日経トレンディ 2023 上半期 ヒット大賞-コンビニ
「生コッペパン シリーズ-ファミリーマート」
*https://mrs.living.jp/k_gourmet/article/5016886 より
「コッペパン」といえば給食の定番とも。
しかしファミマから出たのは「生コッペパン」。
一体「コッペパン」って何?
コッペパンとは、紡錘形で、片手で持てる大きさで、底が平たいパンである。日本独自のパンである。
形状はフランスの「coupé(e)(クッペ)」パンや、アメリカ合衆国などで見られるホットドッグバンズ(英: hot dog bun)と似ている。
語源・起源
「コッペ」の語源は確かではない。
一説にはフランス語で「切られた」を意味する(仏: coupé(e))にあるとされる(自動車のクーペと同語源)。スライスされたり、サンドイッチ用に真ん中に切れ目を入れられたりした場合、もう一つは焼き上げる前の生地にナイフで切れ目(クープ coupe)を入れられた場合に、この語が用いられる。日本の一部インターネット・サイトでは、切れ込みが入った紡錘形の小型フランスパンをクーペ(またはクッペ)として紹介しているが、フランスではパンの名称としてはまず聞かれないものである。なお、クープを入れるフランスの小型バゲットはリーンタイプ(小麦粉以外の材料が少ない、特に油分・糖類を添加しないパン)であり、リッチタイプ(小麦粉以外の材料が多い、特にバター・牛乳・卵などの油分、砂糖などの糖類があるパン)である日本のコッペパンとは外皮の固さなど相違点が多い。
『日本国語大辞典』には、石川淳の『焼跡のイエス』(1946年)の一節「弁当用のコペが二きれはひってゐる」が引用として挙げられているが、より古くさかのぼって、太平洋戦争前の日本のシェフが、いわゆるフランスパンを「コツペー」と呼んでいる記録がある。
一説によると、明治末期にアメリカでパンの製法を学び、大正時代にイーストによる製パン法を日本で初めて開発した田辺玄平(たなべ げんぺい)によって考案され、日本独自の発展をしたパンであるともいう。田辺玄平を祖とする丸十製パンによれば、1919年に日本陸軍へ納入するために開発した、食パン生地を使った小型パンをもってコッペパンの元祖とし、丸十の「十」にちなんで毎月10日を「コッペパンの日」としている。
学校給食とコッペパン
学校給食が開始されると、献立の主食は1980年代頃まで、コッペパンが主食を担っている場合が多かった。以下のような理由があった。
米飯の場合は、米を炊き、運搬、昼食時まで保管、配膳、食後は食器を洗うという、厨房設備の整備と、多くの手間が必要である。コッペパンはそれらが省ける(町のパン屋が委託され、学校給食用のパンを製造していることも多い。また、子供でも取り扱いが容易で、衛生的であり、トータルコストも低く済ませられる)。
太平洋戦争直後の食糧難の時代に、進駐軍が小麦や脱脂粉乳を放出していて(ララ物資)、国産の米穀よりも入手が容易で、安価であった。
栄養的で食生活の改善に役立つ。
主食として飽きがこない。
1950年当時の学校給食用パンの規格では、原料配合率は質量比で、小麦粉が100・砂糖が3・マーガリンが2・イーストが2・食塩が1.7で、水分は全質量の37%以下、製品質量は10食あたり1,424gであった。
2019年現在では飯食が主なので、パン食は週に1-2回程度。コッペパン以外にも食パンやロールパン、クロワッサンなどの多種多様なパンが出されることもあるため、昔に比べてコッペパンの登場回数が減っている場合もある。
*Wikipedia より
正直、「あんな形-切り込みの有無別」のパンというだけか?
昭和の頃のコッペパンは、全く「味」がしなかった。パサつき感も半端じゃなかったし。つまり安価で提供しやすい、米飯の代用品というだけだったのでは?