんじゃなくて、御免(ごめん)で降りて、少し時間がかかるけど、とさでん交通の路面電車に乗ってみたい」と。JRだけではなく、私鉄、路面電車までも詳しい。「とさでんの路面電車は市内なら待たず乗れるけど、ごめんは郊外なので、本数が少ないかも?」スマホで時刻表を検索してみたら、「御免からはりまや橋までは数分おきではないけど、10~15分ごとに出ているみたい」「じゃ、それにしましょう!」

 急きょ、乗車券は前途放棄して、後免駅下車。あらかじめ計画を立てていたら、御免駅までの乗車券にするつもりでした。
 ここはJRなので、駅名票はJR四国。同じホームなのに向かい側は土佐くろしお鉄道なので、反対側の駅名票は・・・

 アンパンマンの作者、やなせたかしさんのイラスト入りでした。

 近代的な駅舎に生まれ変わったばかり、橋上駅になっていました。

 改札口の横に「みどりの窓口」。ここでもあったとは!!琴平駅でJR他社線の乗車券をまとめて購入してしまったけど、マルス券に後免駅発行の文字が入るここで買えばよかった。

 券売機1台。よくみたら、あれほどオレンジカードをたくさん発行していたJR四国なのに、カードの差し込み部分は蓋をしているので、新型でも現金専用機。まるでJR四国のオレンジカードは他社で消費してくださいと言っているかようだ。

 駅舎の玄関付近。JRマークだけではなく、両者のフルネールでした。JRは全社共通、「鉄」の文字は、赤字国鉄みたいに「金を失う」を連想してしまうので「金」と「矢」の組み合わせになっているのが特徴。くろしおさんは普通に「鉄」の文字でした。

「鉄」の文字に注目。「金」と「矢」になっています。
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新改駅(その3)

2015-02-05 00:48:43 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 日没後の新改駅舎。あたりは真っ暗でも駅舎の明かりが煌々と輝いています。

 駅前の道。

 行き先止まりの車止めも、明るいランプ。

 何もない田舎駅ホームの電燈は、安っぽい20ワット直管蛍光灯をつけているところが多い。故郷の山口県・長門二見駅も。西日本の夜明けは遅い。夜が明けないうちにの朝6時半か7時の汽車で下関まで通学。かなり漆黒の世界でした。小湊鐡道の田舎駅も然り。いまどきのLEDライトは使わない。昔ながらの蛍光灯。蛍光灯といっても種類はいろいろあり、三波長発光形という演出色の高いタイプではなく、一般タイプは同じワット数でも色の見え方が安っぽく暗く感じる。駅ホームはほとんど後者のタイプが使われている。それなのに、秘境駅の新改駅はLEDライトなので、かなり明るい。

 日没後の秘境駅はここが初めて。今度は日本一秘境駅、小幌駅の夜はどんな雰囲気になるか見てみたい。
 数日前にアップした「なんと!」の続きです。
 テレビ東京の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」のロケにやってきました!!安田さんがいらしていたのは、昨日だった、とのこと。もし、取材日を今日にずらしていたら・・・汽車から降りたら、そこに安田大サーカスの安田さんが仁王立ち。「あなたはなぜ、この駅に降りたんですかっ!?」といきなりマイクを突き付けられるところだったでしょう。テレビに出るのが好きではないので、1日ずらしてよかった~!と胸をなでおろしています。
 テレビ局のスタッフさんと少しおしゃべり。放映日は「12月18日木曜日です!」と企画案内のチラシまでちゃっかりいただきました。
 明日の2月6日(金曜日)も、厳寒地の北海道で団長安田さんが体を張る秘境駅リポートが放映されます!!時間は、21時から。北海道のどこなんでしょうか。即録画予約を!!
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新改駅(その2)

2015-02-02 00:25:02 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 新改駅も、やがて日が暮れようとしています。

 改札口は切符入れが1つ。ほとんどワンマンカーなので、運転士さん横の運賃箱へ回収されるので、切符1枚入っていませんでした。

2008年頃まで、駅の向かいに廃屋があったらしいだけど、現在は撤去されているようです。

 この中は何だろう?

 開けてみたら、駅ノートが入っていました。札幌からついに念願がかないました。えええーっ!北海道から四国なんですかっ!?
 9月の小幌駅ノートでも、いろんなところからやってきたというコメントに驚かされますが、ここでもかいっ!?

 香港から。

 横にあるリストのようなものは何なんだ?

 設備に異常はないかチェックする帳票になっていました。
 1番笑えたのは、「駅周辺に不用な掲示物はないか」「駅ノートの状態は良好か」。点検者のニックネームAは「さすらいのギャンブラー」、Bは「ゴリ氏」。勝手に宣伝のポスターを貼っても撤去の対象になるし、駅ノートはJR四国の管轄外なのにそこまで気配っているようです。職場でも業務日報はあるけど、ニックネームは使っていない。JR四国さんはユニーク。
 そこで、私も時々日報を記入する癖があるのか、異常があったら、この欄に記入してくださいというスペースに「11/23 改札口の上の蛍光灯が切れています、交換してください」と記入。すると、友人が「それって、駅員さん用?」「はい、私も駅員さんの代わりに記入~」(笑)

 
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新改駅周辺

2015-02-01 00:00:14 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 この写真は私が撮影したものではありません。友人からもらったものです。駅は行き止まりになっていますが、道はアスファルト舗装。青ヶ島、母島の都道、村道はすべてコンクリート舗装。灰色のコンクリートの道に慣れていると、八丈島(父島)のアスファルト(黒い道路)は都会的だな~と思えるのが不思議。小幌駅、坪尻駅は砂利道。

 車1台ギリギリ通れるほどの狭い道。

 つづら折りの坂道。

 本当に何もない風景が続きますね・・・。

 ここから本当に「ほっと平山」までたどり着けるか、ちょっと不安な風景。

 ここは・・・新改駅の先にある、本線から駅へ入線する分岐線。(安全な場所からズームモードで撮影)
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新改駅(その1)

2015-01-30 00:36:09 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 特急停車駅の土佐山田からわずか1駅、7.4キロ、220円区間。逆戻りするので、別途往復券を用意、運転士さんに「記念として持ち帰ってよろしいですか?」と提示。「はい」とうなずき。あくまでも運転そのものが仕事なので、いちいち乗車券に「無効」のサインを書くのが億劫らしい。

 一見すると、行き先止まりの終着駅のように見えますが・・・四国山地の険しい山中にあり、急こう配の本線から引き込み線に信号場設置。戦後の昭和22(1947)年に信号場から旅客を取り扱う駅に昇格。北海道の小幌駅も、もともとは信号場。現在は何もないところですが、昔は漁師さんの家もあったらしい。駅員さんもいて、旅客も取り扱っていた。仮乗降場なので、営業キロは設けず、切符は下りなら隣の礼文駅から、上りは隣の静狩駅から計算。1987年(昭和62)年4月1日、JR北海道に継承するとともに「駅」に昇格。営業キロは1990年3月10日設定。みどりの窓口のマルス端末に「小幌」の文字が入るようになったのはその頃から。1990(平成2)年のマルスはかなりでかく、机ほどの大きさ。乗車駅の穴にピンで差し込むタイプ。今の時代、「こぼ」を入力するだけで「小幌」と自動的に候補として表示されるが、1990年当時は、漢字でやりとりするほどメモリもないし、通信回線も余裕がない。4文字のカタカナで入力する電報略号を使用。ちなみに小幌は「セカコホ」、新改は「シコシカ」。昭和時代の電報はカタカナ文字だったと同じように。「アス カエル ヨロシク」とか。

 線路が行き止まりになっているのに、駅名票は両隣の駅名付き。

 待合室は広くて、片隅に掃除道具。お掃除が行き届いているのか、すっきりしています。
 出口に「ほっと平山 1.3キロ」という謎めいた看板が・・・。
 「ほっと平山って何だろう??お店かな?」
 「さあ、何だろうね?」

 友人が「平山小学校の手前に商店があるよ!何か飲み物でも買ってくるから」と言い残し、出かけてしまいました。

 駅前。坪尻駅前は道もなく、草むらだったのに比べるとここは少しマシなほう。

 秘境駅だというのに、クルマで来る人が・・・。ナンバーを確認すると、地元の方ではない。東京や大阪からわざわざクルマでこの駅を見に来るなんて、秘境駅マニアかも知れない。クルマじゃなくて汽車で来いよ!とひそかに思ったら、「18時の汽車で帰るんかい?」と声かけられました。それがまさか!?・・・なんです。(続きはまだ今度)
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【動画】土佐山田 → 新改

2015-01-27 00:11:52 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 動画の撮影日は11月23日。もう2ケ月前です・・・。自分のお気に入りだと、少しずつアップしていきますので、なかなか終わりません。季節が変わっても、風景が季節外れだと感じることもあるかも知れませんが、ご愛嬌を・・・。
 特急で土佐山田駅下車、阿波池田行きの各駅停車ディーゼルカーで1駅逆戻り。阿波池田行きの列車だと書いていたら、列車は機関車により牽引される何両も連なった客車を意味します。時刻表に必ず掲載される列車番号は、電車、ディーゼルカーを区別するための識別子番号として、「レ」なら客車牽引、「D」はディーゼルカー、「M」は電車。
 特に山陰本線の824レは、有名です。昭和時代、門司(福岡県)→福知山(兵庫県)の山陰本線を鈍行列車として運行。門司から下関間は関門トンネルなので、塩害防止のためアルミのEF30の電気機関車牽引。下関でDD51に付け替え、595.1キロの福知山まで。(途中の浜田、米子でDD51つけ替え)
 門司を朝の5時22分発車、下関5時30分停車。EF30からDD51に付け替え作業。5時42分発車、わが故郷の長門二見に6時46分。もちろんサボ(行先表示)は「福知山」だから、この先もずーっと走行。福知山には23時51分。5時22分から23時51分、気の遠くなりそうな、18時間29分の鈍行。(おがさわら丸も、気の遠くなりそうな船旅。10時に出発して、翌日の11時半に父島なので25時間半なんですっ!!。青ヶ島は前夜のうちに「たちばな丸」乗船、翌朝、「あおがしま丸」に乗り継ぎ、13時10分到着なので、14時間だけど、羽田から朝一の飛行機とヘリならわずか2時間10分っ!!羽田7:30 → 八丈8:25/八丈 9:20 → 青ヶ島 9:40。ヘリが満席なら「あおがしま丸」、通常便9:50→ 13:50、貨物便8:50 → 12:50)
 すっかり話をそらしてしまいました。土佐山田から新改に向かう途中でも、トンネルの数もかなり多かったです。新改駅はスイッチバック駅なので、近づくとレールは行き止まりになっている新改駅ホームへ入線。ドアが閉まり、発車となると、運転士さんは反対側へ着席。本線まで走行し、再び運転士さんは反対側に戻り、本線走行というシーンを撮影しました。
 土讃線は高知を結ぶ特急運行本数も多い「幹線」なのに、秘境駅を2つも抱えている珍しい路線。日本一の秘境駅とされている北海道の小幌駅も、函館と札幌を結ぶ北斗星や貨物列車も走る「幹線」の室蘭本線。似たような環境かもしれません。
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土佐山田から新改

2015-01-24 00:39:49 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 
 琴平から特急で土佐山田までワープ。特急は新型なので、乗り心地もとてもよかった。島国のJR(北海道・四国・九州)は本州3社に比べると経営基盤が厳しいところだというのに、相次いで新型を導入。古いキハ47やキハ40は有効活用すべく、海外へ無料譲渡。JR四国のコーポレートカラーはスカイブルー、JR北海道はもえぎ色。1987年、JR発足時に四国がもしも、経営が行き詰まったら青の西日本と合併してもよいようにスカイブルー、北海道も東日本と一緒になっても違和感のないようにもえぎ色といったような配色もあったらしい。ある日いきなりJRマークがスカイブルーから青に変わっても、よほど気づかないだろう。そこまで用意してあっても、JR四国とJR北海道としてちゃんと経営しているのは素晴らしい。他社に頼らないようなしっかりした工夫もあるおかげだと思います。JR九州ははっきりとした赤。発足当初から、九州だけでもやっていけると確信もあったのか、成功例は九州新幹線。



土佐山田での乗り換えタイムはとても短く、反対側のホームへ駆け足。

 途中下車して、改めてこの切符に「土佐山田」入りのスタンパーを入鋏してもらいたがったけど、時間がありませんでした・・・。JR四国なのに、東日本の(2-タ)なんてけしからんだけど、琴平駅で他社線のをたくさん買いましたので、お互いさまということで。(2-タ)の2は東日本、タは他社線も含むを意味します。

 山田といえば・・・福岡県の「上山田」「下山田」を思い出します。炭鉱のまちにレールが網の目のように細かく張り巡らされていた時代もありました。上山田線も山陰本線と同じオハ50のレッド客車も走っていました。JR九州になってまもなくの昭和63年に1回だけ、最初の乗車で最後。その年の9月1日、廃線。その5年後の平成4年に上山田線廃線跡めぐりに出かけました。下山田駅は明治28年開業時からそのままの駅舎。かなり貫禄がありました。あれからもう・・・23年も経過。あっと言う間です。
 もう1人。いつも食卓を飾ってくれる、青ヶ島の調味料を作ってくれるお方も思い出します。

 あれれ?坪尻に行ったときと同じ形式の車両ですっ!!國鐵車両はもう消滅なのか。15年前はキハ47やキハ58が活躍していたのに~!!

 ん?高知から450円区間。県都からそんなに離れていないのに、これから秘境駅とは・・・。

 ここでもスイッチバック駅なんですっ!!あっ、もうこんな時間になりました。すいません、ここで引き上げます。今度また続きを書きますね。
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【動画】小歩危渓谷

2015-01-22 00:48:47 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 前回の記事は大歩危駅に着いてしまいましたが、この動画は大歩危に着く前の小歩危付近の光風明媚な風景です。南風13号は、岡山駅を14時5分に出発して、14時25分、児島駅でJR西日本からJR四国の乗務員に交替。瀬戸大橋を疾走し、14時39分、四国に入って最初の駅、宇多津駅。土讃線に分岐する多度津駅停車。琴平・・・坪尻を通過して、阿波池田。高松運転所から高知運転所にバトンタッチ。高知16時39分。特急なのに、14分間停車。運転士、車掌さん交替して、16時53分発車。18時01分、窪川到着。ここから第三セクターの土佐くろしお鉄道中村線に直通。ここでも乗務員交代。JR四国から土佐くろしお鉄道にバトンタッチ。終点の宿毛駅には19時4分。岡山から327.2キロをおよそ5時間。四国新幹線があれば、300キロなんて1時間半だけど、瀬戸内海の真上を走行し、険しい山奥も走行し、車窓はさまざまなドラマが見られる路線だと思います。私が乗ったのは、琴平から土佐山田のわずかな区間ですが・・・。
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阿波池田を過ぎると、大歩危渓谷の光風明媚な風景

2015-01-20 00:13:24 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 友人の「さぬきビール」。ん?いつもはチューハイや焼酎、ビールはあまり飲まないほう。「あれれ?それ、ビールっすよ?」「ご当地のものを飲んでみようっと」少し飲んでみたら、「なんか果物が入っていて、フルーティな?」「ビール類のなかで1番飲みやすいのはこれかな」「なるほど・・・」

 通過する坪尻駅を動画撮影。

 車掌さんの検札。「ありがとうございます 高知」の青いスタンパー。車内を見回すと、空席は少し。ほとんど満席に近い。自由席では、立っている人がちらほら。連休中なので、指定席にしてよかった~!!

 阿波池田駅。池田高校が名物です。ここで徳島線に分岐します。(隣の佃駅が徳島線の終点だけど、便宜を図るため阿波池田にしているようです。山陰本線の終点は、幡生(はたぶ)駅。でも、山陰線の汽車はすべて下関止まりなので、これと同じように・・・)

 小歩危駅は通過、大歩危駅停車。この駅名の読み方が面白いです。「この、オオボケがー!!」と罵るときに使われる言葉の「大歩危(おおぼけ)」。このあたりになると、歩くのに危険な渓谷なので、地名が「歩」と「危」の組み合わせになったという通説もあるそぷです。
 大歩危駅で外国人トラベラー乗車。空いている席を見つけてはすかさず着席。しばらくして、車掌さんが検札に来て、乗車券拝見。「あのー、この特急券は自由席なんです。あちらの車両に移していただけますか」。自由席はたしか、満席で立っている人もいるはず。かわいそうに・・・。でも、JRの営業規則に則り、指定席と自由席、徹底するしかありません。次の記事は、大歩危渓谷の光風明媚な風景をアップしようと思います。
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【動画】坪尻駅スイッチバック/特急南風号から見た坪尻駅

2015-01-18 00:35:04 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 多度津行きの汽車が坪尻停車。運転士さんがせわしく車両の前後を往来し、出発進行~!!坪尻駅から本線に交流するまで4分くらいの時間を要します。
 琴平駅に戻り、みどりの窓口へ。JR四国のマルス券で、他社線をたくさん購入。案の定、新幹線特急券と一緒にお求めになりますかと聞かれてしまいました。
 JRの旅客営業規則第20条
 駅において発売する乗車券類は、その駅から有効なものに限って発売する。ただし、次の各号に掲げる場合は、他駅から有効な乗車券類を発売することがある。
 (1)指定券と同時に使用する普通乗車券を発売する場合。に引っ掛かってしまいます。
 第20条は、國鐵時代に制定されたものをそのままJRに引継ぎ。國鐵時代は今みたいに運賃を瞬時に計算してくれるマルス端末がなく、手作業で計算するので、他駅発だと計算間違いなどの恐れがあるため、原則として当駅発となっています。今の時代、全国どの区間でもコンピュータが瞬時に計算して発券可能なので、この条文を見直して欲しい。
 「新幹線特急券はEX予約(※)してありますので、乗車券のみでお願いします」とお願いしたら、すんなりと発券。
 (※)EX予約 東海道・山陽新幹線のエクスプレス会員制ネット予約。東海と西日本共通。特急料金が割引になります。JR東海のカードで西日本でも発券可能、逆も然り。JR東日本はえきねっと会員に加入し、東日本管内の指定席券発売機で発券すると「えきねっと割」適用。対象は東北新幹線等の東日本の新幹線のみ。ところが・・・今年(2015)年2月から廃止。JR西日本の北陸新幹線が東京に乗り入れるため、東と西、他社絡みで「えきねっと割」はどこで線引きするか、計算方法や取扱いが複雑になるので、廃止に踏み切ったと思います。
 EX予約における割引は東海道・山陽新幹線のみ。山陽から九州新幹線にまたがる予約や発券は不可。
 今も國鐵のままだったら、全国どこに行っても統一のサービスを受けられるはずなんですが・・・。

 14時59分発の南風13号は、なんと宿毛(すくも)行き。かなり遠くて四国の端っこという感じです。ちなみに琴平から宿毛まで254.0キロ。

 琴平駅の改札口。ラッチがたくさんあるのは昔の名残かも・・・。



 琴平~坪尻は二重乗車なので、帰りの券も提示。(帰りといっても、坪尻に下車するわけではありません)
 特急がやってきました~!!これから新改駅最寄りの土佐山田まで乗ります。
 ここからは動画。前半はスイッチバック、後半は特急で坪尻駅を通過する風景をお楽しみください。


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さらば坪尻駅・・・

2015-01-16 00:35:35 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 坪尻駅での滞在時間は12時30分から13時52分のわずか1時間32分。多度津行きの汽車で琴平へ戻ります。戻らなくても各駅停車で新改駅に行っても、高知到着時間が大幅に遅れてしまうので、特急で琴平から土佐山田までワープします。これは時刻表に詳しい友人の提案。天災により特急運休や、電車の遅れが生じても見事に代替案も出てくるので、時刻表検定試験に合格ってことですな?
 坪尻駅マニアの50代思しき夫婦も手話で話す私たちを見て、「特急がひっきりなく通過するので、気を付けて」とか身振りで構内放送があったことを伝えてくれたので、夫婦そろって写真を撮ってあげているうちお互い打ち解けるようになり・・・
 「どちらからですか?」と聞いてみました。
 「東京からです。今夜、高松からサンライズ瀬戸で東京に帰ります」
 「へえ、東京からですか!?私たちも、今朝、東京からのサンライズ瀬戸でここに来たばかりです。おふたりさんは鉄道がお好きなんですか?」
 「私は違います」と笑いながら旦那様に指差し。
 「なるほど・・・」
 「四国を回って、最終日はここを選びました」
 「私たちはこれから琴平に戻って特急で高知です」

 坪尻駅マニアが訪ねた足跡を残すノートのバックナンバーがここで蓄積されます。その下になぜか漫画本の鉄子なんとか・・・。

 自転車で坪尻駅に来たんですかっ!!めくちゃくちゃな山道のはずなんですが・・・。

 小幌駅と同じく、秘境を求めて次々と足跡を残される方が多いのに驚きましたっ!テレビ局の影響でひそかな秘境駅ブーム!?

 坪尻駅マニア向けの、新聞記事をラミネートフィルムで加工したものも掲示。2011(平成23)年10月22日朝刊に掲載。バックナンバーは全国の公立図書館に保存中(原本は3年または5年)、縮刷版もあるはずなので、気になる方はチェック!!
 朝日新聞の調査では1位 小幌駅 2位 坪尻駅 でした。3位は尾盛駅(静岡県大井川鉄道)、4位 田本駅(長野県飯田線)、5位も同じく小和田駅(長野県飯田線)。3位の尾盛駅は降りたことはないけど、それ以外は下車済み。

 高知行の汽車は通り過ぎて、スイッチバックだけど、多度津行きはそのまま入線して、お客さんを乗せたあとはスイッチバックして本線に交流します。

 運転士さんも、ここに来るときと同じでした。この先の阿波池田で折り返すのに同じ運転士さん。

 運転士さんは後ろの席に移動して、出発。しばらく進んだところで、再び運転士さんは前へ移動。
 坪尻駅のまわりは廃屋があるだけで何もない。利用者はゼロなので、わざわざ両方の運転台を往来しなくてもいいように廃駅にすればよいと思われますが・・・小幌駅と同じく存続する価値はあります。小幌駅は、噴火湾に面したところなので、レールに異常はないかチェックするため。坪尻は行き違いができる設備を備えてあり、天災などで特急が遅れた場合などにも上下線の交換に役に立ちそうなので、なかなかスイッチバックを撤去しない理由だと思います。(私の推測)全国からマニアが訪ねてくる駅なので、利用者はいるという意味合いもあります。

 高知商業前行きの片道切符で下車、もちろんそのままでは琴平まで逆戻りできません。坪尻から琴平まで別途往復乗車券が必要になります。坪尻から遠く離れた栃木県のJR東日本日光駅で「坪尻 → 琴平」の往復乗車券発券。 利用するJR会社線の駅で素直に購入すればいいのに他社の駅で購入するのは昔から相変わらず。その代り、琴平駅のみどりの窓口で他社発駅、着駅の乗車券購入。


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