このブログでは割と多くの昆虫類が登場します。
朝の散歩では主に野鳥を中心に見て回っていますが、野鳥がそれ程いないときなどは、昆虫達に目を向けているからです。
そして、偶然出会った昆虫が何という名前なのかは、インターネットを使って調べることにしていました。
インターネット検索はとても便利で、ある程度調べるとそれらしき名前がわかります。
それにその昆虫の特性などもスポット的には知ることが出来ます。
ただ、このインターネット検索による「昆虫調べ」は、その対象となった昆虫だけを「点」として学習することになります。
なので、今まで既に、いろいろな種類の昆虫のことを勉強してきましたが、まだ体系的には全く整理がついていません。
どの昆虫とどの昆虫が仲間なのか?
この一族はどんな特性を持っているのか?
などほとんどわかりません。
表層的な学習となってしまっているのです。
これでは面白くないな!と思いました。(ここのところずっとそう考えていました。)
そして、学び舎には全14巻にもわたる立派な図鑑があることを思い出しました。
これです。↑
1974年に発刊された学研の図鑑です。
その内の2巻(昆虫Ⅰ・昆虫Ⅱ)を持ち帰り、今朝であった昆虫について調べてみました。
クロバアカサシガメというカメムシの仲間であることがわかりました。
また、昨日ご紹介した「バラハタマバチ」というのが「バラ葉玉蜂」でこの仲間には、栗やナラなどの葉に卵を産むものなどがいることがわかりました。
図鑑だと調べていく過程で、他の昆虫達の姿も目にすることになるし、何よりも細かく分類が記載されているのが良いです。
点ではなく、面としての広がりを持った知識習得が出来ます。
点での学習も時には必要ですが、そればかりだと面白くないし結局よくわからずじまいに終わってしまうような気がします。
しっかりと面で捉えた学習を子ども達には推し進めていきたいと思います。