「馬のかみしめ」
【産地】置賜地域>山形県南部、長井市
【特徴】山形のえだまめの在来種。平たくて薄い緑色の豆。大豆になると豆の表面に馬の奥歯で噛んだような跡があることから、「馬のかみしめ」といわれるようになった。
【食味】味が濃く、噛みごたえもたっぷりの枝豆で、一般的な枝豆や大豆と同様に調理できる。茹でる際には少し長めに茹でたほうが甘みが増す。枝豆、味噌、納豆、豆腐、じんだん等
【来歴】収穫時期が枝豆の消費が少ない彼岸以降になり収穫したあとも平らな豆は選別に時間がかかることから生産者が減り一時絶滅したとも言われていた。
【時期】9月下旬〜10月上旬
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-61 より
うまれ
だだちゃ豆と並ぶ山形の枝豆の在来種である馬のかみしめは、山形県南部、特に長井市で作られています。大豆になると豆の表面に馬が咬んだような跡があることから、「馬のかみしめ」といわれるようになったようです。平たくて薄い緑色の豆なので、他県では「青平豆」とも呼ばれています。
馬のかみしめは、一時は途絶えた品種だと言われていました。しかし一部の農家が種を保持していたことから、近隣の農家で協力し栽培量を増やしていきました。
そだち
馬のかみしめは、9月下旬から10月上旬にかけて収穫されます。
生育のばらつきが多く木が倒れやすいため、栽培が大変です。また、収穫時期は枝豆の消費が少ない彼岸以降になり、収穫したあとも平らな豆は選別に時間がかかることからも、生産者が減り一時絶滅したとも言われました。
おいしさ
味が濃く、噛みごたえもたっぷりで、噛めば噛むほど味わいが増す大豆です。枝豆や大豆と同様に調理できます。茹でるだけでももちろんおいしいですが、加工品にした時のおいしさは茶豆にも勝るといわれています。そのおいしさから、味噌や納豆、豆腐、お菓子にも利用されています。
*https://yamagata-okitama-shoku.net/shokuzai.cgi?catid=dentouyasai&shokuzai=umanokamisime より
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