5月23日、高江のヘリパッド建設のために警視庁機動隊が沖縄に派遣されたのは違法であると訴えた住民訴訟の第7回口頭弁論が東京地裁で開かれた。
公判前の前段の集会では、沖縄のやんばるから駆けつけた方から連帯のアピールがありました。
東京都の反論の準備書面が提出され、それに対する若干の口頭での反論が述べられ、次回までに文書で提出することになりました。
これまで東京都は「棄却」を求めていたが、今回の準備書面で、警視庁機動隊の派遣についての裁量権の逸脱や乱用、違法性はなく必要かつ適正に警備活動は行われた。抗議する市民のなかには県外からの極左暴力集団や反差別勢力の活動家や外国人もおり、機動隊に暴力をふるったり、テントを設置したり、伐採する木にしがみついたり、抗議行動の不当性を訴えていた。また、私たちが要求していた証人尋問9人についても必要ないと主張。
公判後の報告集会では、弁護団はこれらの被告=東京都がだしてきた準備書面をこれから精査し、反論をしていきたいと述べ、高江での抗議行動での写真など具体的な情報提供を呼び掛けた。
次回は7月23日(水)、次々回は9月26日(水)いづれも11時半開始です。
今回も傍聴者が抽選になり、103号法廷は満杯になりました。116名の参加でした。
参加されたみなさん、お疲れ様でした。