給水中のC10 8。東海道本線や山陽本線の長距離特急列車の牽引機として活躍していたC62は大型なので、途中で何度も給水しなくて済むように給水タンクも大型。こちらは近郊用なので、C62に比べるとちょっと小さめです。
家山駅前の様子です。なんだか昭和にタイムスリップしたかような雰囲気。
家山駅は1929(昭和4)年建設。まわりの民家も昭和時代に建てられた佇まいです。
1929(昭和4)年建設時から現役の改札ラッチ。「この先有料」の注意書きに、機関車トーマス入線時は大変混雑しますので、撮影のための立ち入りはご遠慮ください。入場券の発売はいたしませんという注意書きです。始発から機関車トーマスにご乗車のうえ、構内で撮影を・・・。
改札口脇にあるものはきっぷ売り場。
SL指定席券用の端末が置かれていました。きっぷはすべて硬券のようです。家山から東京都区内ゆき 経由 金谷・東海道・静岡・新幹線の昔ながらの硬いきっぷで新幹線に乗れます。経由が新幹線と指定されていても、静岡から東京まで新幹線、在来線どちらも同じ線として営業キロ等の計算をする特例により、在来線経由でも乗れます。ただし、来年(2026)年からはJR東日本が運賃の値上げ、JR東海はしないことになっており、東京~熱海が新幹線経由と在来線経由で運賃の金額が異なることになるため、同一路線扱いを終了することになっています。
【山】東京山手線内 → 熱海 経由:東海道 のきっぷは、全区間JR東日本の路線ですが、在来線及び新幹線に乗車可能。
【山】東京山手線内 → 熱海 経由:新幹線 のきっぷは、在来線の電車には乗れません。もし、在来線に乗車した場合は通算加算方式により精算になります。
山陽新幹線の新下関から博多間は、新幹線経由と在来線経由、運賃が異なるJR西日本とJR九州の路線になっているため、新幹線経由で在来線に乗った場合は、通算加算方式で精算。在来線経由のきっぷで新幹線に乗った場合は差額の返金はありません。
芝川駅通過。静岡県富士宮市内に入りました。
しばらくしたら、富士宮市街に入ります。
ここからは富士山が見えるはずなのですが、雲がかかっていて見えません。撮影日は2024(令和6)年8月2日、もう半年以上前のものになってしまいました。
富士宮駅停車。富士山登山おぼしきの外国人の親子3人が指定席に乗車。しかも、私の席の前に着席。あの・・・特急券お持ちなんですか?と聞きたくなってしまいますが、私はJRの社員ではないので、黙って見守るしか。
ほどなくして、車掌さんお出まし。指定席予約状況の携行端末では予約が入っていないのにお客さんなので、検札開始。乗車券はあるが、特急券をお持ちの様子ではなかったので翻訳アプリの入っているスマートフォンを取り出して、やりとり。目的地は静岡。特急券が必要だとは思わなかったとのこと。
「次の富士駅で東海道線の各駅停車にお乗り替えください」←→(Please change to the Tokaido Line local train at the next Fuji station)と案内。最近のJR東海さんは外国人や、聴覚に障がいを持っている方などの案内に、翻訳アプリや音声を文字化にするスマートフォンを車掌さんやみどりの窓口に配備しているようです。JR東海以外のJR他社ではどうなっているのかは不明。
まもなく富士駅です。
車掌さんの持っている翻訳アプリのおかげで外国人も通じたのが、下車する準備。