7月13日0時40分ごろ渡名喜島沖で米軍ヘリから縦2㍍、横2.5㍍のコンテナを海に落下させた。そこは漁業者が操業するところであり、住民が行きかう場所であった。米軍への提供施設区域ではない場所にコンテナを落下させたのだ。しかもこの場所は何度も落下事件が起きたところで、落下させた大型輸送ヘリは、これまでもたびたび落下事件をおこしており、老朽化も指摘されている。
南部の会は、在沖米軍や沖縄担当大臣などに①原因究明と再発防止 ②その間の同型ヘリの飛行停止 ③事故が起きた時の速やかな連絡を ④コンテナを回収し、米軍への提供区域以外での飛行停止 ⑥日米地位協定の抜本的改訂 を要求する抗議文を突き付けた。
今、普天間基地地下に保管されているピーフォスなど有害物質を含む大量の泡消火剤を海へ放出したいとのが米軍から提起され、日米で協議されている。泡消火剤の基地からの流出は何度も起きており、今や北谷浄水場まで汚染。県民の体内にもピーフォスなどの発がん物質が蓄積れてさいる状況である。ピーフォスなどは「永遠の科学物質」と言われ、自然界では分解されない物質で、世界でも製造が禁止されている。その物質を沖縄の海に流すとは!言語同断!絶対に許されない!
事件事故が起きるたびに「米軍の財産には触れるな」油のしみた土までもっていくのに、なぜ、毒入り泡消火剤を沖縄の海に捨てるのか!ふざけんな!
南部の会は、①ピーフォスを含む泡消火剤はすべて本国に持ち帰り、米軍の責任で処理せよ ②沖縄に保管されている泡消火剤をどれぐらいあるか明らかにせよ ③県の立ち入り調査を認め、十分な調査を保障せよ の要求を含む抗議文を在沖米軍や普天間基地司令官など、スカ総理・防衛大臣・外務大臣などに突き付けた。
どこまで、沖縄を馬鹿にするのか!絶対に許されない!
(抗議文は、「ゆんたくおばさん」HPの「辺野古にエール」に掲載)