時間をおいてから、シジュウカラの巣を木から降ろして中を確認してみました。
「立つ鳥跡を濁さず。」ということわざがあるように、中には巣材に使ったコケや藁みたいなものがあるだけで、とてもきれいに整頓されていました。
一羽残らず全員が無事巣立ったという証でもあるのでとてもうれしく感じました。
また、上部にあるひび割れですが意外と細く、ほとんど雨はしのげたのではないかと思われました。
来年再び使ってくれるかはわかりませんが、もう一度設置しておこうと思います。
時間をおいてから、シジュウカラの巣を木から降ろして中を確認してみました。
「立つ鳥跡を濁さず。」ということわざがあるように、中には巣材に使ったコケや藁みたいなものがあるだけで、とてもきれいに整頓されていました。
一羽残らず全員が無事巣立ったという証でもあるのでとてもうれしく感じました。
また、上部にあるひび割れですが意外と細く、ほとんど雨はしのげたのではないかと思われました。
来年再び使ってくれるかはわかりませんが、もう一度設置しておこうと思います。
今朝、ここ2~3日、シジュウカラの親鳥の動きが少しおかしいという記事を書きましたが、それは巣立ち直前のセレモニーだったようです。
午後1時過ぎに学び舎に来たので早速巣箱を観察しました。
5分、10分・・、親鳥たちは全く巣に現れません。
どうやら、今朝早く“おかさん”に別れも告げずに巣立っていってしまったようです。
もう一度「小泉研究室」というサイトで、卵から孵ってから巣立つまでの期間を確かめてみましたが、17日で間違いないようです。
“おかさん”が勝手に彼らの卵から孵った日を先週くらいと、決め込んでいたのがいけなかったようです。
確かによく見ると、一昨日に撮ったこの写真を見ると、既に親鳥と同じ形をしています。↓
巣立ちに立ち会えなかったのは残念ですが、仕方ありません。
3年半前に架けた、ひび割れし雨漏りがするであろう巣箱で、よくぞ子育てを成功させてくれました。
愉しませてくれて、ありがとう。
後で壊れかけた巣の中をもう少し詳しく観察してみようと思います。
毎日観察を続けているシジュウカラの巣ですが、ここ1~2日親鳥たちの行動に変化が表れてきました。
相変わらずせっせと餌を運んでは、巣の中から雛たちの糞を外に運び出しています。
ただ、今までは巣の存在が他にわからないように、こっそり様子をうかがって周りに危険がないとわかると素早く巣の中に姿を隠していました。
そして、エサをあげた後はすぐに立ち去っていました。
しかしここのところ、エサをあげた後、巣からすぐに立ち去らなくなったり、エサを持ってこずに巣の周りでしばらくの間ウロチョロしていたりします。
不思議に思ってよーく見ていると、そんな時は親鳥が時々鳴き声を上げて、雛たちに信号を送っているようなのです。
たまたま先日見たNHKの「ダーゥインが来た」で、シジュウカラはたくさんの言語を持っていると紹介されていました。
ひょっとすると、その言葉の勉強会を開いているのかもしれません。
こちらが言葉の勉強会の先生役の親鳥か? ↓ いくつかの鳴き方をしていました。
また、エサを持ってきてもすぐに中に入らず入り口近くで少しウロチョロする様子も見られました。
巣立ちまでは、卵から孵って17日くらいかかるという報告を信じるなら、まだ巣立ちまではかなり日数があるはずです。
ここでも、巣立ちまでの予行演習的な学習を雛たちにさせているのでしょうか?
すぐに立ち去らずかなり長い間巣穴から顔を出して周りの様子を確認していました。↓
などなど勝手な想像を膨らませながら観察を続けています。
<追伸>
昨日シジュウカラを観察しているときに、メジロがシュロ(棕櫚)の木に来ました。
巣材探しなのか、シュロのひげをつついていました。