「仙台芭蕉菜」
【生産地】宮城県仙台市
【形状】葉の色はやや淡く、葉の中肋が長く、葉のシワは少ない。葉が大きく、60~80㎝にも育つ漬け菜の仲間。葉の形が芭蕉に似ていることから芭蕉菜の名がある。
【食味】仙台芭蕉菜の漬物には臭みがあるため、現在は漬物用としては自家用に県北部でわずかに栽培されているだけである。熱湯で湯通ししてから漬けるとやわらかく漬かり、その漬物のでごはんを巻いたり、炒め物、鍋にも用いる。
【来歴】江戸時代から明治時代にかけては、漬物用の菜として栽培されていた。耐寒性の強い漬け菜類の一種で、葉の形が芭蕉に似ていることからこの名前がついたといわれている。東北から北関東にかけて芭蕉菜とよばれているツケナの種類であり、分類学的にはナタネ類から分化したものと考えられている。福島や岩手などで栽培されている芭蕉菜はタカナの仲間である。ほかの芭蕉菜と区別するために「仙台芭蕉菜」とよんでいる。
【収穫時期】8月下旬に播種し、間引きをしながら冬に収穫する。
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D%E5%AE%AE%E5%9F%8E/#i-12 より
*<伝統野菜> 岩手 芭蕉菜 も参考に
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます