「“おかさん”迷路」、「ペンシル戦闘機Game」、「くねくねパズル」、「アルゴ対決」の4種目を行ないました。
その内の「ペンシル戦闘機Game」と「アルゴ対戦」の様子をご報告いたします。
まずは、「ペンシル戦闘機Game」。
白紙の紙と鉛筆さえあれば何処でも出来る簡単なGameです。
紙の向かい合う2つの角にそれぞれ陣地を構え、そこから戦闘機を3機ずつ発進させます。
戦闘機は、鉛筆の芯を戦闘機の上に立て、鉛筆の先を手で押し転がすことで進めていきます。
押されて転がった鉛筆が描いた軌跡が、戦闘機の飛行経路となります。
相手の戦闘機に自分の戦闘機を体当たりさせれば、敵機を撃墜したことになります。
そして、先に敵機3機を撃墜したほうが勝ちとなります。
単純なGameですが意外と戦闘機の操作が難しく、手先の器用さが要求されます。
昨日は2試合ずつ行ないました。
うまく行った時、失敗した時、相手をやっつけた時、やっつけられた時、それぞれに大きな「ため息」や「歓声」が上がりました。
続いて最後に行なった「アルゴ対戦」についての模様です。
最初、男同士、女同士で対決をしてもらいました。
女の子同士の方は、相手の伏せられたカードの数字をお互いに推理しあい、逆転に次ぐ逆転などもあり見ていて非常に愉しいものでした。
しかし、一方の男子同士の戦いはというと、
「カードの並べ方を間違える」、
「自分手持カードの数字を相手に告げる」
などの初歩的なミスが連発していました。
本人達はそれでも、Gameを愉しんでいたようですが、“おかさん”は黙って見ていることが出来ませんでした。
思わず、「檄」を飛ばしてしまいました。
「まじめに、真剣にやってくれ!」と。
「そうでないとGameがかわいそうだ!面白くない!」と。
「知的Game」はどれもその名のとおり、頭を使って相手を打ち破っていくGameのはずなのです。
子ども達は勝負に負けると悔しいので、負けたパターンを学習し、みんなだんだん強くなって行きます。
そして、この遊びを通じながら、
「推理力」・「論理的思考力」・「相手の心理を読む力」・「語彙力」・「地理や歴史の知識力」・「忍耐力」などなどが
自然に向上していきます。そのはずなのです。
ところが、昨日の男子2人は、どうもそのようなレールには乗っていないようでした。
いい加減に戦って、勝っても負けてもそれ程熱くならない。
そんな具合の試合模様でした。
2人とも相変わらず「知的Game」の面白さを体感できずにいるようでした。
せっかく月曜日の学習時間を丸々使って行なっている「知的Game」です。
彼らもにもGameの本来の面白さを体感してももらい、本来の姿の「知的バトルGame」が展開されるようにして行きたいと思います。
この「知的Game」が高校受験のさまざまな場面で効果を発揮してしていることを実感しているだけに、思わず力が入ってしまいます。