今回の写真はすべて携帯電話のカメラで撮影しています。
お見苦しい物もありますが、お許し下さい。
この記事は、一部、私の推測の部分も含まれています。
二月になりました。暦の上では、節分が過ぎれば、もう春ですが・・
まだ、まだ寒い日が続きますが・・体調を崩されませんように・・・
しかし、タイトルの通り、氷河期が近づいてきました。なんとも出来ません。
さて、私が航空機を撮影する飛行場
ホームグランドの一つが、愛知県立 名古屋飛行場(県営名古屋空港)です。
半分は航空自衛隊が常駐しています。
輸送機の運用が主ですが・・管制は自衛隊が行っています。
民間側は、県が事業主です。定期便は、フジドリームエア(FDA)が定期便を飛ばしています。
防災、警察、各放送会社、ヘリ、小型機の運行会社、
また三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所があり現在は自衛隊航空機の
メンテナンスを行っているが、2013年の遅くには、ここから
久しぶりに、日の丸旅客機MRJが飛び立つ予定の地です。
昔、名古屋空港と呼ばれていた時代、国際線のターミナルの部分が、現在は商業施設になり、
営業しています。国際線の飛行機が駐機していた場所は、現在は駐車場になっています。
さて、この飛行場の民間側は、すぐ近くの誘導路を進む、飛行機やヘリを短いレンズで、
それなりに、撮影する事が可能です。定期便なら、時間通りに発着しますので、
待っていれば、それなりに撮影が可能・・・しかし、定期便は空港時代に比べれは、
非常に少なく、物足りません・・上記にも書きましたが・・
しかしです。不定期に飛ぶ飛行機は、珍しい物も多くて、飛行機好きには、たまらない場所です。
昨年は、お見えになったかどうかは不明ですが・・
海外からも、毎年撮影ツァーでこられる方も・・勿論個人でおいでになる方も見えます。
こんな、雰囲気です。勿論日本の各地からも・・
この柵の向こう側が、誘導路と滑走路です。
この、ガードレールの反対側は駐車場で、商業施設があります。映画館も併設。
大体、お昼食は、この中のスーパーにお弁当を買いに行くか、
フードコーナーに、ワンコインを握り締めて、食べに出かけます。
駐車場も大変広く・・下記写真の奥が滑走路・・・
駐車場は無料です。夜間は、締め出されますので、停めておくことは出来ませんが・・
小型機もこのように見えます。 管制塔が小さく見える側が自衛隊エプロン。
報道と消防の機体です。奥の山の上のお城は、小牧城です。
なぜ、こんな写真をお見せしたかと言うと、つい最近、測量が終わったようです???
え~? 測量?? そうです。
このエリアはフェンスの金網一枚で仕切られているだけですが、
とうとう、二重フェンスになるようです・・と言う事は、金網に近づいての撮影は出来なくなります。
何時から始まるのか、一年先か半年か明日からか・・時期については
まったく検討が付きませんが・・・
また、どのような二重フェンスになるのかも、まったく不明ですが・・・非常に撮影しにくくなります。
金網フェンスの建てた位置により、滑走路や誘導路の機体に金網が写り込む可能性が、
有ります、今まで二重になったところは、だいたいそのようになります。
対策は、1m20cm以上の脚立が必要になり、その上に立って撮影となり、不安定!!
今、写真を並べたスーパーの場所は、今の時期、撮影が可能な場所ですが、
夏場になると、滑走路上の風の向きが変わるために、この場所では、撮影できません。
そうなると、国内線のターミナル側に出向く必要があるのですが・・コチラもMRJの製造が、
本格的になるために、工場を建てる用地が滑走路に沿って建てる様ですので、
視界が望めなくなるようです。
どうしましょう!!! 撮影ポイントがなくなります・・・
また、この時期に滑走路横の建物を快く貸していただいていた会社が、1月末をもって閉鎖!!
この会社のご好意で駐車場から、フエンスを気にせずに撮影できましたが・・
今は、引越しの真っ最中!!
この場所は、非常によい撮影ポイントでしたが・・・
日本国内を含めて、どこの空港も、いまどこでも撮影には、厳しくなりました・・・・
航空機を写す為の環境は、年々狭められて超氷河期を迎えた事になります・・
もう、私が生きている間には、この氷河期は解消されないでしょう。
全国の、航空機ファンの方、この場所で撮影できるのも、何時まで続くかわかりませんが・・
冬晴れの続く、名古屋飛行場に、厚着をしておいで下さい。
しかし、撮影できなくなる現実は、直視する必要はわかりますが・・困ったものです。
海外のマニアのように真横の写真をリクエストされても、金網は写り込むし・・・・
私には、もう差し上げられる、写真が撮れなくなりそうです。
撮影のたびに、色々な事が起こり、楽しかったり、ビツクリしたり・・・
飛行機の写真から去って行った友人の顔・・
こうして、一つの歴史が、また消えていきます。