いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<日本酒メーカー> 新潟 阿部酒造

2025-02-04 07:27:53 | 日本酒

 「阿部酒造」

 阿部酒造は1804年から続く、新潟県柏崎市の酒蔵です。
 私たちが酒造りで大事にしていることは「発酵を楽しむ」こと。
 知的好奇心を軸に、手間暇を惜しまず、自分たちの造りたいものを楽しみながら造ることを目指します。
 そして、「圧倒的にうまい」プロダクトを造ります。

 阿部酒造株式会社 新潟県柏崎市安田3560

 代表銘柄

あべブラック。米の味と酸のバランスが良い、飲み飽きしないクリアな味わいの酒です。原料米品種は年々で変わりますが、地元新潟県産米を100%使用。仕込みロットにより微妙に味わいが変わるので、タンク毎の味わいをお楽しみください。仕込みロットは裏ラベルで確認できます。(タンクロットは裏ラベルに表記しています)

原材料名:米(新潟県産100%)、米こうじ(新潟県産米)
精米歩合:80%
酵母:新潟G9
発売時期:通年(寒い時期はおりがらみ生原酒|暖かい時期はフィルタリングした火入原酒です)年に複数回出荷しています。
アルコール分:製造年により変わります。お酒の裏ラベルを参照ください。

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<日本酒メーカー> 新潟 林酒造場

2025-02-03 08:04:19 | 日本酒

 「林酒造場」

 創業1910年

 女主人が切り盛りする蔵
 《地域定番のアル添酒のみの晩酌酒》
 旦那(社長)さんが亡くなりそれ以後奥様が主人として切り盛りしている。「うちは代々セールスが下手で…」とぽつり。
 酒造りは地元のベテラン杜氏が季節になると来て造る。30年を超える杜氏さんで近所ということもあってなんでも相談できる人。
 1月2月が造りで本当の寒造り、普通酒と本醸造酒のみの造り。+3~+5のやや辛め。
 今でも近所から注文があると配達に出かける昔ながらの蔵。
 「蔵は私の代で止めます。娘が2人いますが、蔵を継ぐと決まっていた私の重荷は娘達にはさせたくないですから…」と言います。

 100年以上、地域の人を癒してきた酒です。蔵は私の代で止めるとは言いますが、その日まで林酒造“八石”を楽しませていただきます。

*https://www.ponshukan.com/kura/55-hayashi/ より

 林酒造場 新潟県柏崎市与板1242-1

 代表銘柄

 「八石」「杉の露」

 情報が酒造メーカーから適切に流されていないため、記載しないものとします。

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<日本の名水百選> 石川 桜生水

2025-02-03 07:56:23 | 日本酒

 「桜生水」

 平成の名水百選「桜生水」 更新日:2023年12月01日
 人類が生きるうえで欠かすことのできない「水」。その清らかな流れと、美しい水辺が織りなす水環境は、私たち人間の生活の基盤となるだけでなく、地球上のすべての生き物にとって必要不可欠な命の源でもあります。こうした全国に存在する清澄な水を再発見するとともに、これを広く国民に紹介することを目的として、昭和60年に「(昭和の)名水百選」として全国で百箇所が認定されました。
 環境省では、環境問題が主要議題となった北海道洞爺湖サミットが開催された平成20年に、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、地域の生活に溶け込んでいる清澄な水や水環境の中で、特に地域住民などによる主体的かつ保全活動が行われているものを「平成の名水百選」として新たに選定し、小松市では桜生水が選定されました。

 桜生水
 河田山の麓にあって、春には桜が美しく咲き誇り、また周辺は小公園として整備されている。地元保存会による「野点茶会(のだてちゃかい)」などの催し物がひらかれ、その名は地元住民だけでなく、県内外に広く知れわたっている。遠方から訪れて、汲んで持ち帰る人も多い。また地元菓子店では、桜生水の水を使用した和菓子が好評である。この名水と憩いの場を他市町へ広めるため「茶会」や「山野草 盆栽展」「句会」を開催している(環境省HPより)。

*https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/1021/suishituhozen/2106.html より

 「桜生水-さくらしょうず」

 水質・水量
 ミネラルが多い。
 1日の湧水量:約70トン。
 由来・歴史
 一人の老翁が水を飲みに来て、西王母の桃の実を食べたことで不老長寿となったが、仲間や子孫よりも長生きしたため、その寂しさに耐え切れず、この地を去ったという伝説も残っている。
 水質保全活動
 総会、春・秋の一斉整備、桜木の植樹、花壇の手入れを実施している。また、保存会会員個人でも水周りの掃除・除草・剪定などを進んで行っている。

 周辺の自然環境-河田山の麓にあって、春には桜が美しく咲き誇り、また周辺は小公園として整備されている。地元保存会による「野点茶会(のだてちゃかい)」などの催し物がひらかれ、その名は地元住民だけでなく、県内外に広く知れわたっている。
 利用状況-遠方から訪れて、汲んで持ち帰る人も多い。また地元菓子店では、桜生水の水を使用した和菓子が好評である。
 この名水と憩いの場を他市町へ広めるため「茶会」や「山野草 盆栽展」「句会」を開催している。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=34 より

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<日本酒メーカー> 新潟 中川酒造

2025-02-02 14:52:55 | 日本酒

 「中川酒造」

 中川酒造がある長岡市脇野町は、かつては三島郡三島町と呼ばれた地。農業、林業の一次産業とともに刃物産業、酒造業も盛んだった。いずれも大量の水を必要とする産業である。

 人口7000人の町に3軒の酒蔵

 三島の地は水の質、量、ともに恵まれています。酒蔵は今は3軒ですが、少し前までは周辺も含めて5軒もありました。
 長岡は今も新潟県最多の酒蔵数を誇る土地柄だが、中でも脇野町は異例。3軒に減少したとはいえ、この町の人口が7000人ほどであることを考えれば、驚きの数だ。
 この地域に酒造りに適した良質の水が、豊富にあったことの証であろう。 ところで、酒造りにとっての良質な水とは、どんな水なのか。
 まずは麹菌や酵母などの微生物が、活発に活動するためのカリウム、リン酸、マグネシウムが含まれていること。次に麹から酵素が溶け出すのを助け、酵素の働きを促進して発酵を助けるカルシウムなどが含まれること。
 そして酒の着色の原因や香味の劣化を招く鉄やマンガンが少ないこと。さらに新潟清酒の特長である淡麗な飲み口にするには、適度な軟水であることが必要とされる。

 良水がもたらした銘柄

 昔から白い雁が飛来していたことから『越乃白雁』は生まれた
 中川酒造は県道から1本山側の閑静な道路に面して蔵が建っている。裏手には急峻な山の斜面が迫り、その環境はいかにも山からの水が豊富であることをうかがわせる。
 実際、この西山丘陵由来の水は地下10mから汲み上げられ、柔らかな井戸水は主要銘柄『越乃白雁』の仕込み水となっている。
 「県道の下は湿地帯です。この沼には昔から白い雁が飛来していました。それが銘柄の名の由来です」
銘柄も酒質もこの地に湧く良水がもたらしたものであることを知った。

 美しく青く透き通る神秘の水

 まるでブルーハワイか、マリンブルーか、きれいに澄んだ青
 創業は1888年、大火によって焼失した酒蔵から酒造株を買い受けて、酒造りが始まったという。
 建物は「明治蔵」「大正蔵」「昭和蔵」と増築が繰り返され、迷路のような蔵内は酒造りの歴史と伝統を物語る。 この蔵の中で、貯水タンクを満たしているのは西山丘陵からの湧き水だ。
 内側が白いホーロータンクの中は、なんとも神秘的な青い色をしている。中川酒造には『越乃碧(あおい)』という銘柄があるが、その味わいを彷彿と思い浮かばせる澄んだブルーだ。
 もちろん、全ての酒はこの水で醸される。青く見える水の秘密は解明されているそうだが、美酒の源はあえて謎めいたままにしたい。 酒蔵にとって水は大事な財産。
 「新潟らしいきれいな酒、が基本です。飲み飽きしない、淡麗辛口よりやや味があるタイプです。この水あっての『越乃白雁』といえます」

 地元に愛される酒造り

 『越乃白雁 黒松』
 もうひとつの財産はコメである。ここはかつて天領地であり、献上米を作っていたという土地柄。良質なコメが獲れることはいうまでもない。
 『越乃白雁』には、優雅で繊細な香りの大吟醸、華やかな香りと淡麗な味わいの純米吟醸、なめらかな中にもコクのある純米コシヒカリ、そして飲み飽きしない澄んだ味わいの『越の白雁 黒松』、柔らかくきれいな飲み口の本醸造などがある。
 これらはどれも、贅沢なまでにコメを磨きに磨いて造られている。全量60%以上の精米歩合。日々飲む酒の美味しさを大事にしている。
 中でも圧巻は『越乃白雁 黒松』。蔵人たちも愛飲している晩酌酒だそうで、普通酒ながら精米歩合は60%。柔らかくてやや辛口タイプ、スッキリして飲み飽きしない。
 2020・2021 全国燗酒コンテストぬる燗部門にて2年連続で最高金賞を受賞した。
 経営方針については「地元に愛される酒造り」だという。
 本醸造系が主体で、出荷先は県内が80%。ほとんどが地元で消費されてしまうというが、それも納得の酒造りだ。

 中川酒造株式会社 新潟県長岡市脇野町2011番地

*https://www.niigata-sake.or.jp/kuramoto/nakagawa/ より

 代表銘柄

越乃白雁 純米大吟醸
こしのはくがん じゅんまいだいぎんじょう
分類 純米大吟醸
容量 1,800ml
度数 16度以上17度未満

*https://www.niigata-sake.or.jp/kuramoto/nakagawa/ より

 

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<日本酒メーカー> 新潟 池浦酒造

2025-02-01 06:23:05 | 日本酒

 「池浦酒造」

 山並みに入り込んでいくように山深い地。しかし、道はほぼ平らで決して広い土地ではないが、その傍らにはどこまでも田んぼが続く。旧和島。ここは、新潟でも知られた酒米の産地だ。

 銘柄に思いを込めれば発信ツールに

 自動車や馬車など、賑わった様子も思い起こさせる風情
 お酒の名前は多種多様だが、やはり親しんでもらいたいと、綺麗な字、綺麗な響き、縁起の良い名前、地元の名士の名前などが多くなるもの。
 難しそう堅苦しそうな銘柄をあえてつけるには、それなりの確固たる思いがある、ということに他ならない。 「和楽互尊」。
 その字のごとく、「お互いに尊重しあえば、和やかに楽しく」いられる、という意味なのだそうだが、お酒を知る前からこの言葉を知っていた人はいるだろうか。

 地元の哲学者に由来

 手造りを貫いている
 命名者は池浦酒造の先々代。長岡の哲学者で、互尊精神を提唱し、野本互尊と自らを名乗っていた、野本恭三郎氏。先代がその精神に感銘を受け、親しくさせていただいていたのだそうだ。
 互尊を酒の銘柄にするにあたって、助言を得たのが、漢学者の安岡正篤氏と、先々代の高い志、豊かな交友関係が窺われる。 「その精神を酒造りにも活かしていきたいと、祖父が命名したのです」と取締役社長の池浦隆太郎さん。
 とかく酒造りは、人間があれこれ操作できるものではなく、微生物の働きを尊重して、必要に応じて、可能な範囲で環境を整えるだけ、と言われる。思うところは一緒なのかもしれない。

 周りは屈指の酒米産地

 昔ながらの蔵の中に小仕込みのタンクが並ぶ
 長岡市和島地区。この地に分け入ると、一見、山間にありるように思われるのだが、びっしりと田んぼが敷き詰められている。平地が続いている。風の抜けも良く、高温の続くような厳しい夏でも、稲が蒸れる心配がない。
 そして何より、豊かで良質の水で知られる。 この一帯は、新潟でも米の産地としては日本一有名な魚沼に次ぐとも。いくら酒米が高価とはいえ、美味しいお米がとれるところで、酒米を育ててもらうのは難しい。
 そんな酒蔵が、この地域の農家に酒米作りを託するのだという。その名を聞けば、いかにこの地の米が認められているのか、驚くほど、名だたる銘醸蔵が連ねている。
 「当社も、敷地内で掘った井戸の水を使っていますが、この一帯は水の心配が全くないですね。 うちは小さい蔵ですから、地元の水を使って、地元の米、できれば和島地区の越淡麗を使って酒を造り、地元の人に飲んでもらう。
 ずっとこうしてきているんです。もっとも人が減っているから、だんだん難しくなっていますけれどね」
地元消費率でもトップをいく新潟。プレミア付きのお酒を土産に買ったり送ったりするケースも少なくない一方で、こうして、地元の人に飲んでもらうことが酒造りの糧となっている酒蔵が多いからこその結果と言える。
 本当に地元の酒を愛する飲み手と、地元の人に飲んでもらうことを喜びとする造り手が、確かにいるからなのだ。

 創業は江戸末期の天保元年

 入ってくる風も心地よいが、酒の状態が優先。
 間もなく200年を迎える歴史ある蔵だ。 広場のように開けられた中央のエリアを囲むように蔵が立ち並ぶ、ゆったりとした構成。 昔ながらの佇まいの中では、和窯を使うなど、ほとんどの作業が手作業で行われている。
 「目に見えるほうが、造る身にとっては安心ですよね。酵母も、泡なしも使いますが、やっぱり泡がちゃんと上がるほうが、造っている実感、安心感があるんですよ」
 また、昔ながらの蔵を利用している酒蔵でも、窓ははめ殺しになっているケースが多い。かつてのように、窓の開け閉めで温度調節をする必要もない現代では、むしろ密閉した方が使い勝手が良い。
 そんな中、今も開けることができるこの酒蔵の建物は、現代を共に生きていることを感じさせる。 「機械化しているのはエレベータだけ。蔵の窓も掃除の時に開ける程度ですけどね」と笑う蔵元。
 目に見える範囲で無理をせず、あるものを活かしていく姿勢が貫かれている。
 池浦社長:良質の米と水が揃っていますから、あとは、私が一生懸命、良いお酒を作るだけ(笑)。うちはずっと、地元に愛される、味のある辛口です。お試しください。

 池浦酒造株式会社 新潟県長岡市両高1538

*https://www.niigata-sake.or.jp/interview/k75.html より

 代表銘柄

和楽互尊-わらくごそん 大吟醸

米を磨き、しっかりと手間をかけ、蔵人が精魂込めた日本酒の最高峰。 芳醇な香りと淡麗でふくらみのある味わいが特徴です。 常温~冷やしてお召し上がりください。

使用米 麹米 越淡麗
掛米 越淡麗
精米歩合 麹米 40%
掛米 40%
アルコール度 16.2%
参考日本酒度 +3
参考酸度 1.3
商品の特徴 地元で栽培された越淡麗を高精白して用い、精魂込めて仕込んだ芳醇な香りと膨らみのある大吟醸です。
飲み方 冷酒~常温

昭和の初期、先代が尊敬し交流を深めた長岡の哲学者野本互尊翁の互尊精神に共鳴し、時の漢学者安岡正篤先生のご助言を得て酒名を「和楽互尊」(互いに尊びあえば和やかで楽し)としました。
酒造りを通じて広く世の中を平和に導こうという願望が込められています。
「天上大風」「心月輪」は良寛自筆の書をそのまま酒名に商標登録しました。

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<日本酒メーカー> 新潟 峰乃白梅酒造

2025-01-31 08:03:29 | 日本酒

 「峰乃白梅酒造」

 峰乃白梅酒造株式会社(みねのはくばいしゅぞう)は、新潟県新潟市西蒲区に本社をおき、日本酒の製造を行う企業である。

 代表銘柄「峰乃白梅」。1624~44年の寛永期に操業[1]。江戸時代に三根山藩に酒を献上。

 平成時代は越乃寒梅、雪中梅とともに「越後の三梅」と謳われ、地酒ブームを盛り上げた。

 2015年、経営が変わったと同時に福井酒造株式会社から商号変更。

 会津杜氏の流れを汲む現在の杜氏が、新潟の酒造りでは珍しい炭を使わないろ過と火入れを1回のみで、瓶詰めして冷凍貯蔵するという方法をとっている。

 酒米も備前雄町、山酒4号、出羽燦々、愛山といった福島や東北でよく使われているものを使用する。

 また、普通酒も大吟醸も全て同じように造っている。

 沿革
 1624年~1644年(寛永年間) - 酒造りを開始。

 峰乃白梅酒造株式会社 新潟県新潟市西蒲区福井1833

*Wikipedia より

 代表銘柄

峰乃白梅 瑠璃 純米大吟醸原酒 純米大吟醸

*https://www.echigo.sake-harasho.com/shopdetail/000000002797/ より

兵庫県産山田錦の馥郁たる香りと味わいを最大限に引き出した峰乃白梅の最高級ブランドです。

原材料名  米・米麹
原料米   山田錦(兵庫)
精米歩合  35%

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<日本酒メーカー> 新潟 北雪酒造

2025-01-30 08:38:27 | 日本酒

 「北雪酒造」

 株式会社北雪酒造(ほくせつしゅぞう)は、新潟県佐渡市赤泊地区にある日本の酒造会社。日本酒・焼酎・梅酒などのリキュールを製造・販売する。

 松久信幸が経営し世界に約30店舗を展開するレストラン「NOBU」と日本酒納入の独占契約を結んでいる(#NOBUとの提携で詳述)。

 概要
 佐渡市原産の米や水、梅などを用いた商品を製造する。売上高のうち約3割は佐渡島内、約7割は島外である。離島である佐渡島に本社を置くことから製品の移送時間やコストといったネックを抱えており、地元佐渡原産の原材料にこだわる理由のひとつともなっている。

 歴史
 1872年(明治5年)に創業された個人商店の流れをくむ。1948年(昭和23年)12月に直接の前身である有限会社羽豆酒造場が設立され、1993年(平成5年)に現在の株式会社北雪酒造に社名変更された。2015年現在の社長は羽豆史郎。

 製品
 日本酒、焼酎のほかにも梅酒などのリキュールや酒類関連商品を手掛ける。2013年(平成25年)9月には、日本酒「獺祭」で知られる山口県の旭酒造が導入したものと同様の遠心分離器を約3,000万円で導入し、以降この技術を利用して製造した「遠心分離酒」も販売している。

 株式会社北雪酒造 新潟県佐渡市徳和2377-2

*Wikipedia より

 代表銘柄

北雪 純米大吟醸生原酒<冬季限定>

冬のしぼりたて 17度の生原酒 

酒造好適米を45%まで磨き上げた冬の純米大吟醸生原酒

米だけで長期低温発酵させ醸出した純米大吟醸です。フレッシュで、バランスの良い芳香をお楽しみ下さい。

冷やしてそのままはもちろん、ロックでもお楽しみいただけます。

原料米 五百万石
精米歩合 45%

アルコール度 17%
日本酒度 +2.9

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<日本酒メーカー> 新潟 尾畑酒造

2025-01-29 07:37:24 | 日本酒

 「尾畑酒造」

 尾畑酒造株式会社(おばたしゅぞう)は、新潟県佐渡市に本社をおき、日本酒の製造を行う企業である。代表銘柄「真野鶴」。

 1892年、尾畑与三作により操業する。モットーとするのは「四宝和醸(しほうわじょう)」。酒造りの三大要素と言われる米・水・人に生産地である佐渡を加え、四つの宝の和をもって醸す、と意味する。2009年より普通酒の製造を廃止。米の柔らかい旨みを活かす酒造りを追及する。使用する酒米の中には、朱鷺と暮らす郷作り認証米や、佐渡の牡蠣殻を活用した牡蠣殻農法による酒米などがある。

 2003年より海外展開を開始。現在15か国に輸出。また、エールフランス、ベトナムエアラインなどのファーストクラス、ビジネスクラスの機内酒として提供されている。

 2010年に廃校となった旧西三川小学校の校舎を2011年4月より借り受け、新たな酒蔵に改装する。オール佐渡産を目指し、酒米に加えて酒造りのエネルギーも太陽光パネルを設置し、電気に関して100%再生エネルギーを取り入れる。日本酒づくりを学ぶ研修施設としても活用している。また、「学校蔵の特別授業」では、藻谷浩介氏、出口治明氏、玄田有史氏などを講師に迎えた一日限りのワークショップを開催している。

 企業理念は「幸醸心」。

 沿革
 1892年(明治25年) - 創業者・尾畑与三作により酒造りを開始。
 1983年(昭和58年) - 新潟県内では第一号となる酒蔵見学を開始。
 1987年(昭和62年)- 代表取締役社長・尾畑俊一(当時)、バチカンローマ法王ヨハネ・パウロ2世と特別謁見果たす。
 1994年(平成6年) - 佐渡金山坑道に清酒貯蔵を開始。
 2003年(平成15年) - 国際線航空の機内酒に採用。
 2009年(平成21年) - 「普通酒」クラスの製造を廃止、特定名称酒のみ限定醸造。
 2010年(平成22年)- 世界初 日本酒ベースのカカオリキュールを発売。
 2013年(平成25年) - 廃校となった旧西三川小学校を改装し酒蔵を新設。2014年5月稼働開始予定。
 2015年(平成27年)- 東京大学IRS3と共同研究をスタート。
 2016年(平成28年)- 学校蔵X産経新聞で醸した『辛口産経』を製作

 尾畑酒造株式会社 新潟県佐渡市真野新町449

*Wikipedia より

 代表銘柄

山田錦磨35大吟醸「真野鶴・万穂(まほ)」

日本国内での権威ある公式酒コンテスト、全国新酒鑑評会にて
何度も金賞を受賞した大吟醸。
また世界最高権威を誇るワイン品評会インターナショナル・ワイン・チャレンジ2015日本酒部門で「ゴールドメダル」受賞など、これまでに多くの栄誉に輝いています。
日本はもとよりアメリカのワインジャーナリストからも大絶賛を受けた「真野鶴・万穂」。
フルーツの熟成した香りと洋ナシのフレッシュな味わいを感じます。まるで丸くて七色の球体を思わせるバランスの良さ、日本酒を超えた和酒の極みと言えます。
ご贈答先から「すご~くおしいかった!」と感動の電話が来ました!と御依頼主様からお礼の電話が蔵に来ることも度々で、こちらが逆に感動しています。

名前の「万穂(まほ)」は、現在の若手杜氏、工藤賢也の師匠であり、その昔日本一に輝いたこともある大ベテランの越後杜氏・松井万穂氏から頂きました。
男性に付けられ、その名が示すが如く、日本の名杜氏となった万穂氏。その名の通り、一面に広がる黄金の稲穂のうねりを感じさせる雄大な味わいは一度飲んだら忘れられない感動の味です!

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<日本酒メーカー> 新潟 猪又酒造

2025-01-28 07:38:27 | 日本酒

 「猪又酒造」

 猪又酒造株式会社(いのまたしゅぞう)は、新潟県糸魚川市の造り酒屋である。

 沿革
 1890年(明治23年) - 創業
 1927年(昭和2年) - 『月不見の池』(つきみずのいけ)発売
 1953年(昭和28年) - 現在の「猪又酒造株式会社」を設立
 1964年(昭和39年) - 県内では先駆けて純米酒造りに着手
 1965年(昭和40年) - 純米吟醸『奴奈姫』(ぬなひめ)発売
 1979年(昭和54年) - 醸造用糖類の無添加開始
 月不見の池
 火打山、焼山を源流とする早川に由来し、藤の名所である早川谷「月不見の池」と同水系の伏流水を用いた、その名所にふさわしい酒として知られる。原料米は60%精白した地元産の五百万石や山田錦など。平成7、8、12、13、16年度の「全国新酒鑑評会」で金賞受賞。大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒がある。麹造りに重きを置き、『越乃寒梅』の麹室の設計者に指導を受け、麹室を作り換えた。

 奴奈姫
 地元に残る奴奈川姫伝説から名付けた純米吟醸酒。原料米には五百万石と山田錦を用い、精米歩合50%で仕込む。仕込み水には上記「月不見の池」と同じ伏流水を用いている。

 その他の銘柄
 『大地の虎』『大地の翠』という銘柄も醸造している(外部での販売)。

 猪又酒造株式会社 新潟県糸魚川市新町71-1

*Wikipedia より

 代表銘柄

純米吟醸 月不見の池

瓶火入れ急冷し貯蔵する瓶囲いです。熟成させたのち醸造年度別に出荷します。五百万石が熟した香りと、軽快で円やかな熟味とキレが魅力のお酒です。「こういう 純吟がいい」自信を持っておすすめできる純吟です。

精米歩合 50%
アルコール分 15.8%
日本酒度 +3
酸度 1.4
原料米 五百万石

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<日本酒メーカー> 新潟 塩川酒造

2025-01-27 07:35:42 | 日本酒

 「塩川酒造」

 塩川酒造の代表的な酒といえば、やはり『願人(ねがいびと)』だろう。土地の歴史に深く関わり、蔵のアイデンティティーを表しているからだ。

 先人の不屈の精神をリスペクト

 蔵がある新潟市の内野町は海辺に近く、新潟大学がある街でもある。この町を訪れてまず驚くのは、川が立体交差する光景だ。

 人工の川・新川の上を一級河川の西川が横切る。この光景こそが内野の歴史を語り、清酒『願人』の原点である。

 「当社の主力銘柄は『越の関』ですが、この『願人』は山廃専用銘柄として2009年に完成しました」 と代表取締役の塩川和広さんは語る。

 塩川さんは2016年、4代目に就いたが、長らく杜氏の任にあり数々の新分野に意欲的に挑戦。『願人』もそのひとつで、新潟では数少ない山廃造りへのチャレンジだった。

 酒銘の由来は内野に豊かさをもたらした人たち

 江戸時代、新潟市周辺は幾多の水害に悩まされてきた。洪水に苦しむ農民のために19世紀初頭、私財を投じて治水に取り組む人たちが登場。砂丘地帯に新川を開削して排水路を構築し、西川の下を通して海へと流す大工事だった。

 今日の穀倉・新潟平野はこうした先人の身を削る戦いで誕生したと伝わる。土地ではこの人たちを願人(がんじん)さんと呼んで敬った。

 「私たちが酒造りできるのも、新潟平野で採れる良質な酒米のお陰。願人さんへの感謝を忘れず、この土地の誇りを語り伝えたいと考えたのです」

 願人さんの「願い」に重ね、蔵にとって未知なる山廃で新たな道を切り開こうとする、杜氏の信念が垣間見える。

 米国人の舌をとらえた山廃仕込み

 秋も深まると、いよいよ造りが始まる緊張感の中、着々と準備を進める
 『願人』はすっきりした旨みとしっかりした酸味、やや高めのアルコール度が持ち味。ある日、蔵を訪れた米国人が、このお酒を試飲してステーキに合う酒質と絶賛した。

 「彼はサンフランシスコで米国初となった地酒専門店を経営していて、この酒の米国版を輸出しないかと提案してくれたんです」と、塩川さん。

 こうして『願人』をベースに、辛口に仕上げて誕生したのが『COWBOY YAMAHAI』。アーリーアメリカンを連想させる「カウボーイ」と、日本酒の古典的な醸造法を表す「山廃」が併記された、なんとも斬新な酒銘だ。

 名付け親はかの米国人。日本酒の米国市場「開拓」スピリットをこの名に込めたそうだ。ほどなくロスで開かれた国際的品評会、インターナショナル・ワイン・コンペティションでは、この酒がゴールドメダルを獲得した。

 「日本国内でも広く肉料理にマッチすると評価され、ステーキハウスや焼肉専門店など日本酒の取り扱いが少なかった業界でも、需要を広げています」

 蔵の山廃への挑戦は確かな手応えをもたらしたようだ。

 狙うはヨーロッパのワイン市場

 『COWBOY YAMAHAI』と対を成すように開発されたのが『FISHERMAN SOKUJO』。真っ赤なボトルに描かれているのはワタリガニの一種、イチョウガニ。

 魚料理全般に合うように造られているが、とりわけエビやカニなどのシーフードとベストマッチする。白ワインのようにフルーティーな香り、軽やかな甘みを備え、山廃に比べると速醸ならではの爽やかさが感じられる。

 「米と麹と醸造の技法を駆使することで、どんな風味も創り出せる日本酒の可能性を証明したかったんです」と、塩川さんは意気込む。

 このお酒はヨーロッパのワイン市場を意識して開発された。カウボーイのリリースで海外からの問い合わせが増えたことも、引き金になったようだ。

 「カウボーイもフィッシャーマンも、現地の食生活に溶け込む日本酒の新しい可能性を探るもの。そのために海外でも受け入れられやすいラベルを工夫しました」

 ラベルには日本酒を意識せず手に取ってもらい、食との相性をダイレクトに伝えられるデザインを採用したという。

 これらの意欲的な試みは、農林水産省の「日本酒輸出の優良事例」に取り上げられた。 アメリカ、イギリスほか香港、インドネシア、カナダなどへ出荷量の17%を輸出している。

 日本酒本来が持つ特徴を最大限に引き出す

 「私、生まれ育ったのが千葉なんです。ところが、急遽父が酒蔵を継ぐことになって、呼び戻された。小学校を卒業した時でした。

 新潟は大好きでしたから、嬉しかったですねぇ。学校では『なまってる』とか言ってからかわれましたけど(笑)。その時から、自分もここを継ぐんだな、と思っていました」

 そう語る塩川さんに、「会社の運営で大切にしていることは?」と尋ねると、「挑戦する心」との答え。これまでの話でもその姿勢は十分に伝わってきたが、塩川さんのチャレンジは他にもあった。

 古代米を使った酒に挑戦

 それぞれが強い個性を主張しているお酒ばかり
 古代米を使った赤い酒『SHISUI』の開発である。

 「日本酒でワインのような香りや味わいを出せても、ワインに勝てないもの。それは健康にいいとされるポリフェノールでした」

 そんな折に出合ったのが新潟県産の古代米。表皮部分に多く含まれるポリフェノールに着目し、その成分を生かすため磨かずに使用。日本酒本来の深い味わいをもちながら、ワインに負けない健康志向の酒が完成した。

 蔵で使う米は新潟県産米が主軸、仕込み水は信濃川の伏流水。砂丘地帯で砂濾過された地下水が地域特性のある酒質に役立っている。

 塩川さんの力強い言葉を聞いていると、日本酒の可能性を信じ、塩川酒造の挑戦はこれからも続くのだろうと思えた。

*https://www.niigata-sake.or.jp/interview/k41.html より

 代表銘柄

越の関 純米吟醸
大正時代より続くメインブランド

香りと旨みが豊かな純米吟醸酒。米の旨みを存分に醸し出しています。

数値的には辛口でも旨みを多く感じる酒質、淡麗旨口を目指した造りをしている為、味わい深いながらも切れのある仕上がりとなっています。

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