「いにしぇの里葡萄酒/ inishie.no.sato」
2017年6月30日果実酒製造免許を取得しました。
塩尻市北小野地区を新たな葡萄、ワインの産地として確立し、この土地の個性を表現したワイン作りを目指しています。
縄文時代から人々が住み、7年に1度の御柱大祭、秀吉裁定により分断された歴史ある小野地区。
過去から現在、そして未来へ、現在(いま)が古(いにしえ)と言われるその時代(とき)まで結ばれる事を願いながら。
いにしぇの里葡萄酒/ inishie.no.sato 長野県塩尻市北小野2954
*https://www.winery.or.jp/winery-map/10707/ より
商品リスト
「相対性」メルロー&カベルネ・フラン 2020
ジャパンワインコンペティション2022にて銅賞を受賞しました!
前半の梅雨時期、明け後6~8月上旬までの雨が多く熟すのが遅れましたが、9月からは天候も回復し、晩熟品種のメルロー、カベルネ・フランはとても品質の良い葡萄を収穫することが出来ました。
メルロー、カベルネ・フラン(全房発酵)ともに自然発酵させ、12ヶ月の樽熟成(新樽比率60%)を行い、7か月瓶熟成後のリリースとなります。
カシス、ドライプルーン、キャラメルなどの香りに、果実味と樽由来の香ばしい味わい、優しい口当たりの辛口赤ワインとなりました。
メルロー(93%)、カベルネ・フラン(7%)。抜栓2~3日後がオススメです。
スパイスを効かせた牛肉ステーキや煮込み、蒲焼などとも相性が良いとおもいます。
「Transformation」シャルドネ 2020
2020年のシャルドネはこれまでの仕込みを180度変更し、赤仕込み(皮と種を一緒に発酵)させたオレンジワインとなりました。シャルドネに関しては、もっと飲み応えのある濃厚な白ワインにしたい!と考えており、今回初めてチャレンジしました。狙い通り濃厚でリンゴ蜜のようなニュアンスに、渋みや苦みも若干あるしっかりとした味わいになりましたが、醸しの影響だと思いますが、香りは少々物足りなく感じます。赤仕込みに加え、自然発酵、MLF(乳酸発酵)、古樽にて12ヶ月の熟成をおこないました。
魚介のエスカベッシュ(南蛮漬け)や鳥ささみポン酢、甘酸っぱい中華などと相性が良いようにおもいます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます