「のびのび放牧!やわらか〜く甘〜い!豚肉〜静岡・富士宮市〜」 2022年7月11日
富士のすそ野を自由に走り回る豚!朝霧高原で行われている豚の放牧飼育、ストレスフリーの環境がやわらかく甘い豚肉を育みます。絶品の味を引き出す驚きの調理法もご紹介!
豚は生産効率を高めるため豚舎に集めて育てられるのが一般的ですが、朝霧高原では広大な牧草地に放牧させて飼育しています。食材ハンターの尾碕真花さんが生産農家を訪ねると、そこでは豚のストレスや腸内環境にまで配慮したきめ細かい飼育が行われていました。大自然の中での適度な運動と特製のエサで育まれた肉は絶品、おなじみの豚肉料理も感動の味わいに大変身します。きょうからあなたの豚肉の常識が一変すること間違いなし!
「うまいッ!」の秘密
放牧場では、豚は自由に動き回り、好きなときにエサを食べたり、水を飲んだりしています。このストレスフリーの環境が肉にも良い影響を与えています。さらに、適度な運動をすることで、弾力があって、やわらかい肉になるというのです。
関谷さんは、おいしい豚肉を生産するために15種類ほどの材料を自家配合しています。その材料のひとつ、落花生は、オレイン酸という成分が多く含まれ、それを食べた豚の脂身が甘くなるといいます。
「豚肉のしょうが焼き」&「豚肉の天ぷら」について
【豚肉のしょうが焼き】※豚本来のおいしさが味わえる、まるでステーキのような しょうが焼き
<材料(1~2人分)。
・豚肉(肩ロース):厚さ1cmを1枚
・しょうが(すりおろし):1片
・しょうゆ:適量
<作り方>
1)しょうがをすりおろし、しょうゆと混ぜておく。
2)厚さ1cmに切った肉をフライパンで焼く。ふたをしながら強火で焦げ目がつくまで両面焼く。
3)焦げ目がついたら、火を止めて肉を取り出し、3分ほど寝かせて、繊維を断ち切るように切る。
4)肉を取り出したフライパンに、1)のしょうがじょうゆ入れ、香りが飛ばないようにひと煮立ちさせる。
5)切った肉をお皿に盛り付け、4)をかければ、できあがり!
【豚肉の天ぷら】※さっぱりやわらか!“豚”の脂で揚げた“豚”の天ぷら
<材料>
・豚の背脂:500g
・サラダ油:大さじ2
・豚(ひれ肉):適量
・塩、こしょう:適量
・卵:2個
・小麦粉(ふるいにかけておく):2カップ
<作り方>
「ラード作り」
1)豚背脂を3cmほどに切る。
2)深い鍋にサラダ油を入れ、1)豚背脂を2~3回に分けて入れる。
3)中火で混ぜながら熱すると油が出てくるので、きつね色になったら鍋の中身をこせばできあがり。
「天ぷら作り」
1)豚ヒレ肉を7mmほどの厚さに切り、塩こしょうをする。
2)卵、小麦粉、水(卵と足して2カップ)を混ぜ、てんぷら衣を作る。
3)ヒレ肉に小麦粉(別分量)をまぶしてから、2)のてんぷら衣につけて、175℃のラード油で、2分ほど揚げれば、できあがり!
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/QJ25MK44RL/ より