「国立国際美術館」
国立国際美術館は、大阪市北区中之島にある、独立行政法人国立美術館が管轄する美術館である。収蔵品は第二次世界大戦以後の国内外の現代美術が中心だが、現代美術以外の企画展なども開催している。設立は1977年(昭和52年)。当初は大阪府吹田市の万博記念公園にあったが、2004年(平成16年)に現在地へ移転した。
設計者は建築家シーザー・ペリ。大阪市立科学館に隣接する敷地に、美術館としての機能を果たす主要部分を全て地下に収めたユニークな建物で、エントランス・講堂、レストラン、ミュージアムショップなどは地下1階に、展示室及び収蔵庫は地下2・3階にある。展示室のうち、企画展(現代美術に限らず、新聞社主催の様々な展覧会が開催される)は地下3階で、所蔵作品展(および、現代美術の若手など重要な作家を紹介する企画展シリーズ)は地下2階で行われている。
主に1945年以降の国内外の現代アートを国内最大規模の約8,000点所蔵しており、年に数回魅力あるテーマで展示替えをする所蔵作品展では、現代美術を語る上で重要な作家や作品を紹介している。
主な収蔵品
ポール・セザンヌ、パブロ・ピカソ、マックス・エルンスト、藤田嗣治、国吉康雄ら戦前の代表的な作家の作品がいくつかある以外は、全て戦後の作品である。1978年に大橋化学工業の創業者で現代美術コレクターでもあった大橋嘉一のコレクションから、具体美術協会の作品など828点を遺贈されている。
*Wikipedia より
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