心配された雨もあがり、有明の防災公園には人の波があふれた。ぞくぞくと人が集まり、6万人を数えたという。
メインステージでの開催の前に、横のひろばでトークイベントが行われた。被団協・一坪・アフガニスタンの国際ボランティア・奨学金連絡会・中小労組ネットワークの5団体の発言があった。一坪からは「憲法が沖縄に適用されてきたのか。今、適用されているのか」と70%の米軍基地が70年以上も押し付けられ、今また、辺野古に新基地建設が弾圧をともなって強行されている現状が話され、新基地建設阻止のための辺野古の座り込みへの参加をと訴えた。
主催者の高田さんの挨拶のあと、落合さんらのトークがありました。特に、室工大の清末さんは、500人の辺野古の座り込みに参加してきたこと、ごぼう抜きの体験や檻の中の体験をして、辺野古がパレスチナの非暴力の抵抗運動と重なるという話をされた。
また、9条芸人の会のおしどりマコ・ケンさんのスピーチは、ユーモアを交え笑いを誘いながら、説得力があった。反原発の運動で2014年から毎年ドイツの世界会議に招待されるそうだ。身の周りからできることからはじめよう、例えば、ペンを買うときに試し書きでは「脱原発」と書く、本屋では桜井さんの本の上に9条の本をおく・・・など笑いを交えの話は面白かった。
そして、山城さんが沖縄を語った。「500人座り込みにはたくさんの方が来てくださって、勇気をもらいました。本当にありがとうございました。500人の座り込みに機動隊も200~300人と人数を増やし、暴力と弾圧で5人の逮捕者と肋骨を折る重症のけが人がでた。本当に許しがたい安倍政権をなんとしても退陣に追い込み、本土と沖縄と大きく連帯していこう」と訴え、「立ち上がろう」「座り込め」をうたい、会場から大きな手拍子が響きました。
フクシマ問題、高校生の平和大使、教育と教科書問題、朝鮮高校無償化、武器輸出問題、貧困格差問題、働き方改革など問題的含めてのスピーチがありました。
そして、安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名が4月現在、1350萬筆 集まっていることが報告され、引き続きの取り組みが訴えられた。
最後に、福山さんが閉会の挨拶をされ、5月8日の新宿での情宣活動、10日は議員会館前、17日も銀会館前、19日は14時から議員会館前の総がかり行動の提起などがありました。
朝9時半からのチラシまきなど含め、お疲れさまでした。