まだお金は払ってないけど
前(´・ω・`)
後ろ(´∀`)
ナポレオンって睡眠時間が3時間だったとか、「余の辞書に不可能という文字はない。」と言ったとか、それくらいしか予備知識がありませんでした(^_^;)
ナポレオンがヴェルサイユ宮殿に住んでいたことすら知らなかった(笑)今回はヴェルサイユ宮殿の設計図なんかも展示してあり、その部屋数の多さに唖然としました。しかも内部は複雑。大工さんもさぞや大変だったことでしょう。心中お察しします。
王政の頃の宮殿をリフォームして住んでたみたいだけど、アントワネットの頃の煌びやかな調度品はナポレオン好みのものに変えられていて、またそれがなかなか落ち着いたセンスのある部屋になっていました。この間のアントワネットの小便器も驚きだったけど、今回もナポレオンの使っていたトイレがありました。今で言うポータブルトイレ、しかも家具調で高級な感じでした。
若い頃のナポレオンはロン毛でなかなかカッコよかったのね。晩年の丸顔でおでこが広くて髪の毛が短くて鳥のヒナちっくな、はっきり言うと若ハゲ?的なイメージが強かったんだけど(笑)
それと、ナポレオンって最初のお后とは離婚しているんですね。で、再婚して子どもが一人いたみたいです。「皇妃」って人の名前が2つ出てくるから??だったんだけど、そう言うことなのか、とちょっとびっくりでした。
で、この頃の女性って正装でもネグリジェみたいなドレスなんですよね。アントワネットの頃はウエストをコルセットでギュウギュウに締め上げて胸を強調するような逆三角形のシルエットのドレスでしたが、どうやらナポレオンの時代にはあのコルセットから開放された超ハイウエストで柔らかい生地のドレスがモードだったようです。これは、今のウエディングドレススタイルの元になってるらしいです。
今回の展示のテーマはナポレオンだけど、ルイ16世やアントワネットの終末にも触れていて、いくつか肖像画が展示されていました。中でも、ルイ16世の処刑後の喪服姿のアントワネットの肖像画がとても印象に残りました。絵のサイズは小さいものなんだけど、それが余計に物悲しさを誘うと言うか、こちらを見据えたアントワネットの目がね。。。36歳でその生涯を閉じたアントワネット、私はすでにその歳を超えてしまっているんだけど、波乱に満ちた生涯は同じ女性としてやはり興味が尽きませんね。
いつかヴェルサイユ宮殿にも行って見たいものです。