東京で行われた世界フィギュアで安藤美姫が前日のショートプログラムの2位から逆点の金メダルに輝きました。そして、ショートプログラムで5位と出遅れた浅田真央も見事な滑りで総合で2位となって銀メダルに輝きました。
安藤美姫は長期間のスランプから見事に復活しました。4回転ジャンプやルックスなどから一躍フィギュア界のアイドルとなり、加熱報道やプレッシャーに苦しんでいましたし、一時は引退も考えみたいですから、今回の優勝は感慨もひとしおだと思います。彼女にとっては辛く厳しい日々だったでしょうから、本当に嬉しいでしょうね。
一方、浅田真央もこの1年で身長が伸びた為に体のバランスが変わって、ジャンプの調整に苦しんでいただけにフリーの滑りには満足だったと思います。フィギュアスケートの採点基準は良く分かりませんが、フリーだけなら浅田真央が断トツだったと思います。本当に見る人を魅了するような素晴らしい滑りでした。
気の早い話しですが、3年後のオリンピックでも、この2人で1位、2位なんて夢ではないと思います。