今朝一番で我が家のステップワゴンのタイヤの一本を、スペアタイヤに交換しました。
我が家の車は現在、こんなにきれいではありません。今回、左前輪がパンクしました。
昨日夜、娘が運転中にパンクに気づきました。息子がいれば、タイヤ交換は息子の仕事となったわけですが、彼は、仕事で夜遅くにしか戻って来れないとのこと。仕方なく、“おかさん”が、見よう見まねでタイヤ交換をすることになりました。
慣れない仕事なので、作業には少してこずりましたが、以前息子が作業しているところを見ていたので、何とか無事終了しました。
タイヤをはずして、車の動力伝達部分を目の当たりに見て、「へーぇ!車ってこうなっているんだ。」と、感じました。そして、車への興味が格段に増しました。また、普段何気なく乗っていても、その構造を全くといってよいほど知らなかった自分に驚かされました。(そういえば、身の回りに、その内部構造を、まったく知らないまま使っている便利な道具が、たくさんありますよね。)
話は変わりますが、 以前、学舎では、新入りの小学生の男の子を中心に、旧式の電卓(下の写真)を分解してもらうという儀式を行っていました。
まだ電卓が高かった、初期の頃のものです。
ソーラーパネルからの電気が出来すぎて、回線を溶かさないように、
コンデンサみたいなものまで入っています。
分解すると、演算装置と配線の様子や、液晶の仕組み(液晶ガラスを反対につけると、白と黒の表示部分が逆転したりしました。)などがはっきりわかって、子どもたちに好評でした。
この作業によって得たものは、直接的には、子どもたちの将来に、何の役にも立たないと思います。しかし、逆に、単なる知識ではないので、この体験が、子どもたちの将来、いろいろなことに間接的に、役立つように思われます。そう、今朝のタイヤ交換をして思いました。
なので、機会をみて、今の子どもたちにも、この電卓の分解作業を、体験させてあげようと思います。