「伏見の御香水」
御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ、ごこうぐうじんじゃ)は、京都市伏見区御香宮門前町にある神社。旧社格は府社。通称御香宮、御幸宮。伏見区内の伏見・桃山・向島地区の産土神である。
神功皇后を主祭神とし、夫の仲哀天皇、子の応神天皇ほか六神を祀る。神功皇后の神話における伝承から、安産の神として信仰を集める。
もとは御諸神社といい、式内社・御諸神社の論社とする説がある。創建の由緒は不詳であるが、貞観4年(862年)に社殿を修造した記録がある。伝承によるとこの年、境内より良い香りの水が湧き出し、その水を飲むと病が治ったので、時の清和天皇から「御香宮」の名を賜ったという。この湧き出た水は「御香水」として名水百選に選定されている。ボトルを持参して取水する地元民も多い。菟芸泥赴によれば筑紫国香椎宮から勧請したという記録がある。
*Wikipedia より
昔、瀕死の猿曳きに、猿がこの水を飲ませると忽ち元気になったという逸話もある。現在でも霊水として、病気平慰、茶道、書道用に持ち帰る人が多い。また「御香宮」の名の起源となった水で「伏見七名水」の一つとして、よく知られていた。
水質・水量
水量及び推移は把握していないが、毎日安定して供給されている。
由来・歴史
昔、諸国を回ってきた猿曳が息も絶え絶えにここへたどり着いたとき、肩に乗っていた猿がこの水を飲ませると忽ち元気になったといわれている。現在でも霊水として、病気平慰、茶道、書道用に持ち帰る人が多い。また「御香宮」の名の起源となった水で、「伏見七名水」のひとつとして有名であった。
水質保全活動
昭和60年に設立された「御香水保存会」により、月釜会や献茶会等が開催
おすすめの時期-「寒の水はくさらない」という謂れから、寒い時期の水がお勧め。また、境内については新緑の季節が見ごろ。
周辺の自然環境-御香水で知られる御香宮神社は、伏見区の東に横たわる桃山丘陵地帯から、西南にかけて流れる豊富な地下水に恵まれた地にある。神社の南にはかつて伏見桃山城の城下町として整備された大手筋が通り、その西側には店舗が建ち並ぶ伏見区の代表的な「大手筋商店街」がある。一方で、神社のすぐ東には国道24号線が走り、周辺は人々の行き来が盛んで賑わっている。そのような環境の中で、境内には森が残されている。
利用状況-毎日数百人が、飲用、茶道、及び書道等のために水を汲みに訪れている。
イベント情報-月釜会(月一回開催)・・・御香水保存会により開催されているお茶会。
献茶会(年一回4月ごろ開催)・・・御香水に感謝し、顕彰するために行われる三千家家元による献茶会。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=54 より
伏見の御香水は、一般的な販売がされていません。しかし、安定した供給量があり自由に採水ができるため、連日病気平慰を願う人がこの水を汲みに来ています。
*https://www.flair-water.jp/meisui/2432/#i-8 より
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