沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

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「包括的反差別法をつくろう!」の院内集会に参加しました

2024-12-11 18:16:58 | 日記

 12月10日、国連・人権勧告実現を!実行委員会主催の院内集会「第12回・世界人権デー集会 包括的反差別法をつくろう!」に参加しました。
 「私たちは2013年に国連・勧告実現を求める実行委員会を結成し、毎年、差別禁止法・国内人権機関・個人通報制度の実現を求め集会やデモを開催してきました。国会議員への呼びかけも行い、本日は多くの国会議員も参加して頂き、大変うれしいです。浅倉さんを迎え”包括的反差別法の意義”について講演をしていただきます。最後までよろしくお願します」の主催者挨拶のあと、浅倉さんの講演がはじまりました。
 講演は、まず、日本における雇用に関わる差別に対する法制度と雇用以外の差別規制法(障害差別禁止法・部落差別解消推進法・ヘイトスピーチ解消法・アイヌ新法など)について話され、雇用差別の法規制が包括的でないことや差別の是正についても不十分であると指摘されました。国連の「包括的差別禁止法の実践ガイドブック」に沿って差別撤廃にむけ取り組みを進めていく必要があり、国内でも部落解放・研究所や外国人人権法連絡会からも差別撤廃へ向けての提案が出されていることなどが紹介されました。そして、包括的反差別法の意義について提起し、ともに制定めざしていきましょう!と締めくくり終了。一人の方から質問がありました。
 その後、特別報告として①「朝鮮学校差別と歴史否定」について ②「入管法再改悪」について ③「沖縄基地と性暴力」について発言があり、それぞれの現状や課題について訴えがありました。いずれも排除や差別など深刻な問題で心が揺さぶられました。
 最後に「包括的反差別法をつくろう!~すべての人に人権と尊厳を~」の集会アピールを参加者全員の拍手で採択されました。会場参加者は約80名、ほかにユーチューブの配信に100名が参加。多くの国会議員の参加もありました。


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