「被災地の希望の果実 キウイフルーツ〜福島・大熊町〜」 2024年11月24日
東日本大震災による原発事故で甚大な被害を受けた福島県大熊町。かつて町の特産品だった「キウイフルーツ」の復活をめざす若い移住者たちがいます。その挑戦の現場に密着!
「フルーツ香るロマンの里」をうたい文句に果樹栽培が盛んだった福島県大熊町。原発事故で農業も途絶えていましたが、避難指示の一部解除とともに農業再生の動きが活発化、若い移住者たちは特産だった「キウイフルーツ」の復活をめざしています。除染で失われた土の再生など、多くの困難を乗り越えながら今収穫を迎えた生産現場を食材ハンター松井絵里奈さんが訪ね、甘くておいしい、生産者の思いの詰まったキウイをいただきます。
「うまいッ!」の秘密
地面から2メートルほどの高さに針金を張り巡らせ、枝を固定する棚仕立て。こうすることで葉や実に光があたり、甘みのもと・糖になるデンプンを多く蓄えられる。枝が細くて柔らかいうちに1本1本、向きを調整しながらテープで固定することが重要。
放射性物質の除染作業によって、栄養を含んだ土はすべて剥ぎ取られてしまいました。ゼロからの土づくりに欠かせないのが、福島市産の鶏糞の肥料やいわき市産の魚のアラで作られた肥料。キウイの成長を促し、甘くなめらかな食感を有無出すといいます。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/WLZ2N1VX1M/ より
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