今朝からハッキリしない天気でしたが
それでも午後は日もさして、お洗濯ものを
ベランダに出したりして、梅雨の合間の晴れの
有効利用を!!なんて、ひとりでつぶやきながら
自分を励ましていました。
ふと、足元に目をやると若緑の葉の間に
ピンクの花影をみたような...。
そっと、葉を動かしてみましたら、
ミニカラーの蕾が顔をのぞかせていました。
二日前に様子をみたときは何にもなかったのですが
ちょっと気温が高くなると、ぐんと成長するのでしょうか。
チョッと気分が和みました。
実は、昨日、友人との約束がかない、品川駅構内で10時の
待ち合わせをして、ようやくの晴天に川越散歩ができると
案内図を電車の中で確認したりしていました。
が、駅構内の待ちあわせ場所で友人から聞いた言葉は
<今、主人が携帯に実母の死去を知らせてきたのよ>
<えっ、そんなにお具合が悪かったの?>
<昨日、ホームに会いに行ってきたばかりで、そんな様子は
なかったのよ、にこっと笑ってくれたりしていたのよ...>
<とにかく、早くお家に帰って、ご主人も慌てていらっしゃる
でしょうに...。>
品川駅から歩いて10分ほどのところに住んでいるので
慌てて転ばないように...なんてそのあとどんな言葉を
かけたのか自分でも記憶にないほどでした。
彼女が小学生のとき、お父様が亡くなられたそうで
それから富山県から自分のお母様に来ていただき
彼女たち二人の面倒をみてもらいながら
頑張って事業を続けていらした方とはうかがっていました。
何不自由なく暮らさせてくれたのよ、って彼女は
いつも感謝の言葉でお母様のことを話していました。
80歳を過ぎ、痴呆が進み、弟さん夫婦に引き取られて
まもなくホームにはいられたとのこと。
その後、いろいろありながらも、娘としてホームに通い
介護に尽くしていらっしゃる姿を何回もみてきました。
ときどき横浜で会っては、お互い目を潤ませながら
胸のうちを聞いたりしていましたので、
どんな気持ちで...と思うと、昨日、今日は何も
手につかずにいます。
<弟夫婦の考えがあると思うので、また、ご連絡させて
いただきます。そのときはお家にうかがってよいかしら?
いっぱい聞いてほしいから...>
土曜日の駅構内はたくさんの人で溢れ、たくさんの会話が
飛び交うなかで、ただただ手を握って、さすりながら
涙をこらえ頷くだけの私でした。
私たちの年齢になると、ご両親、兄弟の永別の話が
多くなり、自分の健康に不安を感じる人が多くなる
年代でもあるので、会うと必ず避けて通れない話題です。
今は友人のお母様のご冥福をお祈りするばかりです。
それでも午後は日もさして、お洗濯ものを
ベランダに出したりして、梅雨の合間の晴れの
有効利用を!!なんて、ひとりでつぶやきながら
自分を励ましていました。
ふと、足元に目をやると若緑の葉の間に
ピンクの花影をみたような...。
そっと、葉を動かしてみましたら、
ミニカラーの蕾が顔をのぞかせていました。
二日前に様子をみたときは何にもなかったのですが
ちょっと気温が高くなると、ぐんと成長するのでしょうか。
チョッと気分が和みました。
実は、昨日、友人との約束がかない、品川駅構内で10時の
待ち合わせをして、ようやくの晴天に川越散歩ができると
案内図を電車の中で確認したりしていました。
が、駅構内の待ちあわせ場所で友人から聞いた言葉は
<今、主人が携帯に実母の死去を知らせてきたのよ>
<えっ、そんなにお具合が悪かったの?>
<昨日、ホームに会いに行ってきたばかりで、そんな様子は
なかったのよ、にこっと笑ってくれたりしていたのよ...>
<とにかく、早くお家に帰って、ご主人も慌てていらっしゃる
でしょうに...。>
品川駅から歩いて10分ほどのところに住んでいるので
慌てて転ばないように...なんてそのあとどんな言葉を
かけたのか自分でも記憶にないほどでした。
彼女が小学生のとき、お父様が亡くなられたそうで
それから富山県から自分のお母様に来ていただき
彼女たち二人の面倒をみてもらいながら
頑張って事業を続けていらした方とはうかがっていました。
何不自由なく暮らさせてくれたのよ、って彼女は
いつも感謝の言葉でお母様のことを話していました。
80歳を過ぎ、痴呆が進み、弟さん夫婦に引き取られて
まもなくホームにはいられたとのこと。
その後、いろいろありながらも、娘としてホームに通い
介護に尽くしていらっしゃる姿を何回もみてきました。
ときどき横浜で会っては、お互い目を潤ませながら
胸のうちを聞いたりしていましたので、
どんな気持ちで...と思うと、昨日、今日は何も
手につかずにいます。
<弟夫婦の考えがあると思うので、また、ご連絡させて
いただきます。そのときはお家にうかがってよいかしら?
いっぱい聞いてほしいから...>
土曜日の駅構内はたくさんの人で溢れ、たくさんの会話が
飛び交うなかで、ただただ手を握って、さすりながら
涙をこらえ頷くだけの私でした。
私たちの年齢になると、ご両親、兄弟の永別の話が
多くなり、自分の健康に不安を感じる人が多くなる
年代でもあるので、会うと必ず避けて通れない話題です。
今は友人のお母様のご冥福をお祈りするばかりです。