7月25日、全水道会館で開催された「土砂投入ストップ!首都圏集会」は、沖縄防衛局が「8月17日の土砂投入」を通知したこともあって、多くの人が駆けつけ、会場は満杯であった。(200人以上)
まず、若槻さんの主催者挨拶のあと、北上田さんが「翁長知事の『撤回』はここ数日のうちにやると思う。最大の理由は、防衛庁自身が出した『軟弱地盤』。防衛局は必ず設計変更しなければならないが、調査中と情報開示をせず、県知事選まで引き延ばしを図っている。埋立予定地の辺野古埼の囲い込みはされたが、次の県知事選は本当の正念場!絶対に負けられない!8月の現地の闘い(8/6~18)にご支援を!」と、写真や図解で説明。
次は奄美の闘いをされている大津さん、北九州の八記さん、そして土砂搬出全国連絡協共同代表の阿部悦子さんが「これまでの闘いの歩みと各地の闘い、沖縄県への「土砂条例改正」への要請活動、国会や国会議員への働きかけを強め、なんとしても土砂投入を許さない闘いを共に進めていこう、そして明日の防衛省交渉にもご参加を!」と訴えた。
また、「埋めるな!連」から仲村さんが報告、全港湾労働組合から糸谷さん、国会包囲から木村さんがそれぞれ発言し、湯浅さんがまとめと行動提起がされ、最後に「辺野古の埋立て・新基地建設はひとり沖縄の問題ではない。本土の心ある市民が共同して戦争に反対し辺野古新基地建設を止めさせるために共に行動することを呼び掛ける」と集会決議を全員で確認して終了。
各地での「土砂搬出反対」の地道なたたかい、本土から運ばれる辺野古埋め立て土砂は全量の75%、土砂の中にいるアルゼンチンアリなど特定外来生物をとるのぞくことは不可能!土砂採掘現場の環境破壊など二重三重にも環境を破壊する「土砂搬出」を絶対許してはならない!と改めて思い知らされた集会であった。
本当に正念場の闘い!ともに頑張っていきましょう!