AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

緑の葉陰にピンクの花芽をみつけました。

2008-06-08 17:40:14 | Weblog
 今朝からハッキリしない天気でしたが
 それでも午後は日もさして、お洗濯ものを
 ベランダに出したりして、梅雨の合間の晴れの
 有効利用を!!なんて、ひとりでつぶやきながら
 自分を励ましていました。


 ふと、足元に目をやると若緑の葉の間に
 ピンクの花影をみたような...。
 そっと、葉を動かしてみましたら、
 ミニカラーの蕾が顔をのぞかせていました。


 二日前に様子をみたときは何にもなかったのですが
 ちょっと気温が高くなると、ぐんと成長するのでしょうか。
 チョッと気分が和みました。


 実は、昨日、友人との約束がかない、品川駅構内で10時の
 待ち合わせをして、ようやくの晴天に川越散歩ができると
 案内図を電車の中で確認したりしていました。


 が、駅構内の待ちあわせ場所で友人から聞いた言葉は
 <今、主人が携帯に実母の死去を知らせてきたのよ>
 <えっ、そんなにお具合が悪かったの?>
 <昨日、ホームに会いに行ってきたばかりで、そんな様子は
  なかったのよ、にこっと笑ってくれたりしていたのよ...>
 <とにかく、早くお家に帰って、ご主人も慌てていらっしゃる
  でしょうに...。>

 品川駅から歩いて10分ほどのところに住んでいるので
 慌てて転ばないように...なんてそのあとどんな言葉を
 かけたのか自分でも記憶にないほどでした。


 彼女が小学生のとき、お父様が亡くなられたそうで
 それから富山県から自分のお母様に来ていただき
 彼女たち二人の面倒をみてもらいながら
 頑張って事業を続けていらした方とはうかがっていました。


 何不自由なく暮らさせてくれたのよ、って彼女は
 いつも感謝の言葉でお母様のことを話していました。
 80歳を過ぎ、痴呆が進み、弟さん夫婦に引き取られて
 まもなくホームにはいられたとのこと。


 その後、いろいろありながらも、娘としてホームに通い
 介護に尽くしていらっしゃる姿を何回もみてきました。
 ときどき横浜で会っては、お互い目を潤ませながら
 胸のうちを聞いたりしていましたので、
 どんな気持ちで...と思うと、昨日、今日は何も
 手につかずにいます。


 <弟夫婦の考えがあると思うので、また、ご連絡させて
  いただきます。そのときはお家にうかがってよいかしら?
  いっぱい聞いてほしいから...>


 土曜日の駅構内はたくさんの人で溢れ、たくさんの会話が
 飛び交うなかで、ただただ手を握って、さすりながら
 涙をこらえ頷くだけの私でした。


 私たちの年齢になると、ご両親、兄弟の永別の話が
 多くなり、自分の健康に不安を感じる人が多くなる
 年代でもあるので、会うと必ず避けて通れない話題です。



 今は友人のお母様のご冥福をお祈りするばかりです。


 
 


 
コメント (2)
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