昨日の「知的Game」の「イージーキューブ」での話です。
3週間前まではすらすらとたくさんの問題を解いていた小学3年の女の子が、ここのところずっと「壁」にぶつかって前に進めない状態でいました。
ある立体の組み立てが何故かなかなか出来ないのです。
かなりの回数、トライしてもらっています。
そんな状態で迎えた昨日でしたが、その子はやり始めると同時にあきらめ顔でした。
(そう、この“あきらめ”が問題を解く力をかなり削いでしまいます。)
そして相変わらず出来ないままでした。
以前の“おかさん”ならそのままほっておいたかもしれませんが昨日は違いました。
小学3年生にはちょっときついかなということで、“おかさん”も同じ問題に取り組んでみました。
果たして、“おかさん”が取り組んでいると、5分くらいで偶然その問題が解けました。
そんな“おかさん”の様子を遠目で見ていて、できることがわかると、手を休めていたその子も組み立てを再開しました。
そしてそれから3分くらいでしょうか?
それまで3週間ずっと出来なかった立体をあっさりと完成させました。
直接やり方を教えたわけではなく、やれば出来ることを示してあげただけ。
それだけなのに、子ども達は眠っていた力を呼び起こし、「壁」を簡単に乗り越えていってしまいます。
“おかさん”に「不思議+嬉しい」と感じさせる出来事の一つです。