翁長知事は、本日、7月27日、前仲井間知事の公約に反して承認した辺野古の埋め立ての「撤回」へむけて、防衛局へ「聴聞」手続きを開始したことを発表しました。
防衛局は、全体の実施設計の事前協議もせず、またサンゴの移植など埋立承認時の環境保全などの留意事項も無視し、弾圧をともなって工事を強行していることに加え、活断層やマヨネーズのような軟弱地盤が指摘されていることや、国防総省の安全な航行のための高さ制限に沖縄高専や地域の小中学校、住宅などが抵触していること、また、前稲田防衛大臣の『辺野古が完成しても民間空港の使用が調わなければ普天間の返還はしない』などの発言も取り上げ、「前仲井真知事が承認した以後、様々な事実が明らかになり、「撤回」へむけ、防衛局への「聴聞」の手続きを開始した」という内容の記者会見であった。
また「憲法」の上に「地位協定」があり、「国会」の上に「日米合同委員会」がある日本は、アメリカと北朝鮮の話し合いが行われ北東アジアの平和が進む中、今や1兆円もの税金を投入して辺野古に新たな基地を造る必要があるのか、とも語った。
思えば、憲法が制定された時も日米安保条約が締結された時も沖縄は米軍統治下であった。0.6%の沖縄に70年以上70%以上の米軍基地がおかれ続け、さらに200年耐用の辺野古新基地建設など認めるわけにはいかない!「海兵隊の基地撤去」は沖縄県議会でも決議されている。
菅官房長官は「自然環境や住民の生活環境にも最大限配慮し、辺野古移設の工事を進めていく」と会見で述べた。どこまで沖縄の民意を踏みにじるのだろうか。怒りがわきます。
「岩礁破砕許可」が3月で切れた時もそうだが、姑息な手段で法を捻じ曲げ、三権一体となって襲い掛かってくることは容易に想像できるが、翁長知事の「撤回」表明を支持し、尊厳をかけてたたかっている沖縄の人々と連帯し「政府は直ちに辺野古の工事を中止せよ!」「土砂投入やめろ!」と抗議の声をあげていきましょう!
翁長知事の「撤回」を支持し、政府の辺野古工事の中止を求めて官邸前に集まろう!
*と き 7月30日(月曜日)16時~ 座り込み開始
18時30分~19時30分 集会
*ところ 官邸前
みんなで参加しよう!一人でも多く官邸前にあつまって怒りの声を上げよう。