伊達紋別駅を出たスーパー北斗6号は、登別から続いていた徐行運転は解除。当然ながら小幌駅は疾走しながら通過するので、数秒しか見られない。そもそも車内の乗客たちも小幌駅を通過しているすら気づかないかもしれません。
当初計画では、7月28日(土)9時5分長万部発東室蘭行きの汽車で小幌駅9時24分着。キングオブ秘境駅の小幌を思う存分探検し、11時34分発長万部行きの汽車で戻り、山側の函館本線経由で札幌の予定でした。
しかし、この日は大雨のせいで、室蘭本線は終日運休。
翌朝小幌駅に寄って東京に戻ることを検討していましたが、この日も普通列車は運休、特急のみ動いていました。
スーパー北斗6号の車窓からわずか2秒間だけ小幌駅と対面。江差線の旅や、竜飛海底はおまけ、最大の目的地は小幌だというのに~!!
超高速で通過する礼文駅。ビデオカメラから駅名票だけ静止画として切り抜いたものですが、やはり文字が見えません。人間の目ではなく、カメラでも読めず・・・。
一瞬ですが・・・かろうじて「こ ぼ ろ」が読める程度かな??
わずか2秒で、今回最大の目標が終わってしまいました。再びトンネルに入ったときはちょっと虚しかったですが、今度こそはリベンジ!!
友人は一瞬たりでも、下り小幌駅ホームを撮影するのに成功っ!!
飯田線も秘境駅がたくさんあり、それを商品化した「飯田線秘境駅号」はかなり好評のようです。飯田線内の上位にランキングされている秘境駅6駅(小和田・中井侍・為栗・田本・金野・千代)を一度まとめて見学できるように長時間停車。JR北海道さんも是非、同じような企画を作り、小幌駅の売上金を増やせば・・・。竜飛海底駅見学ツアーが廃止になり、竜飛海底駅に停車する特急は11月10日限りでなくなります。そのツアーがなくなる代わりに、「【企】キングオブ秘境駅・小幌駅探検整理券 長万部駅弁カニめし・ドリンク付き」のイベント券を新しく発券、上下2本のスーパー北斗号を小幌駅に停車させる。ツアー客のために、ドア扱いは中間車両のみ。竜飛海底駅に案内人がいると同じように、小幌駅も案内人を配置させ、ツアー客を迎え入れ。保線小屋内に昔、有人駅だった駅舎や、小幌駅周辺に漁師さんの民家があった写真などの資料展見学。小幌海岸まで出て、首なし観音を案内してもらい、洞窟内でカニめし弁当。整理券だけではなく、乗車券と特急券も必要になるので、日本一の秘境駅を便乗し、JR北海道の収入が増えるかも!?
最後のところにわずか2秒間だけの小幌駅が見られます。ずっと憧れている駅が目の前だというのにわずか2秒なんて・・・。
ユーチューブを見ていたら、お名前は存じませんが、10月に行かれたときのご投稿がアップされていましたので、紹介したいと思います。
10月の午後からの撮影、小幌駅14時57分到着後、17時55分までの3時間を小幌駅を独り占め~!!この季節、17時前には暗くなるので、日没後の小幌駅もかなり迫力あり!!さすが日本一の秘境。
・小幌駅探訪 2013年10月 (ユーチューブサイト)