「海豹 あざらし」
アザラシ(海豹、Phocidae)は、鰭脚類に含まれる海棲哺乳類(海獣)のグループである。アザラシ科、もしくはアザラシ科アザラシ亜科に分類される。
呼称
日本の北海道に住むアイヌは、アザラシをアイヌ語で「トゥカㇻ(tukar)」と呼んだ。これが転訛して和人の猟師がアザラシを「トッカリ」と呼ぶようになった。
*Wikipedia より
アザのような豹の模様ような「アザラシ/海豹」
のんびりゆったり、いつも日向ぼっこをしているイメージのアザラシ。白くて綿毛のようにふわふわの愛らしい赤ちゃんとともに、穏やかで愛嬌たっぷりの動物です。
この動物はアザラシ科に属する哺乳類の総称で、魚や貝、甲殻類が主食。ヒレ状の足と青黒い毛に黒の斑点が目印です。ゴマフアザラシ、ゼニガタアザラシ、クラカケアザラシ、ゾウアザラシなどの約20種が、北洋を中心とした世界中の海や淡水湖で生息しています。
では、なぜ「アザラシ」と呼ばれているのでしょうか。諸説ありますが、その語源は体の斑点(アザ)にあるとされています。例えばゴマフアザラシは真っ白な産毛に覆われて生まれますが、母乳で3週間ほど育てられると体毛は抜け、母親と同じゴマ模様のアザが現れます。アザの獣、つまり「痣(アザ)之(ラ)獣(シ)」というわけです(「之」は当時、接尾語の「ラ」を発達させて読んでいた漢字)。
また、現代の漢字では「海豹」の当て字がなされていますが、この漢字も豹のようなアザのある獣として名付けられたと推測されています。
ちなみに北海道の海域にはアゴヒゲアザラシ、フィリアザラシ、ゼニガタアザラシ、ゴマフアザラシ、クラカケアザラシが生息しており、昔から現地に住んでいるアイヌ民族や漁民の間では、アザラシをアイヌ語の浜ことば「トッカリ」という名で呼んでいました。
*https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/258 より
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