「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

卵のその後(最終回)

2005-03-18 21:54:05 | Weblog
温めはじめてから28日目の今日、子ども達の立会いのもと2種類の卵を割ってみました。一つは、気質が大きく中が透けて見えるもの。もう一つは、気質が大きく中が黒くにごっているもの。ヒヨコが成長していれば、中が透き通っているはずは無いので、中が黒くなっている方を最初に割ってみました。そしたら、・・・・・。

生まれる直前で息絶えてしまったヒヨコが中に入っていました。丁寧に殻をむき、中の薄い皮を取り除きました。子ども達も誰一人、立ち去る子は無くじっくりと“おかさん”の作業を見つめていました。

実は昨日とっても暖かく、孵卵器もダンボールのふたを開けて冷ましておいたつもりだったのですが、昼過ぎくらいに測ったら中が42度にまでなっていました。ひょっとしたら、そんなことが最終的に災いしてしまったのかもしれません。また、割ってみてわかったことは、最終的な湿度が不足していたことです。殻が固く、これでは小さなヒヨコには殻を割ることはできません。

もう一つの、透けているほうについては、やはり温め始めてから3~4日後にその生を絶ってしまったような状態でした。

皆さんに、多大な期待を持たせた孵卵器2号でしたが、こんな結末となりました。後の卵は、明日にでも時間をかけて検査し、そして割ってみたいと思います。(写真は右側に頭部が下に脚、真ん中のものは元は卵の黄身でこれから栄養を得ていたようです。)
コメント (1)
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