いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<漢字検定> 1級 四字熟語 40.回答 41.出題

2021-07-06 08:22:23 | 漢字検定

 前回の回答

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 


 問1 阿諛追従  -あゆついしょう-気に入られようとして、おもねりへつらうこと。▽「阿諛」はおもねりへつらう意。「追従」はこびへつらうこと。また、その言葉。おべっか。

 

 問2 卑躬屈節  -ひきゅうくっせつ-自分の信念や持論を無理に変えて、人にこびへつらうこと。
「卑躬」は腰をかがめて頭を下げること。
「屈節」は主義、主張を曲げること。

 

 問3 媚眼秋波  -びがんしゅうは-美人の艶かしい色目や流し目のこと。
「媚眼」は媚びるような目つき、「秋波」は秋の澄んだ水の波のことから美人の涼やかな目つきという意味。

 

 問4 黄粱一炊  -こうりょういっすい-人の世界での繁栄は儚いということのたとえ。
または、人の人生が儚いことのたとえ。
「黄粱」は粟の一種のおおあわ。
「一炊」は粟のかゆを炊く時間。
粟のかゆを炊く間の短い時間という意味から。
唐の盧生という人が、旅の途中の邯鄲の町で、道士から出世が叶うという枕を借りて寝ると、出世して財力や権力を手に入れる夢を見た。
目が覚めると、宿の主人に頼んでいた、粟のかゆが出来上がっていないほどのわずかな時間しか過ぎていなかったという故事から。

 

 問5 無余涅槃 -むよねはん-仏語。煩悩を断ち、分別を離れ、肉体をも滅しつくした悟りの境地。生存の根源を残さない境地。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 冒雨剪韭  

 

 問2 倚馬七紙  

 

 問3 優游涵泳  

 

 問4 含英咀華  

 

 問5 雲容烟態

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 39.回答 40.出題

2021-07-05 08:27:46 | 漢字検定

 前回の回答

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 鑿壁偸光  -さくへきとうこう-貧しい生活をしながら勉学に励むこと。苦学のたとえ。
「鑿」は穴を開けること。
「偸」は盗むこと。
壁に穴を開けて隣の家の光を盗み、盗んだ光で勉強をするということから。
前漢にいた匡衡は貧しく、灯火の油を買うことができず、壁に穴を開け、隣家の明かりを盗んで勉学に励んだという故事から。
「壁を鑿ちて光を偸む」とも読む。

 

 問2 銅牆鉄壁  -どうしょうてっぺき-銅の垣根と鉄の壁の意から、守りの堅固なこと。また、どのような方法でも壊すことができないもののたとえ。▽「牆」は垣根のこと。

 

 問3 罵詈雑言  -ばりぞうごん-きたない言葉で、悪口を並べ立ててののしること。また、その言葉。▽「罵詈」は口ぎたなくののしること。「雑言」はいろいろな悪口や、でたらめな言いがかり。「言」は「げん」とも読む。

 

 問4 瑶林瓊樹  -ようりんけいじゅ-人品が気高く、衆にすぐれていること。玉のように美しい木や林の意から。▽「瑶」「瓊」は、ともに美しい玉で、すぐれて美しいもの、高潔なもののたとえ。

 

 問5 披荊斬棘 -ひけいざんきょく-困難を克服しながら前進すること。
「披」と「斬」はどちらも切り開く、「荊」と「棘」はどちらもいばらのことで、いばらの道を切り開いて先にすすむという意味から。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 阿諛追従  

 

 問2 卑躬屈節  

 

 問3 媚眼秋波  

 

 問4 黄粱一炊  

 

 問5 無余涅槃

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 38.回答 39.出題

2021-07-04 08:35:47 | 漢字検定

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 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 


 問1 奢侈淫佚  -しゃしいんいつ-ぜいたくにふけり、みだらな楽しみや遊興にふけるさま。▽「奢侈」は度を越えたぜいたく。「淫佚」はみだらでだらしないさま。また、男女関係のみだらなさま。「佚」は「逸」とも書く。

 

 問2 随珠和璧  -ずいしゅかへき-この世に類をみない貴重な宝物のこと。
「隋珠」は随侯が贈られた宝玉、「和璧」は卞和が見つけた原石から磨き出された宝玉のことで、どちらも貴重な宝物のこと。
「隋珠」は「随珠」とも書く。

 

 問3 千巌万壑  -せんがんばんがく-険しい岩山と深い谷が続く景色。
「巌」は険しい岩山。
「壑」は深い谷。
「千」と「万」は数が非常に多いことを言い表す言葉。

 

 問4 得隴望蜀  -とくろうぼうしょく-人間の欲望は尽きることがないということ。
「隴」と「蜀」はどちらも中国の地名。
後漢の光武帝が望みを叶えて、隴を手に入れたが、次は蜀が欲しいと望んだという故事から。
「隴を得て蜀を望む」とも読む。

 

 問5 万寿無疆 -ばんじゅむきょう-健康でいつまでも長生きすること。
「万寿」は一万年の寿命ということから、長生きのたとえ。
「無疆」は限りがないということ。
限りなく長生きしますようにと、長寿を祝う言葉。
「万寿疆り無し」とも読む。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 鑿壁偸光  

 

 問2 銅牆鉄壁  

 

 問3 罵詈雑言  

 

 問4 瑶林瓊樹  

 

 問5 披荊斬棘

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 37.回答 38.出題

2021-07-03 09:13:30 | 漢字検定

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 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 雷霆万鈞  -らいていばんきん-他の比ではないほどの激しい勢いや力のたとえ。
「雷霆」は雷が轟くこと。
「鈞」は重さの単位のことで、「万鈞」は非常に重いこと。

 

 問2 悽愴流涕  -せいそうりゅうてい-痛々しいほどに悲しみ、涙を流す様子。
「悽愴」は見ていられないほど悲しむこと。
「流涕」は涙を流すこと。
「凄愴流涕」とも、「淒愴流涕」とも書く。

 

 問3 侈衣美食  -しいびしょく-豪華な衣装やおいしい食事のことで、ぜいたくな暮らしのこと。衣類や食べ物に、ぜいの限りを尽くすこと。

 

 問4 旌旗巻舒  -せいきけんじょ-戦いが何度も続いて起こることのたとえ。
「旌」と「旗」はどちらも旗、「巻」は巻く、「舒」は広げるという意味で、軍旗を巻いたり、広げたりするということから、戦いに明け暮れるというたとえ。

 

 問5 叱咤激励 -しったげきれい-大声で励まして、奮い立たせること。▽「叱咤」は大声で励ますこと。また、大声でしかること。「激励」は励まし、元気づけること。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 奢侈淫佚  

 

 問2 随珠和璧  

 

 問3 千巌万壑  

 

 問4 得隴望蜀  

 

 問5 万寿無疆

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 36.回答 37.出題

2021-07-02 08:21:58 | 漢字検定

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 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 爬羅剔抉  -はらてきけつ-隠れた人材を、あまねく求めて用いること。また、人の欠点や秘密をあばき出すこと。つめでかき集め、えぐり出す意から。▽「爬」はつめなどでかき寄せる、「羅」は網で鳥を残らず捕る意。「剔」「抉」はともに、そぎ取る、えぐり取る意。「爬羅」があまねく人材を求めることで、「剔抉」が悪い者を除き去る意とする説もある。

 

 問2 文恬武嬉  -ぶんてんぶき-世の中が平和なことのたとえ。
「恬」は心が穏やかな様子。
文官は心安らかに落ち着いていて、武官は日々を楽しんでいるということから。

 

 問3 落英繽紛  -らくえいひんぷん-花びらがはらはらと乱れ散るさま。▽「英」は花・花びら。「落英」は散る花びら、また、散った花びらのこと。「繽」は多く盛んなさま。「繽紛」は花の乱れ散るさま。

 

 問4 明眸皓歯 - めいぼうこうし-美女の形容。美しく澄んだ目もとと、白く美しい歯並びの意から。非業の死を遂げた楊貴妃をしのんで、唐の詩人杜甫が作った詩の語で、もとは楊貴妃の美貌を形容した語。▽「眸」は瞳のこと。「皓」は白くきれいなこと。「皓」は「皎」とも書く。「皓歯明眸」ともいう。

 

 問5 銘肌鏤骨 -めいきるこつ-深く心にきざみつけて忘れないこと。肌にきざみつけ、骨に彫り込む意から。▽「銘肌」は肌にきざみ込むこと。「鏤骨」は骨にきざみ込むこと。「肌に銘じ骨に鏤む」と訓読する。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 雷霆万鈞  

 

 問2 悽愴流涕  

 

 問3 侈衣美食  

 

 問4 旌旗巻舒  

 

 問5 叱咤激励

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 35.回答 36.出題

2021-07-01 09:17:25 | 漢字検定

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 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 枉駕来臨  -おうがらいりん-訪問を歓迎する敬語表現。
「枉駕」は進路を変えてわざわざ立ち寄ること。
「来臨」は来客があることの敬語表現。
”わざわざお越しいただきまして”という意味。

 

 問2 蠹居棊処  ときょきしょ-色々なところに悪人がいること。
「蠹」は木を食べる害虫の木食い虫。
「棊」は囲碁の碁盤の上にある碁石。
碁盤の上の碁石のように、木食い虫がたくさんいるという意味から。-

 

 問3 杯盤狼藉  -はいばんろうぜき-酒宴で、あたり一面に杯や皿が散らかっていること。また、宴会の乱れたありさま。▽「杯盤」は、ここでは杯と皿のこと。「狼藉」は物が散乱すること。狼おおかみは下草を踏み荒らして寝る習性があることから。

 

 問4 蘭摧玉折  -らんさいぎょくせつ-賢人や美人などが、その魅力を十分に発揮しないまま、世を去ってゆくこと。本来の意味は、蘭の花が散り、玉が砕け割れること。▽「摧」はくだける意。

 

 問5 賤斂貴発 -せんれんきはつ-価格が安いときに暴落を防ぐために買って保存しておき、価格が高くなったときに、高騰しすぎないように保存しておいたものを売って物価の安定を図る政策のこと。
「賤」は安価。
「斂」は集めること。
「貴」は高価。
「発」は出すこと。
「賤に斂め貴に発す」とも読む。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 爬羅剔抉  

 

 問2 文恬武嬉  

 

 問3 落英繽紛  

 

 問4 明眸皓歯  

 

 問5 銘肌鏤骨

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 34.回答 35.出題

2021-06-30 08:53:14 | 漢字検定

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 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 採薪汲水  -さいしんきゅうすい-自然に囲まれた環境で質素に暮らすこと。山で薪たきぎを集め、谷川の水を汲んで生活すること。

 

 問2 牛溲馬勃  -ぎゅうしゅうばぼつ-つまらないものや、役に立たない無用なもののたとえ。「牛溲」は牛の小便。「馬勃」は馬のくそ。一説に「牛溲」は下等な薬草のおおばこ。利尿作用があるという。「馬勃」は腐った木などに生えるきのこの類のほこりだけ。できものに効くといわれる。いずれも些細なものであるからいう。「溲」は「そう」とも読む。また、「勃」は「渤」とも書く。

 

 問3 鴟目虎吻  -しもくこふん-欲深く凶悪で残忍な人相のたとえ。
「鴟目」はふくろうのような目つき。
「虎吻」は虎のような口。
どちらも凶悪で残忍な人相のたとえ。

 

 問4 畳牀架屋  -じょうしょうかおく-重複して、無駄なことをすること。床の上に床を張り、屋根の上にさらに屋根を作るという意味。また、真似ばかりしていることもいう。

 

 問5 大廈高楼 -たいかこうろう-大きく高い建物のこと。それらが立ち並んでいる様子。高層ビル群。また、豪壮な建物のこと。▽「廈」は屋根をふいた家、「楼」は二階建て、または、それ以上の建築物のこと。「高楼大廈」ともいう。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 枉駕来臨  

 

 問2 蠹居棊処  

 

 問3 杯盤狼藉  

 

 問4 蘭摧玉折  

 

 問5 賤斂貴発

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 33.回答 34.出題

2021-06-29 08:58:28 | 漢字検定

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 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 苛斂誅求  -かれんちゅうきゅう-税金や借金などを容赦なく厳しく取り立てること。▽「苛」はむごい、また、責め立てる意。「斂」はおさめる、集める意。「誅」は責める意。

 

 問2 悲歌慷慨  -ひかこうがい-悲しげに歌い、世を憤り嘆くこと。社会の乱れや自分の不運などを、憤り嘆くこと。壮烈な気概のたとえ。▽「悲歌」は悲しげに歌うこと。「慷慨」は憤り嘆くこと。「慷慨悲歌」ともいう。

 

 問3 鳧趨雀躍  -ふすうじゃくやく-大いに喜んで小躍りすること。
「鳧趨」は鳥のかもが小走りに走ることで、かもは体を左右に揺らしながら小走りするということから、小躍りする様子のたとえ。
「雀躍」は鳥の雀が踊ること。

 

 問4 狼貪虎視  -ろうどんこし-野心が旺盛なことのたとえ。
または、無道で欲が深いこと。
「狼貪」は狼のように欲が深いこと。
「虎視」は虎が獲物を狙うように見ること。

 

 問5 宮車晏駕 -きゅうしゃあんが-天子が死ぬこと。
「宮車」は天子の車。
「晏駕」は夜になって霊柩車が墓に向かって出発すること。
天子が朝廷に来ないことを、夜になれば来るだろうと願う臣下の心情を表したという説もある。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 採薪汲水  

 

 問2 牛溲馬勃  

 

 問3 鴟目虎吻  

 

 問4 畳牀架屋  

 

 問5 大廈高楼

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 32.回答 33.出題

2021-06-28 09:59:41 | 漢字検定

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 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 海市蜃楼  -かいししんろう-蜃気楼のこと。実体や根拠などがなく、むなしくうつろなもののたとえ。また、現実性のない考えなどのたとえ。▽「海市」「蜃楼」ともに蜃気楼の意。大気の密度などが異なることによって起こる光の異常屈折現象で、砂漠や海上の空中などで物体の像が実際とは違った場所に現れる現象。「蜃」はおおはまぐり。古代中国ではこれの吐き出す息で蜃気楼ができると考えられていた。「蜃楼海市」ともいう。

 

 問2 嚆矢濫觴  -こうし-らんしょう-物事の始まり・起こり。▽「嚆矢」はかぶら矢の意。転じて、物事の始まり。昔、戦いを始めるときに、かぶら矢を敵の陣に射かけたことからいう。「嚆」は高鳴る、矢が鳴る意。「濫觴」は川の源の意。転じて、物事の初め。大きな川もその始まりは觴に溢れるほどのわずかな流れであることからいう。「濫」は溢れる意。「觴」はさかずき。「嚆矢」「濫觴」とも同じ意で、これを重ねて意味を強めた語。

 

 問3 彗氾画塗  -すいはんがと-何の問題もなく簡単にできることのたとえ。
「彗氾」は水溜りを箒で掃くこと。
「画塗」は刀を使って泥に線を引くこと。

 

 問4 三釁三浴  -さんきんさんよく-何度もからだに香を塗ってよい香りをつけ、何度もからだを洗い清めること。人を待つときなど相手を大切に思う情をいう。▽「三」は何度もの意。「釁」は香料をからだに塗ること。「浴」は湯水でからだを洗うこと。湯浴み。

 

 問5 春蛙秋蝉 -しゅんあしゅうぜん-うるさいだけで、役に立たない無用な言論のたとえ。やかましく鳴く春のかえると秋のせみの意から。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 苛斂誅求  

 

 問2 悲歌慷慨  

 

 問3 鳧趨雀躍  

 

 問4 狼貪虎視  

 

 問5 宮車晏駕

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 31.回答 32.出題

2021-06-27 09:31:30 | 漢字検定

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 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 


 問1 蛙鳴蝉噪  -あめいせんそう-無駄な表現が多く、内容の乏しい下手な議論や文章。無用の口論や下手な文章をいう。蛙や蝉がやかましく鳴くように、騒がしいだけでなんの役にも立たないという意から。▽「噪」は騒がしく鳴く意。「蝉噪蛙鳴」ともいう。

 

 問2 漿酒霍肉  -しょうしゅかくにく-この上なく贅沢なこと。
「漿」は一度沸騰させて冷ました水。または、酢のこんず。
「霍」は貧しい人が食べる豆の葉のこと。
酒を水のように扱い、肉を豆の葉のように扱うという意味から。
「酒を漿とし肉を霍とす」とも読む。

 

 問3 黛蓄膏渟  -たいちくこうてい-水面が落ち着いていて静かな様子。
「黛」は眉を書いたり、整えるために使う墨で、青黒い色をいう。
「膏」は油。
油で満たされているように静かで、青黒く淀んでいる水面ということから。

 

 問4 摩頂放踵  -まちょうほうしょう-頭の先から足のかかとまですり減らすほど、自分を顧みず、他人のために努力すること。孟子もうしが墨子ぼくしを評した語。▽「摩」はすり減らす意。「頂」は頭のこと。「放」はいたる、とどく意。「頂を摩して踵に放る」と訓読する。

 

 問5 水天髣髴 -すいてんほうふつ-遠くの海と空の境(水平線)がぼんやりとしていて、どこまでが海でどこまでが空なのかはっきりしない様子。
「水天」は海と空のこと。
「髣髴」はぼんやりとしていてはっきり区別できない様子。
「水天彷彿」とも書く。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 海市蜃楼  

 

 問2 嚆矢濫觴  

 

 問3 彗氾画塗  

 

 問4 三釁三浴  

 

 問5 春蛙秋蝉

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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