滋賀県湖南市にある天台宗阿星山 長寿寺。前に紹介した常楽寺とともに天台宗湖南三山の中のひとつです。
世継ぎの無かった聖武天皇の子宝祈願を良弁が阿星山中で行ったところ皇女が誕生し、常楽寺と同じく聖武天皇の勅願寺として建立されたと伝えられています。
山門から境内に至る参道に覆いかぶさるように生えているモミジの木々もだいぶ色付いてました。
管理人的にはこんな紅葉の赤に黄色や緑のコントラストがある風景が好きです 管理人が訪れた1週間後くらいから紅葉の見頃になったようです。
国宝の本堂。
平安時代には常楽寺とともに阿星山五千坊と呼ばれるほどの天台仏教園を形成していました。
鎌倉時代には源頼朝が、室町時代には足利将軍家が祈願所として諸堂を造改修したと云われ、古くから権力者の信仰の対象ともなっていた名刹です。
本尊は木造地蔵菩薩で、50年に一度しかご開帳されない秘仏中の秘仏・・・。
実は2012年にたまたまここに立ち寄った時が開帳の年でそのお姿を拝むことができました。次の開帳は2062年です
手水舎の周りのモミジがめっちゃ綺麗ですね~
荷車に乗った花もいいアクセントになってます。この長寿寺は至る所にオブジェが置かれていてそれを見るのも楽しみのひとつです。
重要文化財の弁天堂。
洋風なアメジスト・セージとのコントラストがなんとも不思議だなぁ。
つづく
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