流山市の新川耕地付近の河原を散歩しました。
いきなり驚かされたのは、歩いていた道のわきから飛び立ったチュウシャクシギではないかと思われる、くちばしが下に向けて大きく曲がったシギ2羽の出現です。
飛び立った後しばらくの間、あたり一面を何周かして田に降り立ちました。
畦道を使ってこっそり近づきましたが、田んぼは刈り取られた後に伸びた葉で覆われていて、その姿を確認することはできませんでした。
調べてみるとチュウシャクシギは春の渡りの時は割と確認されるが、秋の渡りの時はその数が少ないと。とありました。
なので、チュウシャクシギではないかも知れませんが、くちばしの見事な湾曲ははっきりと確認できました。
この幸先の良いスタートとなりましたが、その後はほとんど鳥と出会うことができませんでした。
そんな時ハクセキレイが2羽で餌をついばみながら道を伝って近づいてきてくれました。
そして、ハクセキレイから目を離し、道の先を覗いてみると、ノビタキが虫をとらえようと小さな草の先に留まったり飛び出したりを繰り返していました。
ノビタキは手賀沼で何度か探しましたがいつも足を棒にするだけでした。
ひょんなことから出会うことができました。
ここ新川耕地は以前鳥の楽園だった様なのですが、今では大企業の物流倉庫が林立し(現在もいくつかの倉庫が建設中で騒音が激しい状態が続いています)半分以上の田んぼ(湿地)がなくなってしまっています。
なので、行くのをためらっていたのですが、まだまだ野鳥の渡り途中の中継地になっているようです。
自宅からそれほど遠くないのでこれからは時たま足を運んでみようと思います。