「061 変形多角形による角柱グラス」
変形多角形による角柱グラス
水を入れるとほのかに色付いた表情に
ガラスを薄く吹く、「うすづくり」という技術を使って作られたこの印象的なフォルムのグラスは、大正5年に浅草で創業したガラスメーカー「吉沼硝子」が手がけたもので、職人によってひとつひとつ作られている。
「うすづくり」というと無色透明なものが多いが、このグラスは底に色が塗られている。バリエーションはクリア・ブルー・ピンク・イエローの4種類。水を入れると底の色が反映され、少し色づいた表情を見せる。
また、形も特徴のひとつで、真上から見ると非対称な多角形になっている。対称の工業製品が多いなか、柔らかい印象を醸している。サイズは大中小という展開。ひとつひとつちがった形ゆえの、独特の揺らぎが味わい深い。
*https://www.japandesign.ne.jp/products/2015/10/10459/ より
吉沼硝子株式会社 東京都台東区三筋 1-10-4
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