「ずいき」
【生産地】健軍、御幸、飽田
【特徴】「ずいき」はハス芋の葉柄の部分のこと。地域によっては「トイモ」とも呼ばれている。乾燥させたものは「いもがら」と呼ばれる。葉柄の色は薄い緑色で、高さ2mほどになる。
【食味】歯ごたえがよく、シャキシャキとした食感。香りも甘みも強く、えぐみは少ない。調理の際に煮崩れしにくい。特に8月~9月の一番暑い時季が美味しいと言われている。
【料理】煮物、煮しめ、酢の物、漬物、干しズイキ
【来歴】室町時代以前に渡来(原産地:インド東部からインドシナ半島) したとされ、熊本では古くから食べられている。加藤清正公が籠城する時の保存食として備えたという話や細川家の幻のレシピとされる『料理方秘』にも白ずいきが素材として登場したり、将軍家に献上したりしたという話が残っており、熊本とのゆかりは深い。「ひご野菜」に選定されている。
【時期】7~11月(旬は8月~9月)販売期間は8月~11月(霜の降りる)まで
スーパーや直販所で販売されている。
*https://tradveggie.or.jp/43-kumamoto/#i-22 より
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