3日間のお休みをいただいて四国4県をバスでめぐってきました。
温かい人や風土との出会い、めまぐるしく変る天候、美味しい料理、地理歴史の勉強、たくさんの鳥・・・・などが印象的な旅でした。
特に印象に残ったものをいくつか紹介します。
まずは、一泊目の夜の高知市内の居酒屋「龍馬屋」さん。
ここで食べたかつおの刺身がものすごく美味しかったこと。
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生にんにく片を添えて食べるなど、食べ方も高知では違っていました。
ここの居酒屋で一緒になった叔父さんとの会話では「高知県の隣の件はアメリカだから・・・」という言葉が面白く印象に残っています。
さすがに「ジョン万次郎」や「坂本龍馬」を生んだ県だなと思いました。
次は天候の急変に驚かされたことです。
4日間の天気は一日目は晴れ、2日目は激しい雨に突風、3日目は大雪でかつ大風、4日目は晴れだけど気温は低く風強し、という状態でした。
「よさこいぶし」の歌詞にある「南国土佐を後にいしいて・・・」ではないけれども、暖かい土地のイメージを抱いていたのにとても寒い体験をしました。
バスガイドさんの話によると、この時期の大雪などはとても珍しいとのことでした。
天候急変の様子のひとつがこれです。
こちらは四万十川にかかる沈下橋の一つです。
渡り始めのときはまだ雨が降っていて、風も台風並みに吹いていました。↓
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しかし、みんなが怖がって渡らなかった橋を渡りきると天気は一変しました。
晴れ間が覗き、よい天気に。↓
風も止みました。
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また、半日間激しい雨が降り続いた後であるにもかかわらず、四万十川の水は透き通ったきれいなままでした。
そのきれいさにも驚かされました。
天候に関してもう一つ。
3日目、足摺岬でチラチラ降りだした雪は愛媛に向かう中、ドンドン激しくなり車窓には雪景色が広がり始めました。
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気温も低く、つららもこんな風に・・・。↓
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地理や歴史の勉強も肌で感じながらしてきました。
一日目、香川空港到着直前に見た地上には「ため池」が半端ではない数あちこちにたくさんありました。
地理で香川県は比較的雨が少ないため、農業のため「ため池」を造っていると塾の生徒たちが勉強していたのを思い出しました。
また、宇和島付近から九州の大分県国東半島が間近に見えるのを目の当たりにしたり、しまなみ街道では四国と本州との距離も肌で感しました。
歴史についても、バスが立ち寄るほとんどの施設には入らなかったものの、バスガイドさんの話などを元に江戸時代から明治にかけての一部を思い出しました。
世間では当たり前に知られていることなのかもしれないけれども、「坂本龍馬」が「ジョン万次郎」に影響を受けたことなどを初めて知りました。
「なるほど、なるほど」とうなづいてしまいました。
その他、いろいろ印象に残る旅でしたが、最後に愛媛でのことを書きます。
4日目の「しまなみ街道」にある「村上水軍博物館」前の海はこんなにきれいでした。↓
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海の中に黒い影が写っていますが、これはたまたま上空を通過したトビの影です。
風は強かったもののさすがに瀬戸内海です。
波はほとんどなく静かでした。
ここでは遠くの方にウミアイサらしきものが潜ったり浮いたりしていました。
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というようなわけで、4日間に渡る四国でしたが十分リフレッシュすることが出来ました。
しばらくは旅行はお預けです。
毎月何通も送られてくる旅行パンフレットで、気持ちだけいろいろなところに行ったつもりになって、毎日の仕事に励みたいと思います。