来週から本格的に始まる、中学3年生の夏期講習の準備に追われています。そんな中、今年から少しだけ理科の実験を行うことにしたのですが、その準備にちょっと手こずってしまいました。
購入した実験キットをそのまま使って、一通り実験をすれば、それは簡単なのですが・・・・。 「どうも面白くない!」「教科書に載っている写真がただ単に目の前で展開されるだけだ・・・・。」 と感じてしまいました。

極々ノーマルな実験キットです。この他に、3色のLED電灯と3種類のレンズを組み合わせた実験キットも購入しました。これらを使って、簡単に説明をしていきたいと思います。↑
そこで、「あーでもないこーでもない」と考えて、私が、光に関して一番面白いと思ったのは、「鏡の中の自分の顔が、ちょうど本物の半分の大きさだ。」というテーマでした。 そこで、さっそく実験してみました。
普段なにげなしに使っている手鏡ですが、よく考えてみると、普通の人より顔が長いと言われている“おかさん”の顔も、丸々映し出します。なのにその鏡の大きさを測ってみると長辺で14cmしかありません。
“おかさん”の顔が何cmあるかは正確には知りませんが、20数センチあると思われます。鏡ははるかに実物より、小さいようです。この不思議さと、光の反射の関係とを結びつければ、少しは興味を持ってもらえるかもしれないと思いました。

これが“おかさん”の目線から見た自分の顔です。ちょっとこんなアップでお見せするのは恥ずかしいのですが、これも実験です。仕方ありません。ご覧のとおり、私の顔が丸々鏡に映っています。↑
そんなことや、「夕焼けは何故赤いか?」の実験のため、ペットボトルに少量の牛乳を垂らした水をいれ、底から懐中電灯で照らしてみる。なども面白いかな?と思いやってみたりしてしまいました。
当然時間がどんどんなくなっていきました。でも、自分で面白いと思ったことでないと、説得力ないので、何とか時間を工面して、今後も工夫を重ねていきたいと思います。果たして生徒の反応やいかに!