函館本線は函館から旭川までの423.1キロのローカル線ですが・・・区間ごとに複々線だったり、電化だったり、非電化だったりして、さまざまな顔を持つ路線。
五稜郭~函館は江差線も兼ねているのか、複々線の電化。桔梗(ききょう)から七飯までは複々線の非電化。しばらく単線になり、複線・・・。ごちゃ混ぜ。
函館~長万部間は北斗星やトワイライト、本州からのJR貨物も入るので、大動脈。特急や貨物はほとんど、長万部で分岐し、海線の室蘭本線経由。そのため、マルス乗車券の経由欄は「函館線・静狩」と印字。かつては「旭浜」だけど、旭浜は数年前に廃止。旭浜の代わりに「静狩」が印字されるので、ブルートレイン利用者にとって「静狩」はよく目にします。
長万部の1つ隣は「静狩」。マルスの印字法則により、「室蘭線」と印字せず、長万部を出て最初の分岐駅「静狩」なので、JR東海・東京駅での誤発行の原因に。 長万部~小樽を担当する山線は単線、普通のみで特急も走らない超ローカル線に属します。
キハ40 1824。1000番台は新しくエンジンを付け替えているので、火を吹く不安はありません。
長万部で運転打ち切りになったトワイライトエクスプレスからのお客さんでそこそこ・・・。
発車するとまもなく、車掌さんが朝食用のお弁当を配布。私もトワイライトの利用者だと思ったのか、膝の上に置いて行かれました。
「私はトワイライトの乗客ではありませんっ!」と車掌さんに返してしまいましたが、気になる弁当の中身はサンドイッチにお茶。長万部の旅館で朝食をいただいたばかりなので、もう満腹ですしね・・・。
トワイライトエクスプレスの豪華な食堂車で朝食と思っていたのに、強制的にボロキハ40に乗り換えさせられ、サンドイッチのお弁当なんて、ギャップがありすぎるんですよっ!!