「恵利原の水穴」
恵利原の水穴(えりはらのみずあな)は、三重県志摩市磯部町恵利原にある湧水である。
別名天の岩戸で、1985年(昭和60年)「恵利原の水穴(天の岩戸)」として環境省の名水百選の一つに指定された。石灰洞として、大沢の水穴の名でも知られる。
*Wikipedia より
伊勢志摩国立公園内の逢坂山の中腹にある洞窟から湧出しており、志摩用水の源水となっている。天照大神が隠れ住まわれたと伝えられる伝説の場所。地元老人クラブが毎月例祭、清掃等の環境活動を行っている。
水質・水量
水質・水量は選定当時とほぼ変わらないが、年2回(夏冬時)水質調査を行っており検査日時によって大腸菌が検出されるときもある。水量も変わらず日量31,000トンである。PHは7.8、味や臭気も異常なしで良好な状態を保っている。
由来・歴史
天照大神が隠れ住まわれたと伝えられる伝説の場所。水穴の近くには雨乞いにご利益があると言われている水神が祀ってある。現在の参道は大正時代に真珠王の御木本幸吉が、一人でも多くの方に訪れて頂けるように改修したと言われている。
水質保全活動
毎月22日に恵利原老人クラブが例祭を開催し、清掃・整備等の保全活動を積極的に行っている。
おすすめの時期-7月~8月(夏) 四季を通じて、地元市民や観光客が訪れている。
周辺の自然環境
一帯が石灰岩の岩山で、伊勢神宮林等の樹木で覆われた空間となっている。周囲は透き通るように清らかな空気に満ちており、水穴からあふれる冷たい水と神々しい木立の清浄感のリラクゼーションが味わえる。
流れ出た水は、満々と水をたたえる神路ダムへと注がれ、雄大な神宮林が生み出す清らかな水を集め、志摩半島の水瓶として利用されている。また、近くには‘おうむ岩’や皇大神宮(内宮)の別宮の伊雑宮がある。
利用状況-観光案内等では煮沸して飲むことを勧めている。※ご飯を炊いたりお茶を点てたりする個人はいるが、商用としては認めていない。
イベント情報-「桜咲く、天の岩戸で茶屋開き」(3月下旬から4月上旬の休日)→水穴の手前にある「オオシマザクラ」の花見会が志摩観光協会により行われている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=51 より
ごはんを炊いたりお茶を点てたりするなど、個人の採水は認められていますが、商用としては認められていないため、ミネラルウォーターとしての市販はされていません。
*https://www.flair-water.jp/meisui/2200/#i-8 より
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