12月5日、「慰安婦」問題解決オール連帯ネットワーク主催の「河野談話」30年の院内集会に参加しました。
「慰安所はどのように作られたのか『日本軍無実論』批判」というテーマで永井和さんの講演と「日本政府は被害女性の苦痛と心身にわたる傷を認識しているかー政府の『強制連行』『性奴隷制』否定と被害の被害の実態・法的責任」というテーマで小林久公さんが講演しました。
軍慰安所が「戦地公娼施設論」として当時、公娼制度が認められていたので、軍は無実だという論理があたっとは驚きであった。河野談話が特に安倍政権以降、強制連行と性奴隷の否定されたことは非常に問題だと指摘された。
1993年の河野談話では「本人の意思に反した連行、軍の関与での慰安所を事実認定し、多数の女性の尊厳を傷つけたと心からお詫びした」ことを「日本の名誉を貶める元凶」と批判し、「外交青書」で「強制連行や性奴隷は事実ではない」と否定し、教科書からも「従軍」が消されたことは記憶に新しい。
日本政府は事実歪曲を是正し、11月23日のソウル高裁の日本への賠償を求めた判決を受け入れるべきとの集会決議も参加者全員の拍手で採択された。参加者は65人であった。