5月20日「沖縄と組織犯罪処罰法案(共謀罪法案)」について、海渡双葉さんの講演を聞きました。
5月19日に怒号の中、衆院法務委員会で自民・公明・維新の会による共謀法案が強行採決された。たった、30時間の質疑応答で、答弁が二転三転するなか、法案の内容もあやふやのままの採決であった。
海渡さんは、これまで3度も廃案になった共謀罪は、刑法の基本原則を覆し、共謀それ自体を犯罪とし、犯罪の実行がなくても罪になる。密告を奨励し、疑心暗鬼の監視社会をつくり、工事阻止のために座り込みをした市民を組織的威力業務妨害罪になり汚職の疑惑の大臣に取材をしたいと粘ったら、組織的強要罪になり、共謀罪の本質はものいう市民を監視し、黙らせることにあり、テロ対策ではない。ましてやパレルモ条約への批准のためでもない!廃案にするしかない!
美ら海をこわすな!と座り込みをしたら「共謀罪」になるのか。平和にくらしたい!戦争はいやだ!といったら「共謀罪」になるのか。政府は沖縄の民意を踏みにじっているのに、踏みにじるなといったら「共謀罪」になるのか。いや、言わなくても思っただけで「共謀罪」になるのか!
「共謀罪は廃止!」声をあげていきましょう!