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<伝統野菜> 宮城 石森の垣まめ

2021-05-29 08:18:59 | 伝統野菜

 「石森の垣まめ」

 【生産地】宮城県登米市中田町石森桑代

 【形状】スナップエンドウに似ている。紫のきれいな花が咲く。

 【食味】風味がとても強く、個性的な味。味噌汁に入れて食す。

 【来歴】現在は、中田町石森桑代の佐藤家のみで栽培。その年初めて収穫した石森かぎまめは、畑から比較的大きめなジャガイモを採り、あぶらげなどと一緒に炊く変わりご飯を炊きます。佐藤家ではこれを「いもっこごはん」と呼んでおり、一年に一回、最初の収穫時にきまって食べているそう。

 【収穫時期】6月

*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D%E5%AE%AE%E5%9F%8E/#i-16 より

 

 石森の垣まめ
 生産地 登米市中田町石森桑代地区

 由来
 石森かき豆1中田町石森桑代にお住まいの佐藤澄子さんが40数年前に佐藤家に嫁いできたときには、姑がこのかぎまめをつくっていましたが、澄子さんに代替わりしてからもつくり続けてきました。近所で同じかぎまめをつくっていた人もいましたが、みんなやめてしまい、今では佐藤さんだけになっています。

 

 特徴
 石森かき豆2スナップエンドウに似ていますが、風味がとても強く、個性的な味がします。スナップエンドウは白い花を咲かせますが、石森かぎまめは紫のきれいな花が咲きます。

 

 栽培方法
 石森かき豆3毎年12月15日前後に種まきをします。種を播くときは、ねずみ対策として、播いた種の上に杉の葉を敷き詰め、その上に土をかけています。土は厚めに5cmぐらいかけています。

 また、種はさやから出さず、さやごと播くのが特徴。発芽率があまり高くないので、多めに種を播いています。

 

 主な活用・料理方法
 石森かき豆2ほとんどは味噌汁にいれて食べています。6月になり、その年初めて収穫した石森かぎまめは、畑から比較的大きめなジャガイモを採り、あぶらげなどと一緒に炊く変わりご飯を炊きます。佐藤家ではこれを「いもっこごはん」と呼んでおり、一年に一回、最初の収穫時にきまって食べているそうです。

 

 生産者インタビュー佐藤澄子さん
 石森かき豆5おばあさんがこのかぎまめを作っていたのを引き継いで、何十年も当たり前のようにかぎまめを作り、種を採ってきました。今回の伝統野菜復活プロジェクトのお話をもらい、大事なことだったのかと気づきました。他の野菜は種を買って更新してますが、かぎまめだけは他の作物にない味なので、これからも地種で作り続けていきたいです。

 

 お問い合わせ

 登米市産業経済部地域ビジネス支援課

*https://www.city.tome.miyagi.jp/business/dentoyasai/ishi_kakimame.html より


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