夏休みに入って約2週間がたちます。この間何が大変といって、一番つらいのは、毎朝の日課であった散歩が出来ないことのように思われます。
大学生の時、足の中に竹の茎が入ってしまい、半年入院したことがありましたが、そのときと同じ感じがします。毎日、病院の窓から外を眺めては、「どこかを旅行したい!歩き回りたい!」と考えていました。
そして、退院してまもなく一人で五色沼を旅しました。足は完全には治っていなくて、痛かったのですが、総天然色の景色、四方八方から聞こえてくる鳥の声、澄んだ空気などが、とても印象に残っています。
また、歩くことへの願望が講じていたのか、程なくして中仙道を一人で歩く旅にも出ました。(後半は友人も参加)その頃住んでいた「浦和」を起点に「京都」まで歩きとおしました。
と、話が脱線してしまいましたが、この夏も歩くことが出来なくて少しだけ悶々としている“おかさん”ですが、毎日身につけている万歩計を見て気分を少しだけ紛らしています。
先日お話したように、今身につけている万歩計は「SEIKO」社さんの「五街道」というものですが、この万歩計によると、夏休みに入ってもかなり歩いているようです。
現在は、下の写真のように、木曽路の中の「宮ノ越宿」というところに向かって歩いています。2つ前の「奈良井宿」では、学生の時に泊まった民宿で「命の水」と称して美味しいお酒をご馳走になりました。とても気さくなご主人で、「三度笠をかぶって中仙道を歩いている人の話」などを聞かせてもらいました。
そんなことを思い出しながら、歩けない鬱憤を晴らしています。
それにしても、「ないものねだり」が好きな“おかさん”には困ったものです。