夜7時15分くらいから8時過ぎまで例の、林隣の沼に行ってきました。
「疑心暗鬼」の逆で、「いるはず!」という思いで暗闇を見渡すと、あちこちに小さく光るものが見えました。
「ああ、今年もまだいるんだ!」と思いました。
しかし、その後ずっと観察していくうえで先ほど見た光の点滅は細い葉が風に揺れ、町の光に照らされているために点滅しているということがわかりました。
その証拠に、8時過ぎまで観察していましたが一匹も飛び立つものもいませんでした。
その代わり、林の方から奇妙な野生動物の声が聞こえてきました。
8時少し前だったと思います。
それに、林の中の帰り道、近くの藪で野生動物がガサゴソ動きました。
しばらく立ち止まりあちこちを探しましたが、その姿は見つけられませんでした。
家に帰りインターネットで「ハクビシンの声」を聞いてみました。
まさに、先ほど聞いた声そのものでした。
というわけで、初めてハクビシンの存在を確認できるという成果はあったものの、本来の目的である蛍にはふられてしまいました。
蛍がたくさんいた沼の部分は、上に生えていた木々が倒されてしまい、ミゾソバのような植物に覆われてしまっていました。
また、例年になく水かさがあり、暗い中でも白く濁っているのが確認されました。
なので蛍はもういなくなってしまったのかもしれません。
夏休みに入る前までに、もう一度だけ確認に行ってみようと思います。
今回は奥さんに同行してもらいましたが、学び舎の子供を誘ってみようかとも思います。