7月7日は「七夕の日」。保育園や小学校では、願い事を短冊に書いて竹につるし、天の川の彦星・織姫の話を聞いたりして夢をはぐくむロマンチックな日である。
しかし、その7月7日は80年前の1937年7月7日、北京郊外の蘆溝橋事件が起きた日で、45年の敗戦まで8年続いた日中戦争の始まりの日だという。
集会の主催者は「日本が戦争をはじめた7月7日に、二度と戦争を起こさないために、それを誓うために国会正門前の集会を企画した」そしてさらに「この国会正門前の北側、憲政記念会館の周辺には、日中戦争開始時に、陸軍省、陸軍参謀本部がありました(対米開戦の直前に市ヶ谷に移転)。今日は一日限定だが、平和のひろばにしていきましょう」と挨拶された。
そして、「戦争を始めた日 国会前市民集会 集会宣言」が読み上げられ、大きな賛同の拍手が鳴り響きました。
澤地久枝さんは体調が悪く、参加されていませんでしたが、民間サイドで被害の聞き取りなどしている北さんや海野さん、遠藤さん、また中国の残留孤児であった中島さんらがなまなましい実態の報告がありました。
イマジンなどの演奏のあと、参加者からそれぞれのスピーチ。沖縄問題に関しては「まさに今、戦争の最前線におかれ、200年耐用の新たな辺野古新基地建設が、沖縄の民意を踏みにじって建設されており、二度と戦争を起こさないためにも参加者みなさんのご支援を!」の訴えがありました。
参加されたみなさん、お疲れ様でした。